"概念工学"宣言!―哲学×心理学による知のエンジニアリング [単行本]
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"概念工学"宣言!―哲学×心理学による知のエンジニアリング [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2019/03/31
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"概念工学"宣言!―哲学×心理学による知のエンジニアリング の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新たな学の創出。概念は、人類の幸福に深くかかわる人工物であり、概念工学とは、有用な概念を創造・改定する新しいフレームワークである。本書はその理論と実践展開を初めて提示し、豊饒な可能性を約束する。
  • 目次

    はじめに

    Ⅰ 原理編

    第1章 哲学の側からLet's概念工学!
    1 概念工学とは何か
    2 カッペレンの「概念工学」と本書の「概念工学」
    3 哲学と概念分析――いつの間にか始まってしまう概念工学
    4 概念工学の実践的重要性――工学とのアナロジーをさらに深める
    5 われわれの目指す概念工学はどのように進められるべきか

    第2章 心理学の側からLet's概念工学!
    1 概念工学への協同のお誘いを受けて
    2 心理学と概念
    3 概念と測定の関係
    4 素朴理解への依存がもたらすもの
    5 あらためて概念工学に向けて

    Ⅱ 実践編

    第3章 心の概念を工学する
    3-1 心理学側からの問題提起
    1 社会心理学と「心の知覚」
    2 心の知覚に関する基本的なモデル――「する心」と「感じる心」
    3 心を知覚するとき・しないとき
    4 心の知覚と道徳性の関わり
    5 おわりに

    3-2 哲学側からの応答
    1 心の知覚に関する社会心理学研究――成果と課題
    2 心概念に関する概念工学の必要性
    3 記述的な概念工学と実践的な概念工学
    4 概念工学を実現する2つの方法
    5 概念工学的介入の有効性
    6 おわりに

    第4章 自由意志の概念を工学する
    4-1 心理学側からの問題提起
    1 はじめに
    2 人々の自由意志概念を捉える
    3 哲学者の議論との接点
    4 「自由意志が存在する」という信念の影響
    5 人々の自由意志概念に関するモデル化
    6 新たな自由意志概念に向けて

    4-2 哲学側からの応答
    1 自由意志論の係争点――「求めるに値する自由」
    2 「求めるに値する自由」の心理学的記述
    3 記述から指令へ――4つのプロジェクト
    4 自由意志論の概念工学的性格
    5 自由意志の概念工学――超越論vs自然主義
    6 おわりに

    第5章 自己の概念を工学する
    5-1 心理学側からの問題提起
    1 「自己」をめぐる2つの現実
    2 心理学黎明期の自己研究
    3 自己の実証的心理学研究――内観から定量的測定へ
    4 自己という概念を構築すること
    5 おわりに

    5-2 哲学側からの応答
    1 自己の概念工学を始めるために
    2 自己という概念を調べる
    3 自己という概念をいじってみる
    4 自己という概念のポイントを特定する
    5 自己という概念のエンジニアリングに向けて

    Ⅲ 展望編

    第6章 心理学者によるまとめとこれからに向けて
    1 はじめに
    2 生活実践と概念工学――心に関する議論から
    3 求めるに値する概念――自由意志に関する議論から
    4 認知対象としての概念と機能を果たす概念――自己の議論から
    5 概念工学と心理学、残された課題

    第7章 哲学者によるまとめとこれからに向けて
    1 はじめに――本章のねらい
    2 「心あるもの」の概念をめぐって
    3 自由意志および責任の概念をめぐって
    4 自己の概念が概念工学に投げかける問題
    5 「概念」概念の概念工学の必要性(何のこっちゃ?)
    6 おわりに

    あとがき
    索 引
  • 出版社からのコメント

    概念工学とは、人類に有用な概念を創造・改定する新たな学である。本書はその理論と実践展開を初めて提示、豊饒な可能性を約束する。
  • 内容紹介

    概念は、人類の幸福に深くかかわる人工物であり、概念工学とは、有用な概念を創造・改定する新たなフレームワークである。本書は基礎的な理論を提示するとともに、「心」「自由意志」「自己」などを例に実践的な議論を展開し、豊饒な学の誕生を告知する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    戸田山 和久(トダヤマ カズヒサ)
    1989年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、名古屋大学大学院情報学研究科教授

    唐沢 かおり(カラサワ カオリ)
    1992年UCLA Department of Psychology博士課程修了(Ph.D)、京都大学大学院文学研究科中途退学。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授
  • 著者について

    戸田山 和久 (トダヤマ カズヒサ)
    1989年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
    現 在 名古屋大学大学院情報学研究科教授
    編著書 『知識の哲学』(産業図書、2002年)
        『誇り高い技術者になろう』(共編、本会、2004年、第2版2012年)
        『哲学入門』(筑摩書房、2014年)
        『科学的実在論を擁護する』(本会、2015年)
        『恐怖の哲学』(NHK出版、2016年)他

    唐沢 かおり (カラサワ カオリ)
    1992年 UCLA Department of Psychology 博士課程修了(Ph. D)、
        京都大学大学院文学研究科中途退学
    現 在 東京大学大学院人文社会系研究科教授
    編著書 『心と社会を科学する』(共編、東京大学出版会、2012年)
        『新 社会心理学』(編、北大路書房、2014年)
        『人文知Ⅰ 心と言葉の迷宮』(共編、東京大学出版会、2014年)
        『なぜ心を読みすぎるのか』(東京大学出版会、2017年)他

    橋本 剛明 (ハシモト タカアキ)
    東京大学大学院人文社会系研究科助教

    鈴木 貴之 (スズキ タカユキ)
    東京大学大学院総合文化研究科准教授

    渡辺 匠 (ワタナベ タクミ)
    北海道教育大学大学戦略本部IR室特任准教授

    太田 紘史 (オオタ コウジ)
    新潟大学人文学部准教授

    遠藤 由美 (エンドウ ユミ)
    関西大学社会学部教授

    島村 修平 (シマムラ シュウヘイ)
    日本大学理工学部助教

"概念工学"宣言!―哲学×心理学による知のエンジニアリング の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:戸田山 和久(編)/唐沢 かおり(編)
発行年月日:2019/03/15
ISBN-10:4815809410
ISBN-13:9784815809416
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:281ページ
縦:22cm
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