イスラーム中道派の構想力―現代エジプトの社会・政治変動のなかで [単行本]
    • イスラーム中道派の構想力―現代エジプトの社会・政治変動のなかで [単行本]

    • ¥5,280159 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009003103912

イスラーム中道派の構想力―現代エジプトの社会・政治変動のなかで [単行本]

価格:¥5,280(税込)
ゴールドポイント:159 ゴールドポイント(3%還元)(¥159相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2019/02/28
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

イスラーム中道派の構想力―現代エジプトの社会・政治変動のなかで の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    過激派に抗しつつ、世俗主義と一線を画す。イスラーム世界における「声なきマジョリティ」の代弁者「イスラーム中道派」の総合的研究。
  • 目次

    序論 イスラーム中道派と現代世界
        ――思想と実態の理解にむけて――

     1 はじめに

     2 本書の主題と目的

     3 対象とする地域と時代

     4 先行研究の課題と本書の意義

     5 研究の問い

     6 研究の方法

     7 本書の構成

    第1章 イスラーム政治思想の今日的位相と現代国家論 

     1 伝統的イスラーム政治論の位相 

     2 中東における宗教性と国民国家の形成 

     3 現代イスラーム政治思想の展開 

     4 イスラーム思想史における中道主義(ワサティーヤ)の系譜 

    第2章 現代エジプトの形成とその特質
         ――エジプトにおける宗教と国家――

     1 地域の重層性に関する考察
        ――エジプト,アラブ,アジア・アフリカ,イスラーム――

     2 エジプト国民主義の発展とイスラーム運動の拡大 

     3 ナセル主義による国家再編

     4 イスラーム復興運動の展開  

     5 イスラーム的中道派潮流の台頭 

     6 中道派潮流の拡大と連携  

     7 1月25日革命と政治潮流の多様化 

    第3章 イスラーム国家論と宗教共存構想
         ――サリーム・アウワーの思想的貢献――

     1 はじめに

     2 ユダヤ教徒の国外流出とシオニズム 

     3 コプト教会のエジプト性 

     4 国民統合と世俗主義論争 

     5 中道派イスラーム思想家の宗教共存論 

     6 サリーム・アウワーのイスラーム国家論 

     7 ムスリム同胞団との比較から 
        ――イスラーム市民国家論――

     8 アウワーの「イスラーム文明計画」論

    第4章 現代エジプトにおける法・国家・イスラーム
         ――ターリク・ビシュリーの法哲学と政治論をめぐって――

     1 ターリク・ビシュリーの思想遍歴

     2 規範的文化としてのイスラーム
        ――ビシュリー思想における政教関係――

     3 ムスリム‐コプト共存論への貢献 

     4 現代国家とシャリーア施行問題  
        ――イスラーム復興以降――

     5 ビシュリー思想における中道とは何か

    第5章 1月25日革命以降の思想潮流と中道派の眺望

     1 ムスリム同胞団の隆盛と没落 

     2 エジプト2012年憲法に見るサラフィー主義の台頭

     3 ポスト革命期のアズハル 

     4 リベラル勢力と世俗主義の射程 

     5 中道派思想家の構想と立ち位置 
        ――世俗的なるものと宗教的なるものを超えて――

    結論
  • 出版社からのコメント

    過激派に抗しつつ、世俗主義と一線を画す。イスラーム世界における「声なきマジョリティ」の代弁者「イスラーム中道派」の総合的研究
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    黒田 彩加(クロダ アヤカ)
    1989年兵庫県に生まれる。2012年京都大学文学部卒業。2017年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 著者について

    黒田 彩加 (クロダ アヤカ)
    1989年 兵庫県に生まれる。
    2012年 京都大学文学部卒業。
    2017年 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。
    現 在 日本学術振興会特別研究員(PD)。
    著 作 「エジプト・イスラーム中道派の宗教共存論――文明的イスラーム観とアウワーの思想」(『日本中東学会年報』30 (2), 2015年), “What does Islamic Centrism in Egypt Strive for? Reflection on ??riq al-Bishr?’s Formulation of “Tayy?r As?s?”.” (『イスラーム世界研究』10, 2017年), 他。

イスラーム中道派の構想力―現代エジプトの社会・政治変動のなかで の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:黒田 彩加(著)
発行年月日:2019/02/21
ISBN-10:4779513421
ISBN-13:9784779513428
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:322ページ
縦:22cm
他のナカニシヤ出版の書籍を探す

    ナカニシヤ出版 イスラーム中道派の構想力―現代エジプトの社会・政治変動のなかで [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!