創造と狂気の歴史―プラトンからドゥルーズまで(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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出版社:講談社
販売開始日: 2019/03/13
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創造と狂気の歴史―プラトンからドゥルーズまで(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    スティーヴ・ジョブズが「師」と仰いだ起業家ノーラン・ブッシュネルは、創造をもたらすには「クレイジー」な人物を雇うべきだと説いた。「創造」と「狂気」には深い結びつきがあることを先端で活躍する人たちは、誰もがよく理解している。そして「創造と狂気」という問題は、実に二五〇〇年に及ぶ歴史をもつ。本書は、プラトン、アリストテレスに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経てラカン、デリダ、ドゥルーズに至る壮大な歴史を大胆に、明快に描く未曾有の書である。気鋭の著者がついに解き放つ渾身の書き下ろし!
  • 目次

    はじめに──創造と狂気は紙一重?
    第1章 「創造と狂気」の関係を問う
    第2章 プラトン──神的狂気と創造
    第3章 アリストテレス──メランコリーと創造
    第4章 フィチーノとデューラー──怠惰からメランコリーへ
    第5章 デカルト──狂気に取り憑かれた哲学
    第6章 カント──狂気を隔離する哲学
    第7章 ヘーゲル──狂気を乗り越える哲学
    第8章 ヘルダーリン──ついに統合失調症が現れる
    第9章 ハイデガー──詩の否定神学
    第10章 ラカン──「詩の否定神学」の構造論化
    第11章 ラプランシュとフーコー──ヘルダーリンと父の問題
    第12章 アルトーとデリダ──病跡学の脱構築
    第13章 ドゥルーズ──「詩の否定神学」からの逃走
    おわりに──「創造と狂気」はどこへ向かうのか?

    参考文献
    初出一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    プラトンに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経て、ラカン、デリダ、ドゥルーズまで──。大胆にして明快な未曾有の思想史!
  • 内容紹介

    「創造」と「狂気」には切っても切れない深い結びつきがある──ビジネスの世界でも知られるこの問題は、実に2500年にも及ぶ壮大な歴史をもっている。プラトン、アリストテレスに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経て、ラカン、デリダ、ドゥルーズまで。未曾有の思想史を大胆に、そして明快に描いていく本書は、気鋭の著者がついに解き放つ「主著」の名にふさわしい1冊である。まさに待望の書がここに堂々完成!


    アップル社の最高経営責任者だったスティーヴ・ジョブズが「師」と仰いだ起業家ノーラン・ブッシュネルは、企業に創造性をもたらすには「クレイジー」な人物を雇うべきである、と説いている。ビジネスの世界でも「創造」と「狂気」には切っても切れないつながりがあることを、一流の企業人は理解していると言えるだろう。
    だが、この「創造と狂気」という問題は、実に2500年にも及ぶ長い歴史をもっている。本書は、その広大にして無尽蔵な鉱脈を発掘していく旅である。
    その旅は、「神的狂気」について論じたプラトン(前427-347年)から始まる。次いで、メランコリーと創造の結びつきを取り上げたアリストテレス(前384-322年)から《メレンコリアI》を描いた画家アルブレヒト・デューラー(1471-1528年)、そこに見出される創造性を追求したマルシリオ・フィチーノ(1433-99年)を経て、われわれは近代の始まりを告げるルネ・デカルト(1596-1650年)の登場に立ち会う。
    デカルトに見出される狂気と不可分のものとしての哲学を受けて、あとに続いたイマヌエル・カント(1724-1804年)は狂気を隔離し、G. W. F. ヘーゲル(1770-1831年)は狂気を乗り越えようとした。しかし、時代は進み、詩人フリードリヒ・ヘルダーリン(1770-1843年)が象徴するように、創造をもたらす狂気は「統合失調症」としての姿をあらわにする。そのヘルダーリンの詩に触発された哲学者マルティン・ハイデガー(1889-1976年)が提示した問題系は、ジャック・ラカン(1901-81年)やジャン・ラプランシュ(1924-2012年)を通して精神分析の中で引き受けられる。そして、ここから現れ出た問題は、アントナン・アルトー(1896-1948年)という特異な人物を生み出しつつ、ミシェル・フーコー(1926-84年)、ジャック・デリダ(1930-2004年)、そしてジル・ドゥルーズ(1925-95年)によって展開されていく──。
    このような壮大な歴史を大胆に、そして明快に描いていく本書は、気鋭の著者がついに解き放つ「主著」の名にふさわしい。まさに待望の堂々たる1冊が、ここに完成した。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松本 卓也(マツモト タクヤ)
    1983年、高知県生まれ。高知大学医学部卒業。自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は、精神病理学
  • 著者について

    松本 卓也 (マツモト タクヤ)
    1983年、高知県生まれ。高知大学医学部卒業。自治医科大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は、精神病理学。
    主な著書に、『人はみな妄想する』(青土社)、『享楽社会論』(人文書院)、『〈つながり〉の現代思想』(共編、明石書店)、『症例でわかる精神病理学』(誠信書房)など。
    主な訳書に、ヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト』(共訳、岩波書店)など。

創造と狂気の歴史―プラトンからドゥルーズまで(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:松本 卓也(著)
発行年月日:2019/03/11
ISBN-10:4065150116
ISBN-13:9784065150115
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:381ページ
縦:19cm
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