日本銀行「失敗の本質」(小学館新書) [新書]

販売休止中です

    • 日本銀行「失敗の本質」(小学館新書) [新書]

    • ¥92428 ゴールドポイント(3%還元)
100000009003109271

日本銀行「失敗の本質」(小学館新書) [新書]

価格:¥924(税込)
ゴールドポイント:28 ゴールドポイント(3%還元)(¥28相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:小学館
販売開始日: 2019/04/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

日本銀行「失敗の本質」(小学館新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    黒田日銀はなぜ「誤算」の連続なのか?その疑問を解くヒントは、かつての日本軍の失敗研究にあった―。「異次元緩和」は真珠湾攻撃、「マイナス金利」はインパール作戦を彷彿とさせ、「枠組み変更」は沖縄戦に通じる。組織論の観点から見ても「あいまいな戦略目的」や「短期決戦志向」など両者は驚くべき相似をなす。だとすれば、異次元緩和とアベノミクスの行き着く先は「第2の敗戦」ではないのか―。朝日新聞編集委員による全く新しい日銀批判の書。
  • 目次

    プロローグ――批判を許さない「危うい空気」


    第1部 黒田日銀「迷走の軌跡」
    ――「時系列」から考える相似――

    “開戦前夜”――あらかじめ定められた目標
    1 失敗の発端 [2012年12月]「主戦論」への転換 ▼【ノモンハン事件】
    2 奇襲 [2013年4月] 「異次元緩和」という名の宣戦布告 ▼【真珠湾攻撃】
    3 転機 [2014年10月] 誤った成功体験が生んだ「追加緩和」 ▼【ミッドウェー海戦】
    4 強行 [2016年1月] 無謀すぎる賭け「マイナス金利」 ▼【インパール作戦】
    5 誤算 [2016年9月] 「総括的検証」から異形の政策へ ▼【レイテ沖海戦】
    6 泥沼 [2018年3月] 黒田再任で長期戦に ▼【沖縄戦】


    第2部 アベノミクス「失敗の本質」
    ――「組織論」から考える相似――

    1 あいまいな戦略目的――「デフレ脱却」とは何か
    2 短期志向の戦略立案――「2年で達成」と断じたインフレ目標
    3 空気の支配・非科学的思考――「アベノミクスは成功」連呼
    4 進化しない戦略・乏しい選択肢――代案なき政策の長期化
    5 属人的な決定プロセス――リフレ派に席巻された決定会合
    6 修正されない組織――「とりあえず現状維持」で先送り
    7 結果よりプロセス重視――「やった感」より「やってる感」
    8 言葉を奪った組織――セントラルバンカーたちの苦悩
    9 繰り返される大本営発表――“真実を伝えない”ための会見
    10 財政ファイナンスの罠――危機下の蔵相、戦時の総裁

    第3部 “平和な終戦”はありうるか
    ――「誤算」続きの黒田日銀が残した教訓――

    1 迷走する経済政策
    2 「第2の敗戦」へ
    3 来たるべき“破局”の前に


    エピローグ――「第2の敗戦」に“奇跡の復興”は訪れない
  • 内容紹介

    黒田日銀はなぜ「誤算」の連続なのか?

    「異次元緩和」は真珠湾攻撃、「マイナス金利」はインパール作戦、「枠組み変更」は沖縄戦に通じる――。

    「誤算」と「迷走」を重ねる黒田日銀の金融政策は、かつての日本軍の失敗を彷彿とさせる。

    組織論の観点から見ても、「あいまいな戦略目的」や「短期決戦志向」「属人的な決定プロセス」など、両者は驚くべき相似をなす。

    だとすれば、その行き着く先は「第2の敗戦」ではないのか――。

    いち早くアベノミクスに警鐘を鳴らした朝日新聞編集委員が、間違った金融政策を修正できない政府・黒田日銀の問題点を浮き彫りにする。

    「メディアも有識者も経済界も、この政策をまったく批判しなくなったら、それはまるで戦時中の大政翼賛会のようなものだ。あまりに無謀な太平洋戦争を引き起こした戦争責任は時の政権や軍部にある。だとしてもそれを無批判に受け入れ、時に支持したメディアや有識者たちにも責められるべき点が多々ある。
    批判を許さない抑圧的な体質も、都合のいいことしか説明しない、させないという大本営発表的な手法も、戦前や戦中に通じるもののように思える。私たちは今、相当に危なっかしい時代の淵に立っている。」(プロローグより抜粋)


    【編集担当からのおすすめ情報】
    朝日新聞の連載「波聞風問」などで切れ味鋭い経済コラムを執筆している著者の原さんは、いち早くアベノミクスと異次元金融緩和に警鐘を鳴らしてきた記者の1人です。
    その原記者が、ベストセラー『失敗の本質』で指摘されている日本軍の欠陥分析を参考に、黒田日銀の抱える問題点を丹念に検証し、書き下ろしたのが本書です。
    「時系列」と「組織論」の両面から、軌道修正できない組織――日本軍と黒田日銀の驚くべき相似が解き明かされていきます。
    これ一冊で、重厚な経済書ほどの読み応えがあります!

    図書館選書
    黒田日銀はなぜ「デフレ脱却」できずに誤算と迷走を重ねるのか? その疑問を解くヒントはかつての日本軍の失敗研究にあった――。アベノミクスを最も長く批判し続ける朝日新聞記者がその失敗の本質を徹底検証する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原 真人(ハラ マコト)
    1961年長野県生まれ。早稲田大学卒。日本経済新聞社を経て、88年に朝日新聞社に入社。経済記者として財務省や経済産業省、日本銀行などの政策取材のほか、金融、エネルギーなどの民間取材も多数経験。経済社説を担当する論説委員を経て編集委員

日本銀行「失敗の本質」(小学館新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:小学館
著者名:原 真人(著)
発行年月日:2019/04/08
ISBN-10:4098253437
ISBN-13:9784098253432
判型:新書
発売社名:小学館
対象:一般
発行形態:新書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:253ページ
縦:18cm
他の小学館の書籍を探す

    小学館 日本銀行「失敗の本質」(小学館新書) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!