師・安田理深論 [単行本]
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師・安田理深論 [単行本]

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出版社:大法輪閣
販売開始日: 2019/03/14
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師・安田理深論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    真宗の求道者、安田理深(1900~82)。私塾の相応学舎で論疏を講じて多くの学生を感化。深遠にして難解と評された講義に参じた聞法者の一人でのちに学舎を継いだ著者が、師の生涯と思想を当時の熱気と共に語り尽くす。
  • 目次


      第一回 値遇・出遇う・生涯
        一、安田先生との出遇い
        二、安田先生の求道の初め
        三、若き安田先生と金子・曽我先生との出遇い
        四、頑固で優しかった先生 
        五、茂田井教亨・ティリッヒとの対話
        六、相応学舎・教団に対して
        七、安田先生の願い

      第二回 相応学舎
        一、金子大栄先生の異安心問題
        二、当時の大谷大学・曽我量深先生の辞職
        三、興法学園・相応学舎の誕生
        四、「相応」の意味
        五、唯識思想の相応
        六、如実修行相応
        七、曇鸞大師の 「相応」解釈
        八、天親菩薩の「如実修行」
        九、行ではなく信心の問題
        十、人間存在の問題としての「相応」
        十一、神秘体験批判 
        十二、相応学舎の継続 


      第三回 僧伽について
        一、相応学舎の雑誌『僧伽』
        二、釈尊のもとでの教団と戒律
        三、本当の共同体を求める願心
        四、本当の共同体とは
        五、限定のある化身土を縁として
        六、独立者の共同体と欲生心という根本原理
        七、安田先生の願い
        八、安田先生との共同体

      第四回 無窓について
        一、安田先生の号「無窓」
        二、ライプニッツの『モナドロギー』
        三、窓の無いモナドと唯識説
        四、悟りの根拠
        五、窓のあるモナドと親鸞思想
        六、先生の生き方と「無窓」

      第五回 存在の故郷
        一、逆縁としてのオウム事件
        二、「存在の故郷」と真の「他力の救済」
        三、帰るべき存在の故郷
        四、本願の呼びかけ、願生浄土
        五、存在の故郷、浄土を解明する
        六、安田先生の思索・信念

      第六回 曽我量深から安田理深へ ~相続し深められたもの~
        一、近代教学批判への反駁
        二、曽我・安田先生が大事にした菩提心と自由な批判精神
        三、主体的な信仰
        四、近代教学の「非神話化」と異安心問題
        五、曽我先生の難しさ
        六、「感の教学」
        七、思想家としての安田先生

      第七回 純粋未来・真実証
        一、近代教学論
        二、死後往生と親鸞聖人の領解
        三、真実信心を得れば、悟りと同じ利益
        四、浄土とは、宗教的要求とは
        五、方便化身土と真実報土の往生観
        六、菩提心・欲生心
        七、純粋未来、真実証からの呼びかけ

      第八回 「感の教学」と「言の教学」
        一、曽我先生の「感の教学」 
        二、自分にとっての如来の還相回向とは
        三、安田先生の「言の教学」
        四、宗教体験を言葉を通して吟味する
        五、安田先生の独学と思索 
        六、先生に出遇ったときの感動 

      第九回 宗教的情熱 ~安田理深の示した方向性~
        一、誕生日を祝うということ 
        二、先生の宗教遍歴
        三、思想の自由
        四、「遊び」と「仕事」
        五、菩薩道の第七地から第八地へ
        六、先生と唯識
        七、人間の根本問題から離れなかった先生
        八、「精神生活が停滞していないか」

    わが師 安田理深の道 

      内観の大菩提心
        親鸞と唯識 
        内観と自然法爾
        宿業と自由

      「僧伽」を念じつづけて

    安田理深 略年譜
  • 出版社からのコメント

    「本願の生活者」が現代に存在した! 真宗の求道者・安田理深の教えを長く聞いてきた著者が、師の生涯と思想を語る。
  • 内容紹介

    真宗の求道者、安田理深(やすだ・りじん。1900?1982)。定職に就かず私塾の相応学舎で論疏を講じ、自ら思索を続けて多くの学生を感化。深遠にして難解と評された講義には熱心な聞法者が駆け付けた。その一人でのちに学舎を継いだ著者が、師の生涯と思想を当時の熱気と共に語り尽くす。
    ======================
    本書から――

     ……先生の浄土の了解というものは、単なる浄土教というよりも、仏教学の思索を通した浄土の普遍的な意味、本願の教えの根元的な意味というものを解明している。安田理深選集の第一巻を発刊するときに、松原祐善先生は、安田先生の学問は、真宗学でもないし、単なる仏教学でもない、仏道を歩む行者としての学問だとおっしゃっていました。

     ……浄土という問題に絞って親鸞教学を構造的に解明したのは非常に珍しいことです。安田先生はこの話を、お百姓さんも聞いておられる会座で三日間なさったのです。先生の営みは、存在の故郷を明らかにするべく、自分のあらゆる疑難をぶつけながら思索していく。その営みは何処に行っても行われる。聞いている方は皆ほとんど分からない。分からないけれども、安田先生の思索に触れると、今まで聞いていたものがどうも嘘臭い。だから、いよいよ聞かずにはおれないということになって、先生と一緒に存在の故郷を解明する会座が相続されていくのです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    本多 弘之(ホンダ ヒロユキ)
    1938年、中国黒龍江省生まれ。1961年、東京大学農学部林産学科卒業。1966年、大谷大学大学院修了。1976年から1983年まで大谷大学助教授。現在、親鸞仏教センター所長、真宗大谷派本龍寺住職、学仏道場相応学舎講師
  • 著者について

    本多 弘之 (ホンダ ヒロユキ)
    1938年、中国黒龍江省生まれ。1961年、東京大学農学部林産学科卒業。1966年、大谷大学大学院修了。1976年から1983年まで大谷大学助教授。現在、親鸞仏教センター所長。真宗大谷派本龍寺住職。学仏道場相応学舎講師。
    【著 書】
    『親鸞教学-曽我量深から安田理深へ』『『教行信証』「信巻」の究明』『親鸞の名号論』(以上、法藏館)、『浄土-その解体と再構築』『新講 教行信証』(以上、樹心社)、『〈親鸞〉と〈悪〉-われら極悪深重の衆生』(春秋社)、『知識ゼロからの親鸞入門』(監修・幻冬舎)、『現代と親鸞-現代都市の中で宗教的真理を生きる』(東本願寺出版)ほか多数。

師・安田理深論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:大法輪閣
著者名:本多 弘之(著)
発行年月日:2019/03/15
ISBN-10:4804614133
ISBN-13:9784804614137
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:222ページ
縦:19cm
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