森林保護と林業のビジネス化-マツ枯れが地域をつなぐ [単行本]

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森林保護と林業のビジネス化-マツ枯れが地域をつなぐ [単行本]

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出版社:日本林業調査会
販売開始日: 2019/03/22
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森林保護と林業のビジネス化-マツ枯れが地域をつなぐ の 商品概要

  • 目次

    はじめに 3

    第Ⅰ部 マツの文化と歴史 9
    1章 たたら製鉄にみる岩手の森林産業の黎明  11
     1.たたら製鉄による森林資源の産業化 11
     2.たたら製鉄の発展と製炭地域の形成 13
     3.鉄山の開発による森林資源の枯渇 15
     4.たたら製鉄の終焉と木炭産業の新たな展開 17
    2章 アカマツの利用と施業方法の変遷 21
     1.アカマツ林の分布と成立過程 21
     2.アカマツ材の利用と文化 25
     3.アカマツ林の施業 27
     4.これからのアカマツ林施業 30
    3章 地域遺産としてのクロマツ海岸林 33
     1.はじめに 33
     2.クロマツ海岸林の遺産的価値 33
     3.変化する海岸林-森は移り変わるもの- 39
     4.地域遺産を守る取り組み-「多様な主体の協働」- 41

    第Ⅱ部 マツ林を蝕むもの-マツ枯れとその原因- 45
    4章 マツ枯れ被害拡大の歴史 47
     1.「マツ枯れ」の正体 47
     2.被害拡大の歴史 47
     3.海外に広がるマツ枯れ被害 57
    5章 マツ枯れが広がる仕組み-マツを枯らす線虫とカミキリムシ- 61
     1.はじめに 61
     2.マツ枯れの原因の探索と線虫の発見 62
     3.マツノマダラカミキリによる線虫の媒介 63
     4.マツノマダラカミキリだけが線虫を運ぶ理由 66
     5.マツノマダラカミキリが保持する線虫の数 69
     6.マツノザイセンチュウ近縁種とカミキリムシの関係 71
     7.おわりに 72
    6章 マツノザイセンチュウに侵入されたマツに起こること 75
     1.樹木の病気いろいろ 75
     2.マツ材線虫病の場合 80
     3.寒冷地でのマツ材線虫病による枯死 83
    7章 マツノザイセンチュウあれこれ 85
     1.はじめに 85
     2.マツノザイセンチュウの生態 85
     3.マツノザイセンチュウにまつわるこれまでの経緯 90
    4.おわりに 93

    第Ⅲ部 マツ枯れ対策技術の今日 95
    8章 マツ枯れ防除技術の現状と展望 97
     1.マツ枯れとたたかう手立て 97
     2.防除技術の現状 98
     3.薬剤使用が制約される中でどうマツ枯れとたたかうのか 102
     4.防除を戦略的に進めるために 106
    9章 天敵微生物を利用した生物的防除技術の展開 109
     1.微生物によるマツ枯れ防除 109
     2.天敵微生物とは 110
     3.バイオリサマダラ 110
     4.「バイオリサカミキリ」について 117
     5.マツ枯れゼロを目指して 118
    10章 環境配慮型防除技術への挑戦 121
     1.逸出抑制法-被覆・粘着資材を用いたマツ枯れ防除- 121
     2.逸出抑制法の東北地方における適用試験 124
     3.サビマダラオオホソカタムシ放飼とその効果 126
     4.2年1化への対応 131
     5.まとめ 133
    11章 抵抗性種苗生産技術の今日 135
     1.抵抗性マツの開発 135
     2.抵抗性クロマツ種苗の生産 141

    第Ⅳ部 マツ枯れの資源化と地域資源の認知 149
    12章 マツ被害木の燃料利用と地域の林業再生 151
     1.マツ被害木の燃料利用の意義 151
     2.マツ被害木燃料利用の需要ポテンシャル 152
     3.マツ被害木の燃料利用への布石 155
     4.紫波町におけるマツ被害木の燃料利用と森林資源循環利用への取り組み 156
     5.花巻バイオマスエナジーのチャレンジ 159
     6.マツ被害木の燃料利用の課題と地域の林業再生に向けて 162
    13章 マツ被害木のチップ向け利用-山形県庄内地方を事例として- 165
     1.はじめに 165
     2.山形県内におけるマツ枯れ被害発生状況 165
     3.被害木の利用 166
     4.木質バイオマス発電向けの素材生産 168
     5.おわりに 176
    14章 マツ枯れ対策と地域の資源循環-岩手県行政の取り組みより- 179
     1.はじめに 179
     2.岩手県におけるマツ枯れ被害の拡大経過 180
     3.岩手県のマツ枯れ被害対策 180
     4.被害が定着した地域での取り組み 184
     5.おわりに 187

    第Ⅴ部 枯れる前に利用する 189
    15章 アカマツ材の利用と流通 191
     1.アカマツの資源分布と素材生産の状況 191
     2.アカマツ材の新たな需要開拓と流通 194
    16章 アカマツ品種選択ツールの開発 199
     1.はじめに 199
     2.アカマツ品種選択ツールについて 200
     おわりに 209

    執筆者一覧 211
  • 出版社からのコメント

    マツ枯れという危機を超えて林業振興へ、地域再生の処方箋を描く!
  • 著者について

    中村 克典 (ナカムラ カツノリ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    大塚 生美 (オオツカ イクミ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    佐藤 文吉 (サトウ ブンキチ)
    農政ジャーナリスト(経済史家)

    駒木 貴彰 (コマキ タカアキ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    梅津 勘一 (ウメヅ カンイチ)
    北庄内森林組合酒田支所(元山形県最上総合支所産業経済部森林整備課)

    前原 紀敏 (マエハラ ノリトシ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    市原 優 (イチハラ ユウ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    相川 拓也 (アイカワ タクヤ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    佐藤 大樹 (サトウ タイキ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所森林昆虫研究領域

    杉本 博之 (スギモト ヒロユキ)
    山口県岩国農林水産事務所森林部森林づくり推進課(元農林技術総合センター林業技術部)

    浦野 忠久 (ウラノ タダヒサ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所森林昆虫研究領域

    宮下 智弘 (ミヤシタ トモヒロ)
    山形県森林研究研修センター

    中島 剛 (ナカジマ ツヨシ)
    地方独立行政法人青森県産業技術センター林業研究所

    井城 泰一 (イキ タイイチ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター東北育種場

    林 雅秀 (ハヤシ マサヒデ)
    山形大学農学部准教授(元 森林総合研究所東北支所)

    小林 風太 (コバヤシ フウタ)
    元山形大学農学部

    小澤 洋一 (オザワ ヨウイチ)
    岩手県沿岸広域振興局宮古地域振興センター林務課

    天野 智将 (アマノ トモマサ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所

    那須 仁弥 (ナス ジンヤ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター東北育種場

    山野邊 太郎 (ヤマノベ タロウ)
    国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所林木育種センター育種部

森林保護と林業のビジネス化-マツ枯れが地域をつなぐ の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本林業調査会
著者名:中村克典(著)
発行年月日:2019/03
ISBN-10:4889652582
ISBN-13:9784889652581
判型:A5
発売社名:日本林業調査会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:212ページ
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