台南文学の地層を掘る-日本統治期台湾・台南の台湾人作家群像 [単行本]
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台南文学の地層を掘る-日本統治期台湾・台南の台湾人作家群像 [単行本]

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出版社:関西学院大学出版会
販売開始日: 2019/04/04
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台南文学の地層を掘る-日本統治期台湾・台南の台湾人作家群像 の 商品概要

  • 目次

    目次

    序章 植民地の地方都市における「文壇」と「文学」
     ──日本統治期台湾・台南の台湾人作家たち
    一 台南の文学青年たち
    二 植民地地方都市の小さな「文壇」 ──塩分地帯と風車詩社
    三 台南の中国語文学 ──台南芸術倶楽部
    四 日本人文学者との交流、及び敗戦直後の日本語文学  ──『中華日報』日本語版
    五 植民地地方都市における「文学」の意味

    第一章 植民地の地方都市で、読書し、文学を語り、郷土を描く
     ──日本統治下台南の塩分地帯における呉新榮の文学
    一 日本語で書かれた台湾人の日記
    二 読書すること ──新聞、雑誌、購入方法
    三 文学を語ること ──塩分地帯の文学ネットワーク
    四 郷土を描くこと ──「吾らの文学」
    五 郷土研究へ

    第二章 古都で芸術の風車を廻す
     ──日本統治下の台南における楊熾昌と李張瑞の文学活動
    一 芸術を忘却した街、台南
    二 日本留学とモダニズム文学 ──『詩と詩論』の洗礼
    三 台南での文学活動 ──『台南新報』学芸欄と風車詩社
    四 台南の少女・娼婦を描く ──詩と短篇
    五 フォルモサの亜熱風

    第三章 台南の民俗と台湾語
     ──荘松林の文学活動と民俗研究
    一 台南の中国語文学者
    二 荘松林の中国語による文学活動
    三 台南の日本人学者たちとの交流
    四 台南民俗・台湾語の研究
    五 台南の地層を掘り進む

    第四章 「歌仔冊」と「歌仔戯」
     ──王育徳の台湾語事始め
    一 台湾語研究者
    二 「書房」 ──台湾語の学習
    三 「歌仔冊」 ──台湾語書籍の蒐集
    四 「歌仔戯」 ──台湾語による演劇活動
    五 「島の真情」を知るために
    第五章 平地先住民族の失われた声を求めて
     ──日本統治下の台南における葉石濤の考古学・民族学・文学
    一 平埔族を描く
    二 考古学への愛好 ──金子壽衛男と博物同好会
    三 台南地域における考古学の勃興 ──考古学少年の発掘と発見
    四 平地先住民族への関心 ──國分直一と平埔族研究
    五 多民族の台湾を描く

    終章 台南文学の発掘
     ──一九八〇年代以降の台南における日本統治期台南文学の発掘
    一 台南文学の地層を掘る
    二 発掘の功労者たち
    三 塩分地帯の文学者たちに関する研究
    四 風車詩社の詩人たちに関する研究
    五 台南芸術倶楽部の文学者たちに関する研究
    六 伝統文学・台湾語文学に関する研究
    七 王育徳に関する研究
    八 葉石濤に関する研究
    九 台南文学をさらに掘り進む

    付 録 台南の詩人たち
     ──植民地の地方都市で詩を作る

    あとがき
    日本統治期の台南市街図
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    台湾人による、日本語・中国語、台湾語を用いた文学活動があった。日本統治期の台南で活動した台湾人文学者について考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大東 和重(オオヒガシ カズシゲ)
    1973年兵庫県生まれ。1996年早稲田大学第一文学部中国文学専修卒業。2005年東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化コース博士課程修了、博士(学術)。台湾南台科技大学応用日語系専任講師、近畿大学語学教育部准教授、同文芸学部准教授を経て、関西学院大学法学部・言語コミュニケーション文化研究科教授。専門は日中比較文学・台湾文学。主要著訳書『郁達夫と大正文学―“自己表現”から“自己実現”の時代へ』(東京大学出版会、2012年、日本比較文学会賞)、『台南文学―日本統治期台湾・台南の日本人作家群像』(関西学院大学出版会、2015年、島田謹二記念学藝賞)
  • 著者について

    大東 和重 (オオヒガシ カズシゲ)
    1973年兵庫県生まれ。関西学院大学法学部・言語コミュニケーション文化研究科教授。早稲田大学第一文学部中国文学専修卒業、東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化コース博士課程修了、博士(学術)。台湾南台科技大学応用日語系専任講師、近畿大学語学教育部准教授・同文芸学部准教授を経て、現職。専門は日中比較文学・台湾文学。著書に『文学の誕生 藤村から漱石へ』(講談社選書メチエ、2006年)、『郁達夫と大正文学〈自己表現〉から〈自己実現〉の時代へ』(東京大学出版会、2012年、日本比較文学会賞)、共著に『ドラゴン解剖学・登竜門の巻 中国現代文化14講』(関西学院大学出版会、2014年)、共訳に『台湾熱帯文学3 夢と豚と黎明 黄錦樹作品集』(人文書院、2011年)など。
    (本データはこの書籍が刊行された当時のものです)

台南文学の地層を掘る-日本統治期台湾・台南の台湾人作家群像 の商品スペック

商品仕様
出版社名:関西学院大学出版会 ※出版地:西宮
著者名:大東 和重(著)
発行年月日:2019/03/25
ISBN-10:4862832733
ISBN-13:9784862832733
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:373ページ
縦:19cm
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