奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史(草思社文庫) [文庫]
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奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史(草思社文庫) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2019/02/05
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奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史(草思社文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    壇ノ浦の合戦から室町時代まで、天皇の証をめぐる壮絶なドラマとは。壇ノ浦の合戦、南北朝の対立、皇位奪還を狙う後南朝―鏡・剣・玉という、歴代天皇の皇位継承のシンボル「三種の神器」をめぐって繰り広げられた争奪戦を叙述する。中世において神器はどのような意味があったのか、そして、当時の政治情勢にいかなる影響を与えたのか。様々な事件を通して、変わりゆく人々の三種神器観の変遷を鮮やかに描き出す。
  • 目次

    第一章 宝剣喪失――鎌倉期における三種神器
    三種神器とは何か/さまざまな表記/三種神器の由来/天皇即位と三種神器/平氏の栄光と没落/都落ちする平氏――神器の行方/失われた朝廷のシンボル/践祚をめぐる攻防/勘文という根拠/「如在之儀」と「太上法皇詔書」/後鳥羽天皇の即位式/安徳天皇入水――宝剣喪失/「国家的プロジェクト」としての宝剣探索/宝剣代の創出/神器不帯というコンプレックス

    第二章 南北朝における三種神器 
    大覚寺統と持明院統――南北朝の起源/元弘の変/剣璽奪還/触穢・改元/後醍醐の復活/伝統的秩序の打破/後醍醐と尊氏の決別/光明践祚/室町幕府の開幕/後醍醐出奔/南朝の拠り所/北畠親房の神器観/正平の一統/北朝の悩みの種/北朝正統の論理/南北朝合体への道

    第三章 嘉吉の乱と赤松氏の滅亡 
    南朝復興運動/籤引きという儀式/「万人恐怖」/応永三十四年の赤松満祐下国事件/意外な結末/義教の近習優遇策/義教暗殺/足利義尊の擁立/将軍を戴いた天下取り/小倉宮の擁立/歓喜の声/綸旨発給/反幕府行動に対する見せしめ/論功行賞

    第四章 禁闕の変――神璽強奪 
    幕府内の大きな変化/内裏襲撃の目的/決起と顚末/首謀者たちの群像――後南朝一党/関与が疑われた人びと/なぜ神璽なのか/神鏡焼損の歴史/有力守護の確執

    第五章 長禄の変――神璽奪還と赤松氏再興 
    南朝皇胤の出奔/「一天無双の才」一条兼良の集大成/天皇の存在基盤/赤松氏再興の悲願と中央政局/神璽奪還のキーマン/細川勝元の意向/後南朝勢力のなかへ/郷民らによる反撃/神璽の帰洛/赤松氏表舞台へ/後退した位置づけ/後南朝伝説
  • 内容紹介

    壇ノ浦の合戦から後南朝まで、天皇の証をめぐる壮絶なドラマとは。

    壇ノ浦の合戦、南北朝の対立、皇位奪還を狙う後南朝――
    鏡・剣・玉という、歴代天皇の皇位継承のシンボル「三種の神器」をめぐって繰り広げられた争奪戦を叙述する。
    中世において神器はどのような意味があったのか、そして、当時の政治情勢にいかなる影響を与えたのか。
    様々な事件を通して変わりゆく、人々の三種神器観の変遷を鮮やかに描き出す。

    <目次より>
    第一章 宝剣喪失――鎌倉期における三種神器
    三種神器とは何か/さまざまな表記/三種神器の由来/天皇即位と三種神器/平氏の栄光と没落/都落ちする平氏――神器の行方/失われた朝廷のシンボル/践祚をめぐる攻防/勘文という根拠/「如在之儀」と「太上法皇詔書」/後鳥羽天皇の即位式/安徳天皇入水――宝剣喪失/「国家的プロジェクト」としての宝剣探索/宝剣代の創出/神器不帯というコンプレックス

    第二章 南北朝における三種神器 
    大覚寺統と持明院統――南北朝の起源/元弘の変/剣璽奪還/触穢・改元/後醍醐の復活/伝統的秩序の打破/後醍醐と尊氏の決別/光明践祚/室町幕府の開幕/後醍醐出奔/南朝の拠り所/北畠親房の神器観/正平の一統/北朝の悩みの種/北朝正統の論理/南北朝合体への道

    第三章 嘉吉の乱と赤松氏の滅亡 
    南朝復興運動/籤引きという儀式/「万人恐怖」/応永三十四年の赤松満祐下国事件/意外な結末/義教の近習優遇策/義教暗殺/足利義尊の擁立/将軍を戴いた天下取り/小倉宮の擁立/歓喜の声/綸旨発給/反幕府行動に対する見せしめ/論功行賞

    第四章 禁闕の変――神璽強奪 
    幕府内の大きな変化/内裏襲撃の目的/決起と顚末/首謀者たちの群像――後南朝一党/関与が疑われた人びと/なぜ神璽なのか/神鏡焼損の歴史/有力守護の確執

    第五章 長禄の変――神璽奪還と赤松氏再興 
    南朝皇胤の出奔/「一天無双の才」一条兼良の集大成/天皇の存在基盤/赤松氏再興の悲願と中央政局/神璽奪還のキーマン/細川勝元の意向/後南朝勢力のなかへ/郷民らによる反撃/神璽の帰洛/赤松氏表舞台へ/後退した位置づけ/後南朝伝説
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡邊 大門(ワタナベ ダイモン)
    1967年、神奈川県生まれ。関西学院大学文学部卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。著書多数
  • 著者について

    渡邊 大門 (ワタナベ ダイモン)
    渡邊 大門(わたなべ・だいもん)
    1967年、神奈川県生まれ。関西学院大学文学部卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。著書『宇喜多秀家と豊臣政権--秀吉に翻弄された流転の人生』(洋泉社)、『戦国誕生--中世日本が終焉するとき』(講談社)、『大坂落城--戦国終焉の舞台』(KADOKAWA)、『流罪の日本史』(筑摩書房)、『牢人たちの戦国時代』(平凡社)など多数。

奪われた「三種の神器」―皇位継承の中世史(草思社文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:渡邊 大門(著)
発行年月日:2019/02/08
ISBN-10:4794223749
ISBN-13:9784794223746
判型:文庫
発売社名:草思社
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:16cm
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