建築と都市の保存再生デザイン-近代文化遺産の豊かな継承のために [単行本]
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建築と都市の保存再生デザイン-近代文化遺産の豊かな継承のために [単行本]

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出版社:鹿島出版会
販売開始日: 2019/03/09
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建築と都市の保存再生デザイン-近代文化遺産の豊かな継承のために の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    何を変え、何を守るのか。近代建築を使いながら保存していくために、文化遺産としての価値を守りつつ、現代に適した性能をいかに付加するか。
  • 目次

    序論:建築と都市の現在 田原幸夫
    1 章:基本編―材料から考える
    煉瓦造近代建築 田原幸夫
    鉄筋コンクリート造近代建築 笠原一人
    木造近代建築 中山利恵
    近代建築の保存再生デザインにおける共通の課題 田原幸夫+笠原一人+中山利恵

    2章 :実践編―現代における課題
    建築史研究と保存再生デザイン 石田潤一郎
    文化財行政と保存再生デザイン 北河大次郎
    文化財構造物への構造補強の考え方とデザイン―文化財の耐震補強を知らずして、文化財の活用を語るなかれ― 冨永善啓

    3章:座談会―Monument からLiving Heritage へ
    清水重敦+中川 理+中山利恵+笠原一人+田原幸夫

    オーセンティシティとインテグリティを考える
    近代文化遺産における活用について考える

    資料:文化遺産に関する憲章・宣言集
    あとがき 笠原一人+中山利恵
    「建築都市保存再生学コース」シンポジウム・特別研究会・特別講義の記録 
  • 内容紹介

    近代建築を使いながら保存していくために、文化遺産としての価値を守りつつ、現代に適した性能をいかに付加するか。

    何を変え、何を守るのか――。

    近年、既存建物のリノベーションが注目を集めており、近現代建築の保存再生というテーマがより身近なものになってきているが、歴史と現代が調和した真に豊かな都市環境づくりには、まだほど遠い状況にある。既存建物の価値を十分に理解していないと思われる、奇妙な保存再生例が都市には溢れている。より多様な既存建物のリノベーションにおいても、優れた「保存再生デザイン」が求められているのである。(序論より)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田原 幸夫(タハラ ユキオ)
    建築家/京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任教授。1949年長野県生まれ。1973年京都大学工学部土木工学科卒業。1975年京都大学工学部建築学科卒業。1975年日本設計事務所(現・日本設計)入社。1984年ベルギー政府給費留学生としてルーヴァン・カトリック大学大学院留学。同大学院「歴史的都市と建築の保存修復センター」にてディプロマ取得。ユネスコ世界遺産「グラン・ベギナージュ」の保存活用設計に携わる。2007年5月‐2012年10月東京駅丸の内駅舎保存復原設計監理総括を経て、2014年4月より現職。日本イコモス賞、日本建築家協会賞、日本建築学会賞(業績)、日本建築士会連合会賞、BCS賞などを受賞

    笠原 一人(カサハラ カズト)
    京都工芸繊維大学デザイン・建築学系助教。1970年神戸市生まれ。1998年京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。2010‐11年オランダ・デルフト工科大学客員研究員。DOCOMOMO Japan理事。住宅遺産トラスト関西理事。近代建築史、建築保存再生論専攻。日本建築学会賞(業績賞・共同受賞)、工学教育賞などを受賞

    中山 利恵(ナカヤマ リエ)
    京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科建築学専攻助教。金沢美術工芸大学美術工芸学部卒業。東京芸術大学大学院修士課程修了後、東京大学工学系研究科博士課程、有限会社金沢設計(降幡建築設計事務所金沢分室)勤務、公益社団法人金沢職人大学校修復専攻科を経て、2012年「日本の木造建築における『洗い』の歴史的研究―木肌処理技術からみた建築の経年に対する美意識の変遷」により博士(工学)学位取得。2015年12月より現職

    石田 潤一郎(イシダ ジュンイチロウ)
    武庫川女子大学客員教授・京都工芸繊維大学名誉教授。1952年鹿児島市生まれ。1976年京都大学建築学科卒業。1981年同大学大学院博士課程修了。工学博士。京都大学助手、滋賀県立大学助教授、京都工芸繊維大学教授を経て2018年より現職。専攻は日本近代建築史。建築史学会賞、日本建築学会賞(論文)などを受賞

    北河 大次郎(キタガワ ダイジロウ)
    (独)国立文化財機構東京文化財研究所室長。1969年静岡県生まれ。1992年東京大学工学部土木工学科卒業。1999年フランス国立土木学校博士課程修了。フランス国博士(国土整備・都市計画)。同年より、文化庁で主に近代化遺産の調査、指定等を担当。2010年から2年間イタリアの“31”ICCROM(文化財保存修復研究国際センター)でプロジェクトマネージャーを務める。2016年4月より現職。サントリー学芸賞、交通図書賞、土木学会論文奨励賞などを受賞
  • 著者について

    田原 幸夫 (タハラ ユキオ)
    田原幸夫(たはら・ゆきお)
    建築家/京都工芸繊維大学KYOTO DesignLab特任教授
    1949 年長野県生まれ。1973 年京都大学工学部土木工学科卒業。1975 年京都大学工学部建築学科卒業。1975 年日本設計事務所(現・日本設計)入社。1984 年ベルギー政府給費留学生としてルーヴァン・カトリック大学大学院留学。同大学院「歴史的都市と建築の保存修復センター」にてディプロマ取得。ユネスコ世界遺産「グラン・ベギナージュ」の保存活用設計に携わる。2007 年5 月- 2012 年10月東京駅丸の内駅舎保存復原設計監理総括を経て、2014 年4 月より現職。著書に『世界遺産・フランダースのベギナージュヘ』(彰国社、2002 年)、『建築の保存デザイン』(学芸出版社、2003 年)など。日本イコモス賞、日本建築家協会賞、日本建築学会賞(業績)、日本建築士会連合会賞、BCS 賞などを受賞。

    笠原 一人 (カサハラ カズト)
    笠原一人(かさはら・かずと)
    京都工芸繊維大学デザイン・建築学系助教
    1970年神戸市生まれ。1998年京都工芸繊維大学大学院博士課程修了。2010-11 年オランダ・デルフト工科大学客員研究員。DOCOMOMO Japan 理事。住宅遺産トラスト関西理事。近代建築史、建築保存再生論専攻。著書に『近代建築史』(共著・昭和堂・1998年)、『関西のモダニズム建築』(共著・淡交社・2014年)、『村野藤吾の住宅デザイン』(共著・国書刊行会・2015 年)、『村野藤吾の建築』(共著・青幻舎・2015 年)など。日本建築学会賞(業績賞・共同受賞)、工学教育賞などを受賞。

    中山 利恵 (ナカヤマ リエ)
    中山利恵(なかやま・りえ) 
    京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科建築学専攻助教
    金沢美術工芸大学美術工芸学部卒業。東京芸術大学大学院修士課程修了後、東京大学工学系研究科博士課程、有限会社 金沢設計(降幡建築設計事務所金沢分室)勤務、公益社団法人金沢職人大学校修復専攻科を経て、2012 年「日本の木造建築における『洗い』の歴史的研究―木肌処理技術からみた建築の経年に対する美意識の変遷―」により博士(工学)学位取得。2015 年12月より現職。

    石田 潤一郎 (イシダ ジュンイチロウ)
    石田潤一郎(いしだ・じゅんいちろう)
    武庫川女子大学客員教授・京都工芸繊維大学名誉教授
    1952年鹿児島市生まれ。1976年京都大学建築学科卒業。1981 年同大学大学院博士課程修了。工学博士。京都大学助手、滋賀県立大学助教授、京都工芸繊維大学教授を経て2018 年より現職。専攻は日本近代建築史。著書に『日本の建築〔明治大正昭和〕7 ブルジョワジーの装飾』(三省堂、1980年)、『屋根のはなし』(鹿島出版会、1990年)、『都道府県庁舎―その建築史的考察』(思文閣出版、1993 年)、『関西の近代建築ウォートルスから村野藤吾まで』(中央公論美術出版、1996 年)、『建築を見つめて、都市に見つめられて』(鹿島出版会、2018 年)など。建築史学会賞、日本建築学会賞(論文)などを受賞。

    北河 大次郎 (キタガワ ダイジロウ)
    北河大次郎(きたがわ・だいじろう)
    (独)国立文化財機構 東京文化財研究所 室長1969年静岡生まれ。1992 年東京大学工学部土木工学科卒業。1999 年フランス国立土木学校博士課程修了。フランス国博士(国土整備・都市計画)。同年より、文化庁で主に近代化遺産の調査、指定等を担当。2010年から2 年間イタリアの[31]ICCROM(文化財保存修復研究国際センター)でプロジェクトマネージャーを務める。2016年4月より現職。著書に『近代都市パリの誕生』(河出書房新社、2010 年)、“Ilrestauro in Giappone: architectture, città,paesaggi”( 共著、Alinea Editrice 、2010年)、『図説近代日本土木史』(共著、鹿島出版会、2018 年)など。サントリー学芸賞、交通図書賞、土木学会論文奨励賞などを受賞。

    清水 重敦 (シミズ シゲアツ)
    清水重敦(しみず・しげあつ)
    京都工芸繊維大学教授
    1971 年東京葛飾生まれ。東京大学工学部建築学科卒、同大学大学院工学系研究科博士課程単位取得満期退学。奈良文化財研究所景観研究室長を経て、2012 年京都工芸繊維大学准教授、2017 年より現職。博士(工学)。東アジア建築史、文化遺産論を専攻。著書に『建築保存概念の生成史』(中央公論美術出版、日本建築学会賞・建築史学会賞・日本イコモス奨励賞受賞)、『辰野金吾 美術は建築に応用されざるべからず』(共著、ミネルヴァ書房、日本建築学会著作賞受賞)など。

    冨永 善啓 (トミナガ ヨシアキ)
    冨永善啓(とみなが・よしあき)
    株式会社文化財構造計画代表取締役
    1974年大阪府堺市生まれ。1999 年に京都大学大学院修了後、文化財修理の設計事務所、構造設計事務所を経て、2006 年に財団法人文化財建造物保存技術協会に入会。構造担当として多くの文化財建造物の耐震診断・構造補強設計に関与する。2011 年に株式会社文化財構造計画を設立。文化財建造物の耐震診断・補強設計とともに保存活用計画策定も行っている。これまでに約200 棟の文化財建造物の耐震補強に実務者として関わった。2017 年に日本イコモス奨励賞を受賞。

    中川 理 (ナカガワ オサム)
    中川 理(なかがわ・おさむ)
    京都工芸繊維大学教授
    1955 年横浜生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業。1988 年京都大学大学院建築学専攻博士課程修了。工学博士。1992 年京都工芸繊維大学准教授。2003 年から現職。専攻は近代都市史・建築史。著書に、『偽装するニッポン―公共施設のディズニーランダゼイション』(彰国社、1996)、『京都と近代―せめぎあう都市空間の歴史』(鹿島出版会、2015 年)、『京都 近代の記憶』(思文閣出版、2015)、『近代日本の空間編成史』(編著、思文閣出版、2017 年)など。日本都市計画学会論文奨励賞、日本建築学会教育賞、日本建築学会賞(論文)など受賞。

建築と都市の保存再生デザイン-近代文化遺産の豊かな継承のために の商品スペック

商品仕様
出版社名:鹿島出版会
著者名:田原 幸夫(編)/笠原 一人(編)/中山 利恵(編)/石田 潤一郎(著)/北河 大次郎(著)/清水 重敦(著)/冨永 善啓(著)/中川 理(著)
発行年月日:2019/03/20
ISBN-10:4306046737
ISBN-13:9784306046733
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:265ページ
縦:22cm
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