選択と誘導の認知科学(認知科学のススメ<10>) [単行本]
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選択と誘導の認知科学(認知科学のススメ<10>) [単行本]

日本認知科学会(監修)山田 歩(著)内村 直之(ファシリテータ)植田 一博(アドバイザ)
価格:¥1,980(税込)
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出版社:新曜社
販売開始日: 2019/03/25
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選択と誘導の認知科学(認知科学のススメ<10>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    その選択をした理由…アナタははっきり言えますか?洗剤の銘柄選びから、政治的立場の決定まで人の選択を導く情報処理メカニズムを解明し、選択を誘導する方法やその未来まで見通す展望の入門書。
  • 目次

    選択と誘導の認知科学 目次

    まえがき 

    1章 物理的環境と選択の関係を考える
    ――選択に働きかける 1

     街中の看板と貼り紙によるメッセージ
     ファストフード店での滞在時間を決めるもの
     電車のシートへの座り方
     公園のベンチは誰が使うのか
     街中の花壇の役目
     なぜ看板や貼り紙がうまくいかないのか
      Box 心理的リアクタンス
     なぜ物理的環境がうまくいくのか
     看板・貼り紙vs.物理的環境
     まとめ――認知的環境と選択
      Box 対応バイアス


    2章 デフォルトの効果――選択に働きかける 2

     「選択」に働きかける
     デフォルト① 「質問」でのの有無は何を生むか
     「オプトイン」と「オプトアウト」
     デフォルト② 受診手続きと受診率
     デフォルト③ 自動車保険を選ぶ
     デフォルト④ エネルギーを選ぶ
     デフォルト⑤ 臓器を提供するかしないか
     デフォルト⑥ お金を運用する
     なぜデフォルトの選択肢は選択されやすいのか
     不幸になりたい人などいない
     「選択アーキテクチャ」という考え方
     原因と対処
     自動システムと熟慮システム
     興味や関心を刺激する働きかけと比較する
     ミシュランのグルメガイドブックの起源は?
     フォルクスワーゲンの「ファン・セオリー」
     興味や関心を刺激する働きかけとの違い
     まとめ


    3章選択肢を分割する効果――選択に働きかける 3
     
     オバマ政権は支持されていたか
     分割の効果① 自動車が動かない原因を考える
     分割の効果② デート相手を選ぶ
     分割の効果③ ホテルを選ぶ
     分割の効果④ ワインを選ぶ
     分割の効果⑤ 防衛政策を判断する
     選択肢の操作で世論は変わるか
     まとめ


    4章 よい働きかけとはどういうものか
    ――選択に働きかける 4

     選択アーキテクチャにはさまざまな問題がある
     「する」と「しない」は同じか
     「する」が満足に与える効果
    「する」と「しない」から行為者の意図を読み取る
    「する」は心理的な関与を高める
    デフォルトは規範を変える
    選択と自律
    一般人の反応
    まとめ


    5章 「理由」は選択を正しくあらわしているか
    ――選択を説明する 1 

     選択とそのための理由 
     経路実験――どうやって「経路」を選ぶか
     ストッキング実験――置く位置か品
     「理由」はあてにならない
     条件づけ――良いものと一緒にされると好きになる 
     単純接触効果――見るほどに好きになる
     サブリミナル効果――見えない刺激の力
     働きかけに抵抗する人もいる
     洗剤実験――選択の根拠は効能か反復か
     まとめ


    6章 「差別していない」は本音か言い訳か
    ――選択を説明する 2

     「オートコンプリートの真実」
     「母親 無職」と「父親 無職」に続くのは?
     性別役割分担意識
     ドクター・スミス課題
     性別役割分担意識とステレオタイプ
     職業と性差別
     客観性の幻想
     差別と曖昧さ
     まとめ


    7章 無理に理由を考えるとどうなるか
    ――選択を説明する 3

     絵画実験――「2つの絵画について答えてください」
     好かれも嫌われもする作品
     好悪の理由を分析するのは難しい
     難しくても,無理に理由を分析すると何が起こるか
     「不自然な理由」が作り出される
     目隠しテストで芸能人を格付けチェック
     テイスティング方法と評価の関係は?
     「ペプシ・パラドクス」現象
     「ペプシ・パラドクス」を考え直す
     ペプシ・コーラとコカ・コーラの味の「違い」とは
     「ペプシ・パラドクス実験」もう一度
     「ペプシ・パラドクス実験」のまとめ
     まとめ――「もっともらしい理由」を作って決める判断とは


    あとがき

    文献一覧
    索引
                              装幀=荒川伸生
                              イラスト=大橋慶子
  • 内容紹介

     洗剤選びから政治的立場の決定まで、人の選択には無自覚に方向性を決める「癖」がある。選択結果を誘導する認知的環境や選択肢の設計はいかなるものか。誘導技術は善用できないのか。人の情報処理の仕組みを解明し、さらなる考察へと誘う入門書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山田 歩(ヤマダ アユミ)
    滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科助教。2000年早稲田大学教育学部卒業、02年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了、04年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程退学、04年学習院大学文学部助手、12年東京大学大学院情報学環特任助教、13年博士(心理学)取得、13年帝塚山大学経営学部講師を経て14年より現職。専門は実験社会心理学、行動経済学、行動デザイン、コミュニケーションデザイン。「人を動かす」をテーマに、選択行動の認知メカニズムを解き明かす実証研究から、実際に生活者に働きかけて動かすコミュニケーションデザインまで取り組んでいる。平成23年度日本心理学会優秀論文賞、行動経済学会第8回大会奨励賞、第2回石州和紙デザインコンペ中国経済産業局長賞、第31回全日本DM大賞金賞グランプリなどを受賞

    内村 直之(ウチムラ ナオユキ)
    科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。12年から17年まで慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導している

    植田 一博(ウエダ カズヒロ)
    東京大学大学院総合文化研究科教授。当初経済学部に入学しますが、その後理系に転じ、1988年東京大学教養学部基礎科学科第二卒。93年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)取得。東京大学大学院総合文化研究科助手、助教授、准教授を経て2010年情報学環教授、2015年総合文化研究科教授。創造性研究、熟達化研究、日本伝統芸能の技の分析、行動経済学、アニマシー知覚研究、錯覚研究などに従事している

選択と誘導の認知科学(認知科学のススメ<10>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:新曜社
著者名:日本認知科学会(監修)/山田 歩(著)/内村 直之(ファシリテータ)/植田 一博(アドバイザ)
発行年月日:2019/04/08
ISBN-10:4788516187
ISBN-13:9784788516182
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:176ページ
縦:19cm
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