「理性」への希求-裁判員としての市民の実像 [単行本]
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「理性」への希求-裁判員としての市民の実像 [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2019/02/28
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「理性」への希求-裁判員としての市民の実像 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「感情に流されやすい市民」というイメージは正しいのか?暗黙の市民像を覆す、市民の法的判断に関する心理学的実証研究。
  • 目次

    1 脆弱な法的判断者としての市民
    1.1. 裁判員制度とは  
    1.2. 被害者参加制度とは  
    1.3. 法的判断者としての市民をめぐる議論  
    1.4. 法的判断者としての市民をめぐる研究  
    1.4.1. 自然実験  
    1.4.2. シナリオ・映像実験  
    1.4.3. 先行研究の限界と新しい視点  

    2 市民をめぐる議論の陥穽
    2.1. 人々は司法をどう捉えているのか  
    2.1.1. 裁判をめぐる人々の信念  
    2.1.2. 被害者・市民ステレオタイプ  
    2.1.3. 信念やステレオタイプがもたらすもの  
    2.2. 第三者効果はなぜ生じるのか  
    2.2.1. 自己インパクト否認  
    2.2.2. 他者インパクト肯定  
    2.3. 第三者効果は何をもたらすのか  
    2.3.1. 検閲意図に対する効果  
    2.3.2. 投票行動に対する効果  
    2.4. 本章のまとめ  

    3 裁判員としての市民の実像
    3.1. 導出された論点  
    3.2. 本書が検証するモデル  
    3.3. 本書の検証プロセス  

    4 司法場面における第三者効果
    4.1. 第三者効果は裁判でも生起するか  
    4.1.1. 研究1   
    4.1.2. 研究2   
    4.2. 自己インパクト否認の規定因  
    4.2.1. 研究3   
    4.2.2. 研究4   
    4.3.「理性的」な裁判信念が量刑判断に及ぼす間接効果  
    4.3.1. 研究5   
    4.3.2. 研究6   
    4.4. 第三者効果への介入  
    4.5. 本章のまとめ  

    5 「理性的」な裁判信念と量刑判断
    5.1. 研究7 :量刑判断に及ぼす直接効果  
    5.2. 研究8 :量刑判断に対する調整効果  
    5.3. 本章のまとめ  

    6 裁判員としての市民の実像
    6.1. 本書が明らかにしたこと  
    6.2. 理論的な示唆  
    6.2.1. 第三者効果  
    6.2.2. 裁判員としての市民 
    6.3. 実践的な示唆  
    6.4. 研究の展望

    ■コラム
    1 PR映画からみえてくる制度の目的  
    2 被害者参加制度の効果検証  
    3 マイヤーズら(Myers & Arbuthnot, 1999)の研究の詳細  
    4 遺族が裁判で気をつけていること  
    5 第三者効果の規定因として動機に注目する理由 
    6 第三者効果とよく似た認知バイアス  
    7 プライスら(Price et al., 1998)の研究の詳細  
    8 司法や裁判における「感情」の役割
  • 出版社からのコメント

    感情に流されやすい市民というイメージは正しいのか。暗黙裡に前提とされてきた市民像を覆す法的判断に関する心理学的実証研究。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    白岩 祐子(シライワ ユウコ)
    東京大学大学院人文社会系研究科社会心理学研究室専任講師。博士(社会心理学)
  • 著者について

    白岩 祐子 (シライワ ユウコ)
    東京大学大学院人文社会系研究科社会心理学研究室専任講師。博士(社会心理学)。主著に,『公認心理師の基礎と実践〈第11巻〉社会・集団・家族心理学』(分担執筆,遠見書房,2018),『犯罪心理学事典』(分担執筆,丸善出版,2016),『犯罪と市民の心理学』(分担執筆,北大路書房,2011)など。

「理性」への希求-裁判員としての市民の実像 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:白岩 祐子(著)
発行年月日:2019/02/20
ISBN-10:4779513537
ISBN-13:9784779513534
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:151ページ
縦:22cm
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