エネルギー産業の法・政策・実務 [単行本]

エネルギー産業の法・政策・実務 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日本におけるエネルギー産業の変革や実態によって創出される新しい競争的取引市場に関する法律問題を鳥瞰し、政策提言を行う。各論点に造詣の深い執筆陣による力作！

• 目次

  第１編　競争時代におけるエネルギー産業
  　I章　総論（友岡史仁：日本大学）
  
  第２編　エネルギー産業におけるバリューチェーン構造と法課題
  　II章　エネルギー資源の貿易規制に関する国際通商法の対応（伊藤一頼：北海道大学）
  　III章　エネルギー資源を巡る投資・取引に関する問題（紺野博靖・大槻由昭・勝部純：西村あさひ法律事務所）
  　IV章　エネルギー産業におけるアンバンドル規制等競争環境整備の法政策（西村暢史：中央大学）
  
  第3編　エネルギー産業の競争化に伴う具体的な法課題
  　V章　小売全面自由化に関する概要および法的制度的課題（伊藤憲二・市村拓斗：森・濱田松本法律事務所）
  　VI章　電気事業のユニバーサル・サービスに関する法的課題（佐藤佳邦：一般財団法人電力中央研究所）
  　VII章　公共事業分野におけるセット割販売と独占禁止法の規制（早川雄一郎：立教大学）
  　VIII章　エネルギー・鉱物資源の効率的、安定的な調達に果たす競争法の役割と射程（藤井康次郎：西村あさひ法律事務所）
  
  第4編　電力産業の課題
  　IX章　原発訴訟からみた電源多様化の展望（松本充郎：大阪大学）
  　X章　競争市場における再生可能エネルギーの導入拡大（筑紫圭一：上智大学）
  　XI章　卸電力市場における相場操縦の規制（松尾健一・ 武田邦宣：大阪大学）
  　XII章　電力卸取引市場規制の実際（松田世理奈：阿部・井窪・片山法律事務所）
  
  第5編　ガス産業の課題
  　XIII章　ガス産業の制度改革の動向と課題（高城潤：資源エネルギー庁　電力・ガス事業部政策課）
  　XIV章　国内ＬＰガスおよび石油の諸課題（平野双葉：弁護士）

• 内容紹介

  エネルギー関係法、研究者、政策担当者、法曹実務家、必読の書！
  
  　近時、欧米の経験を参考に、エネルギー産業において自由競争を一層促進するための法制度が検討されています。しかしその特徴、またその市場構造ゆえに、自由競争の導入に一定の制約ないし限界があることも事実です。
  　本書は、各産業における制度の大枠を示し、その変化に関する最新の動きを分かりやすく鳥瞰した上で、行政における法運用の実際、関連訴訟の展開を客観的に分析することで、研究者、政策担当者、企業の担当者など、幅広い読者に役立つ書籍を目指しました。関係各位、必読の書です。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  友岡 史仁(トモオカ フミト)
  日本大学法学部教授。１９９７年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、２００３年慶應義塾大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学
  
  武田 邦宣(タケダ クニノブ)
  大阪大学大学院法学研究科教授。１９９３年神戸大学法学部卒業、１９９９年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了（神戸大学博士（法学））

• 著者について

  友岡　史仁 (トモオカ　フミト)
  日本大学法学部経営法学科教授（2019年2月現在）
  
  武田　邦宣 (タケダ　クニノブ)
  大阪大学大学院法学研究科教授（2019年2月現在）

エネルギー産業の法・政策・実務 [単行本] の商品スペック