海の乙女の惜しみなさ(エクス・リブリス) [単行本]
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海の乙女の惜しみなさ(エクス・リブリス) [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2019/05/02
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海の乙女の惜しみなさ(エクス・リブリス) [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    広告代理店に長年勤務した初老の男ビル・ウィットマン。彼の人生の瞬間の数々を自虐的ユーモアを交えて語る断章形式の物語。(「海の乙女の惜しみなさ」)。もとはモーテルだったアルコール依存症治療センター“スターライト”。そこに入所中のマーク・キャサンドラが、ありとあらゆる知り合いに宛てて書いた(または脳内で書いた)一連の手紙という体裁の短篇。(「アイダホのスターライト」)。1967年、ささいな罪で刑務所に収監されることになった語り手。そこで無秩序の寸前で保たれる監房の秩序を目の当たりにし、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談を聞く。(「首絞めボブ」)。かつてテキサス大学で創作を教えていた語り手は、あるとき学生たちを連れて老作家ダーシー・ミラーの牧場を訪ねる。その後、作家仲間から彼の安否を気遣う連絡を受け、ふたたび訪問すると、そこには、すでに死んだはずの兄夫婦と暮らしていると錯覚するミラーの姿があった。(「墓に対する勝利」)。詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークは、エルヴィスの生涯に関する陰謀説を証明しようとしていた。(「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」)。
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    海の乙女の惜しみなさ;アイダホのスターライト;首絞めボブ;墓に対する勝利;ドッペルゲンガー、ポルターガイスト
  • 出版社からのコメント

    2017年に没した鬼才が死の直前に脱稿した、『ジーザス・サン』に続く26年ぶりの第二短篇集。「老い」と「死」の匂いが漂う遺作
  • 内容紹介

    どん底から救済を夢見る人々の姿

     2017年に没した著者が死の直前に脱稿した、26年ぶりの短篇集。『ジーザス・サン』の流れを汲みつつ、どん底から救済を夢見る人々の姿を通して、アメリカ的精神のゆくえを冷徹に見つめる5篇を収録。
    「海の乙女の惜しみなさ」
     広告代理店に長年勤務した60代前半のビル・ウィットマンの人生の瞬間をめぐる断片的な物語。老境に差しかかった語り手にのしかかる「老い」と「死」という主題が全体を貫く。
    「首絞めボブ」
     1967年、主人公はささいな非行により刑務所に収監される。そこで目にしたのは、無秩序の寸前で保たれている秩序、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談だった。
    「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」
     詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークはエルヴィスに関する陰謀説を証明しようとしていた。
     「老い」と「死」という主題と、老いつつある「アメリカ」そのものを視野に入れた描写が、どの短篇にも色濃く現われている。生前、「現在においてもっとも影響力のある作家」と呼ばれた著者の集大成と呼ぶにふさわしい作品。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ジョンソン,デニス(ジョンソン,デニス/Johnson,Denis)
    1949年、旧西ドイツ、ミュンヘン生まれ。1983年、長篇小説Angelsでデビュー。核戦争後の近未来を描くFiskadoro(1985)や、ニカラグアの内戦を題材とするThe Stars at Noon(1986)など長篇小説を精力的に描きつづける。1992年に発表した第一短篇集『ジーザス・サン』(白水社)により、カルト的に支持される作家となった。2007年、ベトナム戦争を描いた長篇小説『煙の樹』(白水社)で全米図書賞を受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書にも選出された。2011年の中篇小説Train Dreamsはピュリッツァー賞の最終候補となる。2014年、現代の西アフリカを舞台としたスパイ小説The Laughing Monstersを発表。2017年、肝臓癌のため67歳で死去

    藤井 光(フジイ ヒカル)
    1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。同志社大学文学部英文学科准教授。主要訳書:A・ドーア『すべての見えない光』(第三回日本翻訳大賞受賞、新潮社)など
  • 著者について

    デニス・ジョンソン (ジョンソン)
    1949年、旧西ドイツ、ミュンヘン生まれ。1983年、長篇小説Angelsでデビュー。以来、核戦争後の近未来や、暴力とドラッグに染まった現代アメリカ社会の裏面を精力的に描きつづけた。2007年、長篇小説『煙の樹』(白水社)で《全米図書賞》を受賞、《ニューヨーク・タイムズ年間最優秀図書》にも選ばれた。本書は1992年刊の第一短篇集『ジーザス・サン』(白水社)に続く26年ぶりの第二短篇集で、作家の死の直前に脱稿した。2017年、肝癌のため67歳で死去。

    藤井 光 (フジイ ヒカル)
    1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。同志社大学文学部英文学科准教授。主要訳書にD・ジョンソン『煙の樹』、R・ハージ『デニーロ・ゲーム』、S・プラセンシア『紙の民』、R・カリー・ジュニア『神は死んだ』、H・ブラーシム『死体展覧会』、M・ペンコフ『西欧の東』(以上、白水社)、D・アラルコン『ロスト・シティ・レディオ』、T・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』、S・フリード『大いなる不満』、A・ドーア『すべての見えない光』(第三回日本翻訳大賞受賞)、R・マカーイ『戦時の音楽』(以上、新潮社)など

海の乙女の惜しみなさ(エクス・リブリス) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:デニス ジョンソン(著)/藤井 光(訳)
発行年月日:2019/05/10
ISBN-10:4560090580
ISBN-13:9784560090589
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:235ページ
縦:20cm
その他: 原書名: The Largesse of the Sea Maiden〈Johnson,Denis〉
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