木村素衞「表現愛」の人間学-「表現」「形成」「作ること」の身体論 [単行本]
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木村素衞「表現愛」の人間学-「表現」「形成」「作ること」の身体論 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/03/30
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木村素衞「表現愛」の人間学-「表現」「形成」「作ること」の身体論 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書では、大正昭和期に活躍した思想家・木村素衞の教育思想を導きとし、その一つの特色である身体論を軸に、実践的表現を重視する今日の学びを捉えなおす。「表現」「形成」「作ること」を生命現象として深く探究した木村教育学を紐解き、文化と教育の有機的で創造的な連関構造を解明する。木村教育学が今日に果たす意義と可能性を問う。
  • 目次

    まえがき
    凡 例

    序 章 「表現愛」思想再読
     1 身体論から読み解く
     2 思想再発見の道のり
     3 本書の構成


     第Ⅰ部 木村素衞における身体論の系譜──「表現愛」の人間学の三原理

    第1章 「表現愛」思想の土壌
     1 「表現的制作人間の人間学」の立場
     2 身体論の萌芽──論文「一打の鑿」のポイエシス身体論
     3 身体論の展開──論文「意志と行為」のプラクシス身体論
     4 「鑿の意志」の滅却

    第2章 「ポイエシス=プラクシス」を原理とする身体
     1 京都学派の身体論
     2 「=」記号の論理背景①──田邊元の「絶対弁証法」
     3 「=」記号の論理背景②──西田幾多郎の「行為的直観」
     4 後期教育学の「ポイエシス=プラクシス」原理

    第3章 「歴史的自然」に根差す身体
     1 世界構造化の原理「表現愛」──「表現」という言葉の内実
     2 「表現愛」における主体性の三位相構造
     3 「歴史的自然」のイデア的先取
     4 「表現愛」を織り成す「エロス」と「アガペ」
     5 「表現愛」思想における教育学構想

    第4章 「情趣」を生きる身体
     1 学術的理解を拒絶する「美」
     2 美的人間形成論の通奏低音──「純粋感情」の美的作用
     3 美的人間形成論の主体性──技術的身体性の端緒「情趣的主体」
     4 「情趣」が拓く関係性の迂回路
     5 「表現愛」の人間学の図示化


     第Ⅱ部 「表現愛」の人間学が臨む〈文化-教育〉の創造的連関

    第5章 技術的身体を育む教育原理──教材論と教授法
     1 木村教育学の基本的枠組み
     2 〈文化-教育〉の創造的連関点としての「教材」
     3 「追形成」という教授法
     4 「芸術的名手」としての教師
     5 教育内容とその課題性

    第6章 技術的身体論の失跡──「教育愛」論の課題性
     1 教育愛論の難点
     2 身体論の参照軸①──三木清の唯物史観研究
     3 身体論の参照軸②──三木清の技術哲学
     4 教育愛論の展開可能性

    第7章 技術的身体論の転調──「世界史的表現愛」論の課題性
     1 国民国家論の理論的土台①──フィヒテ知識学と国民教育論
     2 国民国家論の理論的土台②──田邊哲学「種の論理」の展開
     3 「世界史的表現愛」の立場
     4 「離身的延長」される「道」としての技術的身体


    終 章 「表現愛」の人間学からの展望
     1 文化芸術が育むコミュニケーション
     2 「表現愛」の人間学が拓く学びの内実
     3 社会功利主義を超えて──糸賀一雄との思想的つながり
     4 「表現」「形成」「作ること」の身体知

    文献一覧
    おわりに
    初出一覧
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    感性的思考の教育哲学とは。文化と教育の創造的連関を解明する
  • 内容紹介

    本書では、大正昭和期に活躍した思想家・木村素衞の教育思想を導きとし、その一つの特色である身体論を軸に、実践的表現を重視する今日の学びを捉えなおす。「表現」「形成」「作ること」を生命現象として深く探究した木村教育学を紐解き、文化と教育の有機的で創造的な連関構造を解明する。木村教育学が今日に果たす意義と可能性を問う。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    門前 斐紀(モンゼン アヤキ)
    1984年生まれ。2014年京都大学大学院教育学研究科博士課程研究指導認定退学。2017年博士(教育学)。現在、立命館大学非常勤講師
  • 著者について

    門前 斐紀 (モンゼン アヤキ)
    2019年3月現在
    立命館大学非常勤講師

木村素衞「表現愛」の人間学-「表現」「形成」「作ること」の身体論 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:門前 斐紀(著)
発行年月日:2019/03/30
ISBN-10:4623085945
ISBN-13:9784623085941
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:311ページ ※304,7P
縦:22cm
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