山口青邨の百句 [単行本]
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山口青邨の百句 [単行本]

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出版社:ふらんす堂
販売開始日: 2019/02/13
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山口青邨の百句 [単行本] の 商品概要

  • 目次(「BOOK」データベースより)

    山口青邨の百句
    青邨の句の文体について
  • 内容紹介

    ◆文体の多用さ、自在さ

    紙燭の燄天に向ひて梅白し

    梅の花の頃の冷たい夜気が感じられる。静謐な感じの句だ。「紙燭の燄天に向ひて」と「梅白し」は発想的には二句一章だが、句形は上五から下五まで一気呵成の印象がある。青邨の句は時として素っ気なく、それがまた潔い。
    (本文より)


    ◆青邨の作風について山本健吉は「秋桜子・誓子ほど野心的な表現意欲もなく、新風を樹立するにも至らなかったが、どこか余技的な余裕があり、平明で、淡白な中に心がこもり、明るく健康で教養人的であるのが、彼ら(青邨と風生 引用者注)を『ホトトギス』の主流に位置せしめているのである。両者を比較すれば、風生のほうが俳句的ひねり0 0 0 が利いており、軽妙瀟洒繊細なのに対して、青邨は単純で一本調子で質実で感情の襞がおおまかである。風生が女性的なのに対して、青邨は男性的である。だが両者とも一種の近代的感覚を身につけ、社会人的・紳士的洗練を句の上に漂わせていることにおいて、古い俳諧者流と区別される」(『現代俳句』)と評した。「「単純で一本調子」と山本健吉は言うが、私は必ずしもそうは思わない。最晩年の句まで通読して強く感じるのは、むしろその文体の多様さ、自在さである。
    (「青邨の句の文体について」)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岸本 尚毅(キシモト ナオキ)
    1961年岡山県に生まれる。初学時代は「渦」に投句し赤尾兜子の選を仰ぐ。兜子の死後、「青」に投句し波多野爽波の選を仰ぐ。平成3年田中裕明とともに「青」同人賞を受賞。「ゆう」に投句し田中裕明の選を仰ぐ。現在「天為」・「秀」同人。著書に句集『舜』(第16回俳人協会新人賞)『高浜虚子 俳句の力』(第26回俳人協会評論賞)など
  • 著者について

    岸本尚毅
    1961年岡山県に生まれる。初学時代は「渦」に投句し赤尾兜子の選を仰ぐ。兜子の死後、「青」に投句し波多野爽波の選を仰ぐ。平成3年田中裕明とともに「青」同人賞を受賞。「ゆう」に投句し田中裕明の選を仰ぐ。現在「天為」・「秀」同人。著書に句集『舜』(第16回俳人協会新人賞)『高浜虚子 俳句の力』(第26回俳人協会評論賞)、『生き方としての俳句』、『虚子選ホトトギス雑詠選集100句鑑賞(春・夏・秋・冬)』、『シリーズ自句自解Ⅰベスト100岸本尚毅』、『高濱虚子の百句』、『「型」で学ぶはじめての俳句ドリル』(夏井いつき氏と共著)など。

山口青邨の百句 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ふらんす堂 ※出版地:調布
著者名:岸本 尚毅(著)
発行年月日:2019/02/14
ISBN-10:4781411495
ISBN-13:9784781411491
判型:新書
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:203ページ
縦:18cm
横:11cm
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