グローバル化のなかの異文化間教育―異文化間能力の考察と文脈化の試み [単行本]
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グローバル化のなかの異文化間教育―異文化間能力の考察と文脈化の試み [単行本]

西山 教行(編著)大木 充(編著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2019/03/09
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グローバル化のなかの異文化間教育―異文化間能力の考察と文脈化の試み の 商品概要

  • 目次

     まえがき[西山教行]

    第1部 グローバル化する社会と異文化間教育

    第1章 アメリカの相互文化教育運動に対する再評価[張漢業]
     1.初の相互文化教育学者デュボワ
     2.相互文化教育の政治・社会的背景
     3.デュボワの相互文化教育運動
     4.集会プログラムと集団対話
     5.相互文化教育に対する評価

    第2章 異文化間教育とグローバル教育[大木充]
     1.はじめに
     2.異文化間能力とグローバル・コンピテンス
     3.異文化間教育とグローバル教育
     4.異文化間教育の必要性はますます高まっている
     5.異文化間教育の実践
     6.異文化間能力の評価
     7.これからの異文化間教育――他者との差異から学ぶ

    第3章 日本社会と異文化間教育のあるべき姿[細川英雄]
     はじめに
     1.異文化間能力とは何か
     2.「異文化間能力」は教えられるのか―テーマ生成のための場づくりの可能性
     3.改めて「日本社会」とは何か
     4.「この私」の世界観をつくる――「よく生きる」という市民性の課題へ

    第4章 異文化は理解できるか――私の生きた異文化間性をめぐって[西山教行]
     1.私にとってのフランス語のイメージ
     2.ルワンダからみたフランス語
     3.ギニアからみたフランス語
     4.フランス語教育・普及の倫理
     5.セガレンから考える「異文化」
     6.結語として

     編者インタビュー Part1 外国語教育を支える異文化間能力の育成[ダニエル・コスト、倉舘健一訳]

    第2部 外国語教育と異文化間教育

    第1章 脱グローバル時代の英語教育に求められるもの[鳥飼玖美子]
     1.はじめに
     2.「グローバル人材育成」政策が生み出したもの
     3.グローバリゼーションの逆流
     4.多文化多言語共生社会における英語教育
     5.これからの英語教育への試案

    第2章 英語教育を越えて――異文化間教育は幸福に満ちているか[仲潔]
     1.はじめに
     2.英語教育の教育観とコミュニケーション能力観
     3.コミュニケーション能力観を問う
     4.道徳教育との連携
     5.排除される学習者たち
     6.おわりに

    第3章 教育の潜在的葛藤場面における異文化間能力と言語能力[クリストフ・メルケルバッハ、大山万容訳]
     1.導入
     2.背景
     3.教育環境における伝統的なパラダイム
     4.なぜ母語教育か
     5.言語政策の新しいパラダイムの必要性
     6.第3言語の習得
     7.文化的に規定されたプロセスとしての学習
     8.言語カリキュラムの課題
     9.結論

     編者インタビュー Part 2 コミュニケーション能力と異文化間能力の関係[アンリ・ベス、関デルフィン訳]

    第3部 諸外国における異文化間教育

    第1章 移民の複言語能力――受け入れ社会にとっての課題と利点(スイスの視点から)[ジョルジュ・リュディ、大山万容訳]
     1.文脈
     2.統合
     3.「単一言語イデオロギー」に対抗する
     4.複言語主義の相補性モデル
     5.複言語主義の利点
     6.コミュニケーション方略と複言語話法
     7.異文化間教育

    第2章 多民族社会・移民社会における異文化間教育――シンガポールの社会科教材から考える[斎藤里美]
     1.はじめに
     2.シンガポールの多文化政策とその歴史的、社会的背景
     3.シンガポールの高校社会科教育と多文化教育の位置
     4.官製シチズンシップとしての多文化リテラシー――Upper Secondary Social Studiesにみる「多様性のための教育」
     5.おわりに

     編者インタビュー Part 3 EUにおける社会的状況と異文化間教育[マイケル・ケリー、松川雄哉訳]

     あとがき[大木充]
     著者・訳者紹介
  • 内容紹介

    人の移動、国境の消失により世界が「ひとつの領土」になると捉える「世界化」と新自由主義のイデオロギーのもとで進む経済的局面との意味の「グローバル化」といった二つの言説において、異文化間教育はどのような役割を果たしてきたのだろうか。外国語教育や教育学の視点、また欧米の違いもあわせ、異文化間教育の文脈化をはかり課題を論じる。
  • 著者について

    西山 教行 (ニシヤマ ノリユキ)
    京都大学人間・環境学研究科教授。言語教育学、言語政策、フランス語教育学、フランコフォニー研究。主な著作に『バイリンガルの世界へようこそ――複数の言語を話すということ』(監訳、フランソワ・グロジャン(著)、勁草書房、2018年)、『ヨーロッパの言語』(訳、アントワーヌ・メイエ(著)、岩波文庫、2017年)、『異文化間教育とは何か――グローバル人材育成のために』(編著、くろしお出版、2015年)など。

    大木 充 (オオキ ミツル)
    京都大学人間・環境学研究科名誉教授。フランス語教育学、外国語教育学、言語学。主な著書に『マルチ言語宣言――なぜ英語以外の外国語を学ぶのか』(編著、京都大学学術出版会,2011年)、『グローバル人材再考――言語と教育から日本の国際化を考える』(分担執筆、くろしお出版、2014年)、『世界と日本の小学校の英語教育――早期外国語教育は必要か』(編著、明石書店、2015年)など。

グローバル化のなかの異文化間教育―異文化間能力の考察と文脈化の試み の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:西山 教行(編著)/大木 充(編著)
発行年月日:2019/03/15
ISBN-10:4750348015
ISBN-13:9784750348018
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:238ページ
縦:21cm
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