保育実践へのエコロジカル・アプローチ-アフォーダンス理論で世界と出会う [単行本]
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保育実践へのエコロジカル・アプローチ-アフォーダンス理論で世界と出会う [単行本]

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出版社:九州大学出版会
販売開始日: 2019/04/11
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保育実践へのエコロジカル・アプローチ-アフォーダンス理論で世界と出会う の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日々の保育のなかで子どもたちが出会っている「環境」を理解するにはどのようなアプローチが必要なのか。筆者自身が保育者として経験した事例から、理論と実践を往還する新たな保育環境論を構築する。
  • 目次

     はじめに
     初出一覧
     凡  例

    序 章 保育実践へのエコロジカル・アプローチに向けて

     1.本研究の問題意識
     2.本研究の構成

      第?部 生きられた環境の保育実践研究の必要性

    第1章 環境概念についての理論的諸問題
          「生きられた環境」の記述へ向けて

     1.ダーウィンの進化論  世界観の変容と有機体─環境論の誕生
     2.ユクスキュルの環境論  動物が生きる環境への問い
     3.シェーラーの人間論  人間の世界の固有性への問い
     4.デューイの経験論  有機体─環境のトランザクションとしての経験と成長
     5.教育的状況において生きられた環境を記述する方法

    第2章 保育環境研究とその課題
          保育環境研究のメタ理論の必要性

     1.保育環境研究とその課題
     2.体験の保育学とその課題

    第3章 現象学的保育研究の功績と課題
          他なるものの意味作用の背景化

     1.フッサールの現象学的方法
     2.現象学的保育研究における理論的課題
     3.保育環境の実在論に基づく生きられた経験の科学へ

      第?部 エコロジカル・アプローチに基づく生きられた環境の保育実践研究論

    第4章 記述される経験の側面性と記述の相補性
          プラグマティズムを手がかりにした保育実践研究論

     1.経験を記述する保育実践研究─表情的記述と機能的記述
     2.記述される経験の側面性
     3.プラグマティズムから保育実践研究を捉えなおす
     4.保育実践研究の地平  経験の多様性の尊重へ向けて

    第5章 環境の「意味」と「価値」の記述と経験の成長
          エドワード・リードの生態学的経験科学

     1.エコロジカルな「意味」と「価値」を含んだ経験科学の構築
     2.多元的リアリティをもつ経験概念の再興
     3.経験の成長へ向けた探求  記述のパラドクスを超えて
     4.子どもにとっての「意味」と「価値」を探求すること

    第6章 「そこにあるもの」のリアリティの探求
          「自然な実在論」から捉えなおす保育環境のアフォーダンス

     1.保育者は子どもと「共通のリアリティ」をもつことができるのか
     2.パトナムの「自然な実在論」
     3.アフォーダンスの記述を通した環境のリアリティの探求
     4.保育における「そこにあるもの」の価値

      第?部 生きられた環境の記述的保育実践研究

    第7章 人的環境:「みんなにとってのヒロシ」との出会い

     1.主体性のジレンマとその克服の試み
     2.人間─環境のトランザクションの記述から教育的関わりを問いなおす
     3.保育者─環境─子どもという系の記述
     4. 「環境としての子ども」の記述
     5. 「みんなにとってのヒロシ」のリアリティと研究の課題

    第8章 物的環境:「贈与される砂」との出会い

     1.環境を通した保育と環境との出会いの創発性
     2. 「ありふれたもの」の充たされざる意味
     3.潜在する環境の「意味」と「価値」との出会い
     4.保育環境に潜在する「意味」と「価値」に開かれること

    第9章 自然や社会の事象:「気づかれていない命」との出会い

     1.保育者と子どもはどのように自然と出会うか
     2.種との出会い:「くりかえす命」のリアリティ
     3.野菜との出会い:「食べられる命」のリアリティ
     4.馬との出会い:「表現する命」のリアリティ
     5. 「気づかれていない命」と自然体験
     6.エコロジカル・アプローチの射程と限界

    終 章 生活のなかで日常を超えるエコロジカル・アプローチ
          保育における「出会われていない環境」の探求と自己変容

     1.日常を超えることの教育的意味
     2.環境との出会いの記述がメディアとなるとき
     3. 「出会わせようとする」ことの陥穽
     4.保育環境への姿勢
     5.私自身にとっての保育環境のリアリティ

     文献一覧
     あとがき
     索  引
  • 出版社からのコメント

    心理学では定着したアフォーダンス理論を教育や保育領域に取り込む試み。「ありふれた日常」がもつ豊かな保育の可能性を掘り起こす。
  • 内容紹介

    日々の保育のなかで子どもたちが出会っている「環境」を理解するにはどのようなアプローチが必要なのか。本書は、筆者自身が保育者として経験した事例を、エドワード・リードの生態学的経験科学の立場から記述・考察することで、理論と実践を往還する新たな保育環境論を構築する。その軸となるのが、「出会われていない環境」の概念である。保育者と子どもを取り巻く環境は、未だ出会われざる側面を隠しつつそこにある。「ありふれた日常」がもつ豊かな保育の可能性を掘り起こす、「エコロジカル・アプローチ」提唱の書。

    図書館選書
    心理学では定着したアフォーダンス理論を教育や保育領域に取り込む試み。保育者と子どもを取り巻く環境は、未だ出会われざる側面を隠しつつそこにある。「ありふれた日常」がもつ豊かな保育の可能性を掘り起こす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 一成(ヤマモト イッセイ)
    1983年、埼玉県生まれ。九州大学大学院人間環境学府を修了後、京都造形芸術大学こども芸術大学にて芸術教育士として勤務し、保育実践の経験を積む。退職後、京都大学大学院教育学研究科にて博士号を取得(教育学)。現在、滋賀大学教育学部講師
  • 著者について

    山本 一成 (ヤマモト イッセイ)
    九州大学大学院人間環境学府を修了後、京都造形芸術大学こども芸術大学にて
    芸術教育士として勤務し、保育実践の経験を積む。退職後、京都大学大学院
    教育学研究科にて博士(教育学)を取得。現在、滋賀大学教育学部講師。

保育実践へのエコロジカル・アプローチ-アフォーダンス理論で世界と出会う の商品スペック

商品仕様
出版社名:九州大学出版会 ※出版地:福岡
著者名:山本 一成(著)
発行年月日:2019/04/30
ISBN-10:4798502561
ISBN-13:9784798502564
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:270ページ
縦:22cm
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