スケールアップの化学工学-ものづくりの課題解決に向けて [単行本]
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スケールアップの化学工学-ものづくりの課題解決に向けて [単行本]

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出版社:丸善出版
販売開始日: 2019/04/30
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スケールアップの化学工学-ものづくりの課題解決に向けて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “ものづくり”の肝は分散です。混練、塗布、乾燥などのプロセスは分散状態に依存し、材料の微細構造を決定づけます。材料の分散状態は熱力学的な要因だけではなく、流体力学的な条件に大きく依存して、レオロジーも複雑に変化します。しかも、ラボ実験スケールからスケールアップを行うと、分散状態の変化により材料物性や性能が変化します。本書では、スケールアップの課題に立ち向かうために、構造形成の学理を平衡論や速度論に加えて、非平衡相変化の視点から丁寧に解説しています。さらに、演習問題を活用することで、より実践的に学ぶことができます。
  • 目次

    第1章 現代的スケールアップ  
     1.1 化学工学体系とスケールアップ  
     1.2 時空間のスケールアップ   
    第2章 材料の構造形成  
     2.1 相分離と相転移  
     2.2 熱力学的非平衡相転移
     2.3 流体力学的非平衡相転移
     2.4 スケールアップのアプローチ
    第3章 律速過程
     3.1 反応・拡散過程の律速
     3.2 乾燥過程の律速
     3.3 析出過程の律速
    第4章 非平衡性と非線形性
     4.1 非平衡系 
     4.2 非線形性 
     4.3 特異点 
     4.4 ヒステリシス
     4.5 インキュベーション
     4.6 自励振動
     4.7 非線形系のスケールアップ
    第5章 流動特性
     5.1 層流と乱流
     5.2 混相系の流動特性
     5.3 粉体の流動特性
     5.4 紡糸の細線化流動
    第6章 反応プロセス
     6.1 反応器モデル
     6.2 不均一系反応器
     6.3 微粒子合成反応器
     6.4 固相反応器
     6.5 ゾル‐ゲル法反応器
    第7章 析出プロセス  
     7.1 析出特性  
     7.2 二段核発生説 
     7.3 核成長とオストワルドライプニング  
     7.4 晶析プロセス 
    第8章 分散プロセス  
     8.1 熱力学的分散  
     8.2 流体力学的分散  
     8.3 凝集構造と性能 
     8.4 分散プロセスのスケールアップ  
    第9章 混錬プロセス  
     9.1 材料とレオロジー特性 
     9.2 混錬のダイナミクス  
     9.3 混錬の効果  
     9.4 混錬プロセスのスケールアップ  
    第10章 塗布プロセス  
     10.1 塗布方式  
     10.2 塗布流動 
     10.3 塗布欠陥  
     10.4 スケールアップ 
    第11章 乾燥プロセス  
     11.1 乾燥特性と律速過程  
     11.2 乾燥特性の予測  
     11.3 噴霧乾燥  
     11.4 乾燥欠陥  
     11.5 乾燥シミュレーション  
     11.6 乾燥による構造形成  
     11.7 乾燥プロセスのスケールアップ 
    第12章 気相薄膜プロセス  
     12.1 気相薄膜の構造形成  
     12.2 CVD  
     12.3 pCVD  
     12.4 スパッタ 
     12.5 蒸着  
     12.6 気相薄膜プロセスのスケールアップ  
    第13章 スケールアップのまとめ  
     13.1 スケールアップの評価指標  
     13.2 材料・プロセスの構造形成  
     13.3 スケールアップ則のまとめ  
     13.4 スケールアップの課題  
     13.5 おわりに 
  • 出版社からのコメント

    構造形成の学理を、平衡論や速度論に加え、非平衡論の立場から丁寧に解説。扱う装置や材料が変わっても応用できる力を身に付けられる
  • 内容紹介

    量産にあたって必要となる構造形成の学理を、従来の平衡論や速度論に加えて、非平衡論の立場から丁寧に解説している。そのため、一部の事例だけでなく、扱う装置や材料が変わっても応用できる力を身に付けることができる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 由岐夫(ヤマグチ ユキオ)
    1975年東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻修士課程修了。三菱化成株式会社(現三菱化学株式会社)入社、マサチューセッツ工科大学留学を経て、三菱化学材料工学研究所長、慶應義塾大学より工学博士取得。2000年より東京大学大学院工学系研究科教授(化学システム工学専攻)。現在は、一般社団法人プロダクト・イノベーション協会(PIA)代表理事、東京大学名誉教授。研究分野は機能材料プロセシング、構造制御と機能設計、ナノテクノロジー、知識の構造化。2012年米国化学工学会(AIChE)より、塗布技術の学術的理解と開発に多大な貢献をした研究者へ与えられるJohn A.Tallmadge Awardを受賞

スケールアップの化学工学-ものづくりの課題解決に向けて の商品スペック

商品仕様
出版社名:丸善出版
著者名:化学工学会(編)/山口 由岐夫(著)
発行年月日:2019/04/25
ISBN-10:4621303872
ISBN-13:9784621303870
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:その他工業
言語:日本語
ページ数:167ページ
縦:21cm
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