へそまがり日本美術―禅画からヘタウマまで [単行本]

へそまがり日本美術―禅画からヘタウマまで [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  素朴、稚拙、ヘタウマ、突拍子もない造形…決してきれいとは言えないけれどなぜか心惹かれる日本人の「へそまがりな感性」が生んだもうひとつの日本美術史。仙厓、若冲、蘆雪、国芳、家光…全１３８点。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　別世界への案内役　禅画（寒山と拾得；麟祥院、もう一匹の竜―雲竜図襖、修理の現場から；仙厓さんのアトリエ―博多・幻住庵を訪ねて；禅と子犬と蘆雪のへそまがり）
  第２章　何かを超える（俳画と南画；稚拙みと「ヘタウマ」；お殿さまの絵の謎）
  第３章　突破子もない造形
  第４章　苦みとおとぼけ（苦み；おとぼけ感覚）

• 出版社からのコメント

  府中市美術館開催『へそまがり日本美術　禅画からヘタウマまで』展公式図録。

• 内容紹介

  府中市美術館開催『へそまがり日本美術　禅画からヘタウマまで』展」（2019年3月16日～5月12日）公式図録。素朴、稚拙、ヘタウマ、突拍子もない造形……決してきれいとは言えないけれどなぜか心惹かれる。日本人の「へそまがりな感性」が生んだ、もうひとつの日本美術史。
  
  
  毎年同時期に開催される府中市美術館の「春の江戸絵画まつり」。2019年のテーマは「へそまがり」。中世の水墨画から江戸絵画、そして現代のヘタウマ漫画まで。不可解な描写、技巧を否定したかのようなゆるい味わい……「へそまがり」な感性から生み出された、常識を超えた、美術史に新たな視点を与える展覧会です。
  また、同展覧会は長沢蘆雪、伊藤若冲を含む44点もの新発見作品が出品される予定で、さらに、徳川家光、家綱など、お殿様の絵も多数展示され、その「ゆるカワ」な世界観が話題沸騰！　2019年注目の日本美術展となっています。
  
  同展担当学芸員金子信久氏をメインの執筆者に、単なる作品解説にとどまらない、エキサイティングな日本美術評論としてお楽しみいただける一冊です。

• 著者について

  府中市美術館 (フチュウシビジュツカン)
  「生活と美術＝美と結びついた暮らしを見直す美術館」をテーマに2000年10月に開館。都立府中の森公園の中にあり、１階は美術図書室、市民ギャラリー、教育普及関係の施設のほか、ミュージアムショップやカフェなどがある。２階は展示空間で、所蔵品展や企画展を行っている。恒例の「春の江戸絵画まつり」は美術ファンに人気の展覧会となっており、毎年話題を呼んでいる。http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/

へそまがり日本美術―禅画からヘタウマまで [単行本] の商品スペック