いじめ―10歳からの「法の人」への旅立ち(思春期のこころとからだQ&A〈2〉) [全集叢書]
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いじめ―10歳からの「法の人」への旅立ち(思春期のこころとからだQ&A〈2〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/04/12
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いじめ―10歳からの「法の人」への旅立ち(思春期のこころとからだQ&A〈2〉) の 商品概要

  • 目次

    序 章 「法の人」とは

    第1章 「いじめ」とは──「いたずら」や「ふざけ」との違い
     Q1 「いじめ」が起こる「教室」というものをどう考えればいいのでしょうか。〈何が起こっているのか〉
     Q2 教室の持つ二重性──「教育の場」と「法の場」とは。〈「教室」とは?〉
     Q3 文部科学省の「いじめ」の定義はどう変わってきたのでしょうか。〈心身の苦痛の定義〉
     Q4 文科省以外の「定義」はどうなっていますか。〈「裁き」と「制裁」〉
     Q5 いじめを考えるために、童話『カイロ団長』がおすすめと聞きましたが。〈違法なこと〉
     Q6 いじめのきっかけは「違反」を見付けるところから、というのは。〈子どもたちの「法的な活動」〉
     Q7 「自分たちの正義からするいじめ」というのは。〈「正しさ」の基準〉
     Q8 いじめは世界中の国で起こっているのですか。〈差別といういじめ〉
     Q9 「福島原発事故によるいじめ」と「ノルウェー77人殺害テロ事件」に共通するものは。〈「違反」「違法」の印〉
     コラム 「窓をあけて下さい」

    第2章 10歳からの旅立ち──「法の人」となる
     Q1 いじめの始まる年齢はいつ頃ですか。〈「法」の意識〉
     Q2 「ギャング・エイジ」と呼ばれる時期は10歳頃からでしょうか。〈集団的組織的行動〉
     Q3 「ギャング・エイジ」の特徴は。〈「掟」の意識〉
     コラム 田舎の男の悲劇

    第3章 「先生の力」とは何か──「法の人」を育てる
     Q1 「怒らない」という先生はなぜダメなのですか。〈先生の命令〉
     Q2 「先生の力」について、先生が勘違いをしていることは。〈まとめる力〉
     Q3 教室につくる「広場」と「法の人」を育てることとの関係は。〈解決と修復〉

    第4章 「葬式ごっこ」──中野富士見中いじめ自殺事件を考える
     Q1 なぜ「葬式ごっこ」を考えることが大事なのですか。〈教師も署名〉
     Q2 具体的にどのような経過をたどった事件ですか。〈暗黙の掟〉
     Q3 鹿川君が「自死」を決意する一番のきっかけは何だったのですか。〈居場所がない〉
     Q4 鹿川君の「自死」の直後に起こったもう一つの重要な出来事とは。〈鹿川二世〉
     Q5 警察に関わっていくことの意味は。〈大人法と「子ども法」〉
     Q6 この事件から学ばなければいけなかったことは何ですか。〈警察の介入〉
     コラム M.フーコーの新しい権力観

    第5章 「NEXT」──「佐世保小六女児同級生殺害事件」を考える
     Q1 この事件は、いじめというより「殺人事件」ですが、なぜ「いじめ」問題として取り上げるのですか。〈制裁が殺人となった〉
     Q2 A子は詩を書いているのですが、詩からA子の心情は読み取れますか。〈「許せない」〉
     Q3 とても仲良しだった二人なのに、なぜ関係は険悪になっていったのですか。〈NEXT〉
     Q4 A子は他にもたくさん詩を書いているのですが、詩からA子の大きな変化は読み取れますか。〈「法」と「罰」〉
     Q5 この事件から学ばなければいけなかったことは何ですか。〈「法的には無効」〉
     コラム 「お父さんにぼう力を受けています」


    第6章 いじめへの対策──「二分の一成人式パスポート」
     Q1 なぜ「10歳」が大事なのですか。〈先生に見えないもの〉
     Q2 斎藤次郎『気分は小学生』は、どんな内容の本ですか。〈56歳の小学生〉
     Q3 なぜ「先生の代行」には「力」があるのですか。〈先生の強制力〉
     Q4 「子ども法」の二つの側面とは。〈公共と仲間内〉
     Q5 「ごっこ」という考え方は良くないのですか。〈シミュレーションの危うさ〉
     Q6 「公共の場」は生まれてくる?〈授業の力〉
     Q7 「いじめる子」とは、どういう子でしょうか。〈『いじめをする子との対話』〉
     Q8 「クラスの力」を「先生の力」にするとは、具体的にはどういうことをするのですか。〈王様の命令〉
     Q9 クラスの話し合いの前提となる「六つの合意」について教えて下さい。〈インフォームド・コンセント〉
     Q10 二分の一成人式パスポートについて教えて下さい。〈法の世界に入るためのパスポート〉
     Q11 文科省の指導する年2回のいじめアンケートの結果は、どのように処理されているのでしょうか。〈いじめは止んでいる?〉
     Q12 文科省は「クラス会」ではなく「道徳の授業」でいじめ対策を考えることを奨励していますが、これに問題点はあるのでしょうか。〈対策と感想〉
     Q13 「クラス会(広場)」を活用している学級では、道徳の教材はどのように見えるでしょうか。〈「解決」を考える〉
     Q14 「なぜ、いじめは絶対にダメなのですか」という質問の問題点は。〈いじめは犯罪〉
     コラム 宮沢賢治のいじめ論

    第7章 10歳からの「法」──「少年法」との関わりについて
     Q1 10歳から始まる様々な力について教えて下さい。〈言い分の比較〉
     Q2 「比較」が始まると変わることは。〈「劣・負」を嗅ぎ取る〉
     Q3 「掟=子ども法」をつくり出す子どもたちの心理とは。〈見えない時間〉
     Q4 教室にある三つのルールとは。〈共有意識〉
     Q5 広場から生み出される「子どもたちの力」とは。〈仲立ちの仕組み〉
     Q6 友だち関係のこじれを修復するには。〈特別クラス会〉
     Q7 「いじめ防止対策推進法」の問題点は。〈ミニチュア版〉
     Q8 いくつもの自分に分かれる体験とは。〈「公共の人」つくり〉
     Q9 10歳頃に始まる自分実現への動きとは。〈変身の物語〉

    第8章 学校と警察との関係はどう考えるのか──「連携」の本当の意味
     Q1 2013年に文部科学省が出した「学校と警察等との連携」という文章は、どう考えればいいでしょうか。〈まずは「相談」から〉
     Q2 警察との連携を考える際の二つの視点とは。〈警察が動く時〉
     Q3 2015年、神奈川県教育委員会の出した「学校警察連携制度ガイドライン」(改正版)の要点を教えて下さい。〈連携が先にありき〉
     Q4 一人ひとりが「法の人」としての「力」を付けるには、どうすればいいでしょうか。〈本当に大事なこと〉
     Q5 取り戻すべき先生の力とは。〈「先生の力」を支える力〉


    第9章 いじめと少年法と警察と──「子どもの権利条約」
     Q1 いじめと少年法はどう関わるのですか。〈14歳未満〉
     Q2 少年法と警察との関係は。〈市民警察〉
     Q3 漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の大人気はなぜ。〈牙をむかない〉
     Q4 少年警察活動とは。〈少年法と少年警察〉
     Q5 「子どもの権利条約」の弱点とは。〈少年法の弱点〉
     コラム 与謝野晶子の「いじめ」の話

    第10章 「いじめ論」──本を読む、深くふかく読む
     Q1 中井久夫「いじめの政治学」が重要なのはどういう点ですか。〈「子ども警察」「子ども裁判所」〉
     Q2 中井氏の有名な「いじめの三段階説」について説明して下さい。〈心理的メカニズム〉
     Q3 いじめの第二段階「無力化」とは。〈劣った人間〉
     Q4 いじめの第三段階「透明化」とは。〈選択的非注意〉
     Q5 なぜ「教室」でこのような「いじめ」が起こるのですか。〈看守と囚人の関係〉
     コラム ラ・ボエシ『自発的隷従論』を読む

    終 章 思想としてのいじめ

    主要参考文献
    索 引
  • 出版社からのコメント

    「小さな正義」がいじめに発展しないように…いじめを教室の中だけの出来事に終わらせてはいけない
  • 内容紹介

    本書では、10歳から「法の人」になるための「クラス運営」を提示し、それがなされずに起こった悲惨な二つの“事件”を検証する。子どもたちは10歳を過ぎると、自分たちで「グループ」を作り「グループの掟」を作る。教師の「見えないところ」で「違反者」を見付け、「裁く」ことを始める。「私設の裁き」である。こういう事態を招かないために、教師が、教室を「公の場」として成立させるためには何をするべきかを提案してゆく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    村瀬 学(ムラセ マナブ)
    同志社女子大学特任教授(生活科学部人間生活科)。1949年、京都府に生まれる。1968年、同志社香里高等学校卒業。1972年、同志社大学文学部卒業。1975年、交野市立心身障害児通園施設「あすなろ園」、のちの「こどもゆうゆうセンター」に勤務。1995年、同志社女子大学生活科学部人間生活科助教授(児童文化)。2000年、同志社女子大学生活科学部人間生活科教授。2015年より現職
  • 著者について

    村瀬 学 (ムラセ マナブ)
    2019年4月現在
    同志社女子大学特任教授(生活科学部人間生活科)

いじめ―10歳からの「法の人」への旅立ち(思春期のこころとからだQ&A〈2〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:村瀬 学(著)
発行年月日:2019/04/30
ISBN-10:4623082547
ISBN-13:9784623082544
判型:A5
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:教育
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:21cm
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