笑いの方法―あるいはニコライ・ゴーゴリ 増補新装版 [単行本]
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笑いの方法―あるいはニコライ・ゴーゴリ 増補新装版 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2019/02/05
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笑いの方法―あるいはニコライ・ゴーゴリ 増補新装版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    後藤明生が自ら翻訳したゴーゴリの『鼻』と恩師・横田瑞穂氏と共訳した『外套』を初再録!
  • 目次

    目次
    第一章◎墓碑銘
     わが苦き言葉もて人々は笑うなり
    第二章◎笑いの方法
     一、消滅と出現
     二、謎としての現実
     三、素材の変形
     四、関係のグロテスク
     五、夢のリアリズム
     六、恥辱と変身
     七、逃げる人
     八、失われた外套を求めて
     九、不思議な戯曲
     十、人に語れない思想
    第三章◎ペテルブルグの迷路
     一、「笑い地獄」の頃
     二、立場と文体
     三、悲劇と怪談と喜劇
     四、幻想とリアリズム
     五、ズレの拡大
     六、実作と弁明の乖離
     七、永遠なる不思議
    第四章◎さまよえるロシア人
     ヨソ者の目
     幾つかの問題
     翻訳余話
     「何故」だかわからない喜劇
     返って来た卒論
     ゴーゴリとドストエフスキー
    第五章◎方法としての喜劇
     小説の構造
     噂の構造

    ニコライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリ年譜
    後記

    巻末付録① 「鼻」 ニコライ・ゴーゴリ 後藤明生:訳
    巻末付録② 「外套」 ニコライ・ゴーゴリ 横田瑞穂・後藤明生:共訳
  • 出版社からのコメント

    ゴーゴリ作品の真髄に迫った名著が大幅増補&新装版で蘇る。著者自らが訳したゴーゴリの『鼻』と横田瑞穂と共訳した『外套』を初再録
  • 内容紹介

    後藤明生「没後」20年、ゴーゴリ「生誕」210年! ゴーゴリ作品の真髄である「笑い」に迫った名著が、大幅な増補&新装版で蘇る。新版特典として、後藤が翻訳したゴーゴリの『鼻』と恩師・横田瑞穂氏と共訳した『外套』を初再録。伝説の名訳が完全版で掲載されるのは実に40年ぶり! 「われわれは皆ゴーゴリの『外套』から出て来た」というドストエフスキーの名文句の真意とは何か? 他者を笑う者は他者から笑われる!?--。これまで誤解され続けたゴーゴリの「笑い」を大胆に刷新する、後藤の孤軍奮闘ぶりをご覧あれ!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    後藤 明生(ゴトウ メイセイ)
    1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑(現在の北朝鮮)に生まれる。旧制中学一年(十三歳)で敗戦を迎え、「三十八度線」を超えて福岡県朝倉郡甘木町(現在の朝倉市)に引揚げるが、その間に父と祖母を亡くす。引揚げ後は旧制福岡県立朝倉中学校(48年に学制改革で朝倉高等学校に)に転入。当初は硬式野球に熱中するが、その後、「文学」に目覚め、海外文学から戦後日本文学までを濫読。高校卒業後、東京外国語大学ロシア語科を受験するも不合格。浪人時代は『外套』『鼻』などを耽読し、本人いわく「ゴーゴリ病」に罹ったという。53年、早稲田大学第二文学部ロシア文学科に入学在学中の55年、「赤と黒の記憶」が第4回・全国学生小説コンクールに入選し、「文藝」に掲載。卒業後、1年間の就職浪人(福岡の兄の家に居候しながら『ドストエフスキー全集』などを読み漁る)を経て、学生時代の先輩の紹介で博報堂に入社。翌年、平凡出版(現在のマガジンハウス)に転職。62年、小説「関係」が第1回・文藝賞・中短篇部門佳作として「文藝」復刊号に掲載。67年、小説「人間の病気」が芥川賞候補となり、その後も「S温泉からの報告」「私的生活」「笑い地獄」が同賞の候補となるが、いずれも受賞を逃す。68年3月、平凡出版を退社し執筆活動に専念。73年に書き下ろした長編小説『挟み撃ち』が柄谷行人や蓮實重彦らに高く評価され注目を集める。また、古井由吉、坂上弘、黒井千次、阿部昭らとともに「内向の世代」の作家と称されるようになる。77年に『夢かたり』で平林たい子文学賞、81年に『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、90年に『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。89年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。93年より同学部長を務め後進の育成に尽力。小説の実作者でありながら理論家でもある
  • 著者について

    後藤明生 (ゴトウ メイセイ)
    後藤明生|ごとう・めいせい(1932年4月4日~1999年8月2日)
    小説家。1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。在学中の1955年、「赤と黒の記録」が全国学生小説コンクールに入選、「文藝」に掲載。卒業後、博報堂を経て平凡出版に勤務。1962年、「関係」で文藝賞佳作。1967年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。1977年、『夢かたり』で平林たい子文学賞、1981年、『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、1990年、『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。1989年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。1993年より同学部長を務めた。1999年8月2日、逝去。

    横田瑞穂 (ヨコタ ミズホ)
    横田瑞穂|よこた・みずほ(1904年~1986年2月19日)
    ロシア文学者。元早稲田大学名誉教授。北海道函館市出身。早稲田大学露文科卒。井伏鱒2に師事し戦時中は情報局嘱託となる。1949年から母校の教員となり、教授として五木寛之や後藤明生を教えた。1974年に定年退職。ミハイル・ショーロホフ『静かなドン』の翻訳で知られる。ほかにゴーリキー、ゴーゴリなどの翻訳がある。1986年2月19日、逝去。

笑いの方法―あるいはニコライ・ゴーゴリ 増補新装版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:つかだま書房
著者名:後藤 明生(著)
発行年月日:2019/02/15
ISBN-10:4908624062
ISBN-13:9784908624063
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:327ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:550g
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