海に落ちた魔女 [単行本]

海に落ちた魔女 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  落ちてしまった海は、摩訶不思議な世界だった。明るいブルーの色がだんだん黒ずんで、ほとんど闇に。棲んでいたのは、できそこないの骸骨が牙をむいたような魚、まぶたのつぶれたカニや、チロチロと赤い舌を出す貝の群れ。得体の知れない“ほっほさん”にバクテリアに変えられたり、“髭もじゃ男”に釣り上げられて食べられそうになったりしつつ、ようやく陸に帰還した魔女ヘルゼが、最後に決断したのは―。

• 内容紹介

  やむなく深海を旅する羽目に陥ったドジ魔女ヘルゼの、奇妙奇天烈、痛快無比、大人のファンタジー。
  
  落ちてしまった海は、摩訶不思議な世界だった。
  明るいブルーの色がだんだん黒ずんで、ほとんど闇に。棲んでいたのは、できそこないの骸骨が牙をむいたような魚、
  まぶたのつぶれたカニや、チロチロと赤い舌を出す貝の群れ。得体の知れない《ほっほさん》にバクテリアに変えられたり、《髭もじゃ男》に釣り上げられて食べられそうになったりしつつ、ようやく陸に帰還した魔女ヘルゼが、最後に決断したのは――

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  田中 まる子(タナカ マルコ)
  兵庫県生まれ。新聞記者生活十八年、旧西ドイツ在住三年、大学非常勤講師生活十五年、その他、フリーで執筆活動を行う。「三田文学会」会員。日本労働ペンクラブ会員。同人誌「野の風」同人

• 著者について

  田中まる子 (タナカマルコ)
  兵庫県生まれ。新聞記者生活18年、旧西ドイツ在住３年、大学非常勤講師生活15年、その他、フリーで執筆活動を行う。「三田文学会」会員。日本労働ペンクラブ会員。同人誌「野の風」同人。
  過去のファンタジー作品に、『二人あわせて三百さい 魔女のきょうだいラタとリナ』（講談社）、『魔女の息子の誕生日』『魔女と化け猫』（以上、愛育社）。一般書として、松田宣子の実名で『魔女の目でみた暮らしと経済』（ドメス出版）がある。

海に落ちた魔女 [単行本] の商品スペック