彼自身によるロベール・ブレッソン-インタビュー 1943?1983 [単行本]
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彼自身によるロベール・ブレッソン-インタビュー 1943?1983 [単行本]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2019/04/10
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彼自身によるロベール・ブレッソン-インタビュー 1943?1983 の 商品概要

  • 目次

    序論 「カメラによって導かれること……私が行きたいところへと」

    1 『公共問題』──1934年
      前奏曲

    2 『罪の天使たち』──1943年
      作家が必要である
      ジャン・ジロドゥ

    3 『ブローニュの森の貴婦人たち』──1945年
      動揺と衝撃
      内面が命じる
      ジャン・コクトー
      呪われた映画祭

    4 『田舎司祭の日記』──1951年
      それら二つの世界のあいだで
      この賭けこそが私を引きつける
      見ることと聞くこと
      詩を書くように

    5 『抵抗』──1956年
      風は己の望むところに吹く
      新たなる表現手段

    6 『スリ』──1959年
      手とオブジェと視線の映画
      映画のリズムは心臓の鼓動でなければならない
      ただ現実だけを捕獲するために
      神秘に至ること
      詩と真実は姉妹である

    7 『ジャンヌ・ダルク裁判』──1962年
      手で触れうる超自然との親しき交わり
      私はこれ以上に残酷で痛ましいことを知らない
      映画がそれを望んだ
      エモーションがわれわれの唯一の導き手でなければならない
      ジャンヌ・ダルクは美しく、優雅で、天才的で、現代的であった──奇妙なまでに自由な神秘主義者
      彼女をリアルで親密なものとするために
      電流を流すためには、電線を裸に剥かねばならない

    8 脚色
      劇的創造の諸局面──脚色

    9 『バルタザールどこへ行く』──1966年
      純粋さ、静けさ、平穏さ、聖性とともにあるロバ
      私の作った最も自由な映画、私自身を最も詰め込んだ映画
      生をコピーすることなく、生に至る方法を見つけること
      踏破された道のり

    10 『少女ムシェット』──1967年
      むしろ肖像画家が描くように
      ベルナノスがしっくりくるのは、彼が現実を用いて超自然を作り出すからである
      死に至らしめる視線

    11 サウンド・トラック
      耳は眼よりもずっと創造的である

    12 『やさしい女』──1969年
      死と生の衝突
      私はここに、もう一人はよそに。そして沈黙は恐ろしい

    13 『白夜』──1972年
      芸術は贅沢品ではない。生活必需品である
      青と栗色のあいだで
      私は不意打ちを求めている

    14 『湖のランスロ』──1974年
      過去を現在に置き直す
      ランスロのきわめて特異な内面の冒険こそが私の心を打った
      忠義と不忠のあいだに引き裂かれて
      音を立てる鉄
      聖杯、アクションを下から動かす原動力

    15 『シネマトグラフ覚書』──1975年
      己の芸術を丸裸にする

    16 『たぶん悪魔が』──1977年
      敵
      詩は省略を介して滑り込む

    17 『ラルジャン』──1983年
      おお、金、眼に見える神よ!
      映画は広大である。まだ何もなされていない

    訳者あとがき

    図版クレジット
  • 出版社からのコメント

    映画史上の巨匠が自身の全作品を語る。孤高の苛酷な思索を豊かに発展させて、完全なる芸術としての《シネマトグラフ》が立ち現れる。
  • 内容紹介

    映画史上の真に偉大な巨匠が自身の全作品を語り尽くす。その言葉は、『シネマトグラフ覚書』と同じく簡潔で揺るぎない響きを宿しているが、喜びや憤り、さらには逡巡や疑念の跡すら見てとることができる。ゴダールとは激論を交わし、デュラスやクロソウスキーらが語る。孤高の苛酷な思索を、具体的な事例によって、時にはユーモアを交えて、豊かに発展させ、ここに完全なる芸術としての《シネマトグラフ》が立ち現れる。図版多数。

    図書館選書
    映画史上の巨匠が自身の全作品を語る。孤高の苛酷な思索を、時にはユーモアを交えて、豊かに発展させる。完全なる芸術としての《シネマトグラフ》が立ち現れる。
  • 著者について

    ロベール・ブレッソン (ブレッソン ロベール)
    (Robert Bresson)
    1901年、ピュイ゠ド゠ドーム県ブロモン゠ラモットに生まれる。画家として活動を始めるも映画監督へ転身。1934年に短編『公共問題』を監督。第二次世界大戦に従軍し捕虜となった後、1943年に『罪の天使たち』で長編デビュー。『ブローニュの森の貴婦人たち』(1945年)を経て、3作目となる『田舎司祭の日記』(1951年)以降、徐々に職業俳優を排除し、「モデル」と呼ばれる素人を起用、他の諸芸術に依存しない自律した芸術としての「シネマトグラフ」を探求していった。『抵抗』(1956年)、『スリ』(1959年)、『ジャンヌ・ダルク裁判』(1962年)、『バルタザールどこへ行く』(1966年)、『少女ムシェット』(1967年)、『やさしい女』(1969年)、『白夜』(1972年)、『湖のランスロ』(1974年)、『たぶん悪魔が』(1977年)を監督。1983年の『ラルジャン』が遺作となった。著書に『シネマトグラフ覚書―映画監督のノート』(松浦寿輝訳、筑摩書房、1987年)がある。1999年、パリにて死去。

    ミレーヌ・ブレッソン (ブレッソン ミレーヌ)
    (Mylène Bresson)
    ベルギー出身。旧姓はミレーヌ・ヴァン・デル・メルシュ。『少女ムシェット』以降のブレッソン作品で助監督を務め、ロベール・ブレッソンの妻となった。

    角井 誠 (スミイ マコト)
    1982年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学、パリ第1大学博士課程修了。博士(芸術学)。現在、首都大学東京准教授。専門はジャン・ルノワールを中心としたフランス映画研究。主な論文に「ルノワール・タッチ――『スワンプ・ウォーター』における俳優演出」(『映像学』91号)、「テクスト、情動、動物性――ジャン・ルノワールとルイ・ジュヴェの演技論をめぐって」(『表象』7号)、共著に『映画監督、北野武。』(フィルムアート社、2017年)、共訳に『ジル・ドゥルーズの「アベセデール」』(KADOKAWA、2015年)などがある。

彼自身によるロベール・ブレッソン-インタビュー 1943?1983 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ロベール ブレッソン(著)/ミレーヌ ブレッソン(編)/角井 誠(訳)
発行年月日:2019/04
ISBN-10:4588420194
ISBN-13:9784588420191
判型:A5
発売社名:法政大学出版局
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:380ページ
縦:22cm
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