ヴィータ-遺棄された者たちの生 [単行本]
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ヴィータ-遺棄された者たちの生 [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2019/03/23
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ヴィータ-遺棄された者たちの生 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会から見殺しにされた人々が死を待つ、ブラジルの施設「ヴィータ」。そこに暮らす一女性と人類学者との人間的交流が生んだ民族誌。「人間」を選別する権力構造を暴く。周縁化された人々の生きられた経験を復元し更新し続けるために、現代において人類学の果たすべき使命は何かを問い直す話題作。本書は、マーガレット・ミード賞ほか数々の賞を受賞した。
  • 目次

    はじめに 「生きているのに死んでいる――外は死んでいるけれど、内は生きている」

    第一部 ヴィータ
    社会の遺棄地帯
    ブラジル
    「市民」なるもの

    第二部 カタリナと文字
    精神の生活
    身体の社会
    不平等
    元・人間
    家とけもの
    「愛は遺棄された者たちの幻」
    社会的精神病
    時間の病気
    神、セックス、主体性(エージェンシー)

    第三部 医療記録
    公的な精神医療
    典型的な患者としてのカタリナの生
    民主化と健康の権利
    経済的変化と精神疾患
    医学
    人生の終わり
    声
    ケアと排除
    移住とモデル政策
    女性、貧困、社会的死
    「わたしは人生のせいでこうなった」
    症状の意味
    薬を与えられるだけの存在

    第四部 家族
    つながり
    運動失調症
    カタリナの家
    弟たち
    子どもたち、義理の両親、元夫
    養父母
    「わたしの身体は薬のためにある、わたしの身体が」
    日々の暴力

    第五部 生物学と倫理
    痛み
    人権
    価値判断
    遺伝子発現と社会的遺棄
    家系
    遺伝学的な集団
    失われたチャンス

    第六部 辞書
    「その下にはこれがあった、わたしが名づけを引き受けようとせぬもの」
    第1巻/第2巻/第3巻/第4巻/第5巻/第6巻/第7巻/第8巻/第9巻/第10巻/第11巻/第12巻/第13巻/第14巻/第15巻/第16巻/第17巻/第18巻/第19巻

    おわりに 「言葉への道」

    後記 「わたしは始まりの一部、言葉だけじゃなく、人びとの」

    あとがき
    ヴィータへの回帰

    2013年版への謝辞
    謝辞
    原注
    訳注

    訳者あとがき

    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    家族や社会から見棄てられた者たちを収容する施設を起点に、その生きられた経験を描き数々の賞を受賞した、人類学者の比類なき書。
  • 内容紹介

    ブラジル南部の保護施設「ヴィータ」――そこは行き場をなくした薬物依存症患者・精神病患者・高齢者が死を待つだけの場所だった。
    現地で調査中だった著者は1997年にそこで精神病とみなされていたカタリナという女性に出会う。「言葉を忘れないために」と言って詩のような言葉を書き続ける彼女は何者で、なぜヴィータに収容されたのか。それを探るうちに、新自由主義の影響のもと、国家・経済・医療・家族の網の目のなかで、生産性という基準で人間を選別し、遺棄する現実が明らかになっていく。著者の粘り強い調査のすえカタリナの真の病名に辿りついた時、彼女の綴った言葉の意味は明らかになり、尊厳は回復される。
    周縁化された人々の生きられた経験を復元し更新し続けるために、現代において人類学の果たすべき使命は何かを問い直す話題作。本書は、マーガレット・ミード賞ほか数々の賞を受賞した。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ビール,ジョアオ(ビール,ジョアオ/Biehl,Jo^ao)
    南ブラジルで生まれ育つ。ブラジルで神学とジャーナリズムの学士号および哲学の修士号を取得したのち、1999年にカリフォルニア大学バークレー校で文化人類学の博士号を取得。1996年にはカリフォルニア州バークレーにある宗教学総合研究センターで宗教学の博士号を取得。専門は医療人類学。1998‐2000年には博士研究員としてハーヴァード大学に所属。現在はプリンストン大学人類学部教授および同大学の「グローバル・ヘルスと健康政策」プログラムの事務局長およびブラジル研究所の事務局長を務める

    桑島 薫(クワジマ カオル)
    シカゴ大学大学院修士課程、東京大学大学院博士課程修了。現在、名城大学経営学部准教授。博士(学術)。文化人類学専攻

    水野 友美子(ミズノ ユミコ)
    ロンドン大学ゴールドスミス校大学院修士課程、一橋大学大学院修士課程修了
  • 著者について

    ジョアオ・ビール (ジョアオビール)
    南ブラジルで生まれ育つ。ブラジルで神学とジャーナリズムの学士号および哲学の修士号を取得。1999年にカリフォルニア大学バークレー校で文化人類学の博士号を取得。カリフォルニア州バークレーにある宗教学総合研究センターで1996年に宗教学の博士号も取得している。専門は医療人類学。1998-2000年には博士研究員としてハーヴァード大学に所属。現在はプリンストン大学人類学部教授および同大学の「グローバル・ヘルスと健康政策」プログラムの事務局長およびブラジル研究所の事務局長を務める。

    桑島薫 (クワジマカオル)
    シカゴ大学大学院修士課程、東京大学大学院博士課程修了。名城大学経営学部准教授。博士(学術)。文化人類学専攻。著書Intimate Japan:Ethnographies of Closeness and Conflict(共著、University of Hawai’i Press, 2018)『婦人保護施設と売春・貧困・DV問題』(共著、明石書店,2013)ほか。訳書 キャサリン・ニューマン『親元暮らしという戦略――アコーディオン・ファミリーの時代』(共訳、岩波書店、2013)、ジェームス・ロバーソン「第10章 戦後日本における『仕事』の意味と男性性」『仕事の人類学――労働中心主義のむこうへ』(世界思想社、2016)、ジョアオ・ビール『ヴィータ――遺棄された者たちの生』(共訳、みすず書房、2019)。

    水野友美子 (ミズノユミコ)
    ロンドン大学ゴールドスミス校大学院修士課程、一橋大学大学院修士課程修了。訳書 マイケル・タウシグ『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』(共訳、水声社、2016)、ティム・インゴルド『メイキング――人類学・考古学・芸術・建築』(共訳、左右社、2017)、アルフォンソ・リンギス『暴力と輝き』(共訳、水声社、2019)、ジョアオ・ビール『ヴィータ――遺棄された者たちの生』(共訳、みすず書房、2019)ほか。

ヴィータ-遺棄された者たちの生 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ジョアオ ビール(著)/トルベン エスケロゥ(写真)/桑島 薫(訳)/水野 友美子(訳)
発行年月日:2019/03/22
ISBN-10:4622087863
ISBN-13:9784622087861
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:679ページ ※640,39P
縦:20cm
重量:700g
その他: 原書名: Vita:Life in a Zone of Social Abandonment〈Biehl,Jo^ao〉
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