古事記の読み方 [新書]
    • 古事記の読み方 [新書]

    • ¥1,01231 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003103848

古事記の読み方 [新書]

価格:¥1,012(税込)
ゴールドポイント:31 ゴールドポイント(3%還元)(¥31相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ワック
販売開始日: 2019/03/13
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

古事記の読み方 [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    こんなによく分かる!そして面白い!日本人なら知っておきたい日本の歴史・神話の故郷。編纂1300年を超える古事記の謎を解く!
  • 目次

    第1章 国産み神話にみる「男と女」の関係

    ──伊邪那岐・伊邪那美が教える禁忌と勧奨

    あるキャリア・ウーマンの選択/先祖からの「遺言」としての神話/『旧約聖書』と『古事記』との決定的な違い/日本に悪虐な皇后や女官が登場しない理由/夫婦関係で女性がイニシャティブを取るとどうなるか/男性、女性、両者にとっての不幸/大八島の誕生/女権運動は、なぜプロテスタント圏から生まれたか

    第2章 「さかしら」な女と「貞節」な女

    ──イブと伊邪那美における「服従」と「不服従」奨

    カトリックにおける聖母マリアの独特の位置/日本の神話とゲルマン神話の共通点/「お告げ」を前にしたマリアの服従/聖書は女性の「さかしら」を嫌う/現代人が喪失した「楽園」とは/なぜマリアの死についての伝聞が皆無なのか
    第3章 農業国家・日本の建国宣言

    ──神武天皇が天つ神を祀った故地を訪ねて

    神社で寝起きした私の青年時代/カトリックと禅と日本のカミは並立する/神武天皇ゆかりの古社を訪ねて/神武天皇の「神勅」は何を言おうとしているのか/鎮守の森が伐採されるとき

    第4章 男が見てはいけないもの

    ──黄泉国の伊邪那美を垣間見た伊邪那岐の罪

    スウィフトが描いた「淑女」の世界/死んだ妻を黄泉国にまで呼び戻しにいった伊邪那岐/伊邪那岐の必死の遁走/「古事記の桃はいまのウメ」という仮説/妻の出産を覗き見た山幸彦の悲劇

    第5章 家庭の祭主としての主婦

    ──国を救った天宇受賣命が女であったことの意味

    幸福の価値より道徳的義務を重んじたカント/聖トーマス・アクイナスはカントの正反対/なぜ神は、アダムにイブを与えたのか/お祭りの起源としての天の石屋戸物語/なぜ西洋の家庭では、奥さんがピアノを弾くのか/主婦の家事を「労働」ととらえたことの過ち/いまこそ必要な「喜びの原理」の復権

    第6章 万世一系の皇統の起源

    ──神武天皇の母と祖母は外国人だった

    日本の伝統に反した明治政府の廃仏毀釈/日本では、なぜ左が右より格上なのか/皇統は養子に起源を有する/豊玉姫と玉依姫は海神の国出身/皇室の国際化は、なんら不自然ではない

    第7章 須佐之男命の真実

    ──天孫族と出雲族は、いかにして平和共存しえたか

    大陸引揚者の古代人が感激したものとは/出雲系のカミが異民族とはいえない決定的理由/建御名方命と建御雷命との勝負の行方/八雲立つ 出雲八重垣/日本人が描きつづけた理想的な新郎・新婦像

    第8章 神武建国神話と言霊

    ──超自然的要素のある国とない国

    抹殺されたロシア共産党党首の名前/古代の日本人を買いかぶりすぎた妄説/天皇家の名誉にならない、あまりに率直な記述/「神代」と「人の世」を分けるものは何か/「天の神」の夢のお告げ/超自然的要素を取り除いた国と保持している国

    第9章 仏教伝来と用明天皇

    ──仏法を信じて神道を尊ぶというメンタリティの成立

    なぜか最重要人物を黙殺した井上論文/津田博士におけるテキスト無視の独断/欧米の古代史文献と『日本書紀』の違いとは/仏教受容における国際派と国粋派の暗闘/「仏法を信じ、神の道をも敬う」形の成立/日本の家庭に仏壇と神棚が置いてある理由

    第10章 英雄・日本武尊は、なぜ抹殺されたか

    ──その危機管理と計略に学ぶべきこととは

    戦後失われた「武」を尚ぶ精神/少年・日本武尊の恐るべき返事/「日本武尊」の誕生/出雲建を殺すのに、彼が最初にしたこととは/武士的危機感を持ちつづけることの重要さ

    第11章 古代の日本における愛のかたち

    ──弟橘比賣命は、なぜ自らを犠牲にしたのか

    戦争に行く男を見送る女のまなざし/弟橘比賣命が辞世にこめた思い/男女差を消滅させた最大の要因/スポック博士が「転向」した理由/イギリス労働党にアングロ・サクソン人が少ない理由

    第12章 なぜ、天照大神が主神となったのか

    ──日本民族の文化の継承者としての女性の役割

    禁酒法が日本でまったく顧慮されなかった理由/アメリカの女性は、なぜ「家庭」を出て働きにいくのか/ウーマン・リブが日本に根を下ろすための条件/民族の主神が女性であることの意味/日本民族の文化の継承者としての女性の役割



    あとがき
  • 内容紹介

    こんなによく分かる! そして面白い!

    日本人なら知っておきたい日本の歴史・神話の故郷

    編纂1300年を超える古事記の謎を解く!


    本書は三十五年以上も前に書いたもの、つまり一種の「若書き」である。しかし今回、丁寧に読み直してみたが、内容を変える必要のあるところはなかった。この本が最初に出た時の週刊誌の書評に、「危険な本だ」という主旨のものがあったことを覚えている。その頃はソ連瓦解以前であり、国連を批判したり、憲法を批判したり、南京大虐殺説を批判したりすると、議員や大臣も罷免されたものだった。たった三十数年前の話だが、今昔の感に堪えない。その頃に書いたものでいまも変える必要がないのだから、今後も変える必要がないのではないかと自分の「若書き」を読み返した次第である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    渡部 昇一(ワタナベ ショウイチ)
    上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。昭和5年(1930年)、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。平成29年(2017年)4月17日、逝去
  • 著者について

    渡部 昇一 (ワタナベショウイチ)
    上智大学名誉教授。英語学者。文明批評家。昭和5年(1930年)、山形県鶴岡市生まれ。上智大学大学院修士課程修了後、独ミュンスター大学、英オクスフォード大学に留学。Dr. phil., Dr. phil. h.c.(英語学)。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞。
    著書に『英文法史』などの専門書、『文科の時代』『知的生活の方法』『知的余生の方法』『アメリカが畏怖した日本』『「日本の歴史」1~7』『読む年表 日本の歴史』『渡部昇一 青春の読書』などの話題作やベストセラーが多数ある。平成29年(2017年)4月17日、逝去。

古事記の読み方 [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ワック
著者名:渡部 昇一(著)
発行年月日:2019/03/28
ISBN-10:4898317944
ISBN-13:9784898317945
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:192g
他のワックの書籍を探す

    ワック 古事記の読み方 [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!