煌めく風―リジア・シュムクーテ詩集 [単行本]

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煌めく風―リジア・シュムクーテ詩集 [単行本]
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煌めく風―リジア・シュムクーテ詩集 [単行本]

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出版社:竹林館
販売開始日: 2019/02/14
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煌めく風―リジア・シュムクーテ詩集 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    OCEAN HUM
    SHEETS OF RAIN/PASSING CLOUDS/I EMERGE/CLOSE MY LIPS/I STEP INTO THE SEA/DROWNING/BEFORE THE FINAL DREAM/THE DRUM OF PINES/YOUNG MEN/THE SEA WAILS/THE OLD MAN/SHELL OF SEA/BIRDS CROSS/ONE SEAGULL

    ECHO OF TREES
    I RETURN/MY MOTHER/THE HAZED MARKET PLACE/THE CITY'S EYES/THE UŽUPIS/WHEN BONES IN THE DARK/A DAY VEILED/MY FATHER/THE NIGHT/STARLIGHT/TO MELT OR TO FREEZE/COAL ISLAND/THE GUMS/I DIMINISH

    SUN DOORS
    CHANCE MEETING/I KNEW YOUR VOICE/RED BREAD/EYES IN THE WATER/STALKS OF ACHE/TIME FREEZES/THE GIFT/THE SMILE/A HEAD FULL OF SPACE/WHEN EYES/PETUNIAS/IN MY ABSENCE/YOU SWEEP/NOW THAT WE ARE PARTING/GREENFIELD

    WIND SHEEN
    THE FIRST NOTE/GULLS SHRIEK/WATERMELON SUN/SEA-BIRDS SCREECH/WIND TORN MINARET/CRACKS OF LIGHT/WHITE COLUMNS/SEA-COLOURED EYES/THE BLUE WOOL/A GRAIN OF WIND/SEA GRASS/WIND/PINES

    大洋の囁き
    海のシーツが/去りゆく雲が/私は現れる/ビロードの目を持つ/私は海に踏み込み/溺れ行く/夢の果てる前に/松林のドラムが/若者たちは/海が泣くのは/老人は/海の貝/カモメは/一羽のカモメ

    樹 霊
    私は戻る/母は/広場には霞がかかり/都会の目は/ウズピスは/骨が闇の中で/一日が/私の父が/夜が/星影が/溶けるためか固まるためか/石炭の島/ユーカリが/私は小さくなって

    太陽の扉
    /声で判ったよ/赤いパン/水の中の目は/忍びよるのは/時は凍り/贈り物は/頬笑みは/空っぽの頭は/眼が雲の/ペチュニア/姿をかくして/あなたは掃き出す/今私達は別れるのだ/緑の野原は

    煌めく風
    蝉の/かもめが鳴く/西瓜の太陽が/海鳥たちが甲高く鳴く/風に引き裂かれたミナレットは/シャッターの隙間に/白い柱が/海色の眸が/青色の毛糸が/風が一粒/海の草は/風は/松の木が
  • 内容紹介

    彼女はとても繊細な風景画家なのだ。勿論見たままの風景ではないことは言うまでもない。彼女の心の目を通して見える風景なのだ。以前シェイマス・ヒーニーの詩を訳していたとき、彼の詩集の表題に、SEEING THINGS というのがあった。「物を見る」と訳したのではなんともならない英語である。「物の本質を見る」とでも訳せばいいのだが、それではなんとなく納まりが悪いので、「物の奥を見る」としてみたことがある。リジアさんの場合もそんな感じではないだろうか。風景 landscape というのではなく、彼女の眼の奥に煌めいた風景 inscape という言葉を使った批評家がいたのを思い出す。その意味では彼女は inscapeの風景画家だと言ってみたい。   (訳者「あとがき」より)
  • 著者について

    薬師川虹一 (ヤクシガワコウイチ)
    1929年京都に生まれる。詩人、随筆家、写真家、翻訳者(フィリップ・ラーキン、シェイマス・ヒーニー、テッド・ヒューズ・リジア・シュムクーテ等)、英文学者(イギリス・ロマン派詩人の研究)、同志社大学名誉教授、詩誌「RAVINE」前編集同人。日本バイロン協会名誉会長。国際バイロン協会前理事。

    受賞歴:京都芸術文化協会賞
    日本翻訳家協会特別賞、瑞宝中綬章
    出版書:詩集『疲れた犬のいる風景』他
    詩と写真集『石仏と語る』他
    研究書『イギリスロマン派の研究』他

    リジア・シュムクーテ (リジアシュムクーテ)
    リジア・シュムクーテはリトアニアのサモギチアに在る小さな村に生まれた。第二次世界大戦後ドイツの難民キャンプで幼少期を過ごし、1949にオーストラリアに移住した。1973―78シカゴのリトアニア言語学院でリトアニアの言語、民話、文学を学び、1977と1987にはリトアニアのヴィルニュス大学夏季言語コースで学んだ。のち西オーストラリアのパースや南オーストラリのアデレイドで栄養士の教授として働いた。退職後リトアニア・オーストラリア両国をまたいで仕事をし、多くの国で活動している。

煌めく風―リジア・シュムクーテ詩集 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:竹林館 ※出版地:大阪
著者名:リジア シュムクーテ(著)/薬師川 虹一(訳)
発行年月日:2019/02/14
ISBN-10:4860004000
ISBN-13:9784860004002
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:143ページ
縦:21cm
横:13cm
その他:本文:日英両文
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