血と骨の子（オリシャ戦記） [単行本]

血と骨の子（オリシャ戦記） [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  オリシャ王国―そこではかつて魔師と魔力を持たない者たちが共存していた。しかし、国王サランは“襲撃”を行い、国じゅうから魔法を一掃した。ゼリィは、白い髪をもつ魔師の子だったが、“襲撃”で母を殺され、魔力も失った。１７歳になったゼリィはある日、市場で兵士に追われている一人の少女を救出する。それは、冷酷な国王のもとから逃げ出してきた、王女アマリだった！魔法がよみがえりはじめた王国をめぐり、ゼリィとアマリ、そして、彼女たちを追走する王子イナンが、スリリングな冒険を繰り広げる。アフリカ神話と魔法の世界が融合した壮大なファンタジー第一部。

• 出版社からのコメント

  魔力を失った魔師の少女ゼリィ、冷酷な国王から逃げてきた王女アマリ、それを追う王子イナン、三者の視点で描くスリリングな冒険。

• 内容紹介

  舞台は、オリシャ王国。かつては魔師と魔力を持たない者が共存していた。しかし、魔師を憎む国王サランは、＜襲撃＞を行い、国から魔法を一掃した。ゼリィは、白い髪をもつ魔師の17歳の少女だが、＜襲撃＞で母を殺され、魔力も失くしてしまった。ある日、市場で兵士に追われる一人の少女を救出する。それは、冷酷な国王のもとから逃げ出してきた王女アマリだった。ゼリィは、国王の娘に反感を抱きながらもアマリを連れて、兄のゼインとともに逃走する。それを追走するのは、父の期待に応えようとする王子イナン。アマリが王宮から持ち出した＜巻物＞によって、ゼリィの魔力が発動する。イナンもまた＜巻物＞に触れ、自らの魔力に気がつきはじめる。王国に魔力がよみがえったのか？　
  物語は、逃げるゼリィとアマリ、追いかけるイナンの視点を行き交いながら展開していく。
  神話的な魔法の世界と、スリリングな冒険を描く、壮大なファンタジー。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  アデイェミ,トミ(アデイェミ,トミ／Adeyemi,Tomi)
  カリフォルニア州サンディエゴ在住。ナイジェリア系アメリカ人作家。「創作講座」で教える。ハーバード大学英文科を優等学位で卒業後、ブラジルのサルバドールで西アフリカの神話、宗教、文化について学ぶ
  
  三辺 律子(サンベ リツコ)
  東京生まれ。英米文学翻訳家。聖心女子大学英語英文学科卒業。白百合女子大学大学院児童文化学科修士課程修了。訳書多数

• 著者について

  トミ アデイェミ
  カリフォルニア州サンディエゴ在住。ナイジェリア系アメリカ人作家。「創作講座」で教える。
  ハーバード大学英文科を優等学位で卒業後、ブラジルのサルバドールで西アフリカの神話、宗教、文化について学ぶ。
  執筆とＢＴＳのビデオ鑑賞以外は、創作についてのブログを書いている。

血と骨の子（オリシャ戦記） [単行本] の商品スペック