政治において正しいとはどういうことか―ポスト基礎付け主義と規範の行方 [単行本]
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政治において正しいとはどういうことか―ポスト基礎付け主義と規範の行方 [単行本]

田畑 真一(編著)玉手 慎太郎(編著)山本 圭(編著)
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出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/05/01
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政治において正しいとはどういうことか―ポスト基礎付け主義と規範の行方 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「正しさ」「望ましさ」について、単純にして単一の答えを求めることをせず、しかし答えを求めるのを諦めないこと。
  • 目次

    序章 ポスト基礎付け主義の問題関心[玉手慎太郎、田畑真一]
     はじめに
     一 ポスト基礎付け主義とは何か
     二 ポスト基礎付け主義における規範
     三 ポスト基礎付け主義とデモクラシー
     おわりに

    第1章 アゴニズム再考――ポスト基礎付け主義と民主主義[山本圭]
     はじめに
     一 ポスト基礎付け主義とデモクラシー――ルフォールとラクラウ
     二 擬制としての基礎付け
     三 アゴニズム再考――ウィリアム・コノリーと多元主義の政治理論
     おわりに――アゴニズムとスタシス

    第2章 われわれは「明白な不正義」に同意できるか――アマルティア・センのアイデンティティ論の検討から[玉手慎太郎]
     はじめに
     一 センのアイデンティティ論
     二 アイデンティティの複数性とポピュリズム
     三 アイデンティティの複数性と明白な不正義
     四 そして連帯の複数性へ
     おわりに

    第3章 熟議民主主義における「正しさと政治」とその調停――熟議システム論を中心に[田村哲樹]
     はじめに
     一 熟議システム論における政治の政治理論的契機
     二 熟議システム論における「正しさ」の探究
     三 「熟議的な正しさ」へ
     おわりに

    第4章 批判は可能か――再構成に基づく内在的批判の試み[田畑真一]
     はじめに
     一 批判のあり方――内在的批判と外在的批判
     二 再構成に基づく内在的批判
     三 討議倫理――「強い」再構成に基づく内在的批判の一構想
     おわりに

    第5章 イデオロギー研究は「政治における正しさ」について何をいいうるか――マイケル・フリーデンの諸研究の検討を通して[寺尾範野]
     はじめに
     一 政治的リアリズムとイデオロギー
     二 マイケル・フリーデンのイデオロギー研究
     三 ケーススタディ――イギリスの自由主義イデオロギー
     おわりに

    第6章 教育におけるポスト基礎付け主義――クリティカル・ペダゴジーの検討から[市川秀之]
     はじめに
     一 ポスト基礎付け主義から見た教育の課題
     二 ポスト基礎付け主義とクリティカル・ペダゴジー
     三 基礎付けとしての教育をめぐって
     おわりに

    第7章 「教育」を必要とするデモクラシー――ポスト基礎付け主義としてのプラグマティズム再理解に向けて[生澤繁樹]
     はじめに――デモクラシーは「教育」を必要とする?
     一 プラグマティズムの方法――リスの挿話に見る「包摂」と「寛容」のデモクラシー
     二 「探究」はどこに向かうのか?――デモクラシーとプラグマティズムの躓きの石
     三 「探究」の終わりと終わりのなさ――「余計な真理」から「理想的限界」へ
     四 「教育」への問い――「探究」自体を(不)可能にするもの
     五 「教育」の終わりと終わりのなさ――プラグマティズムと「教育」を引き受けるデモクラシー
     おわりに――「過去」と「未来」の探究のあいだで

    第8章 「ポスト基礎付け主義」の「後」で?――存在論の政治的〈適用〉をめぐって[柿並良佑]
     はじめに
     一 基礎付けの不在による政治理論
     二 「政治的存在論」の可否
     三 様々な二項対立――論点の再定式化
     おわりに

    第9章 基礎付けなき判断――「政治的なもの」としての反省的判断力とその拡張[大河内泰樹]
     はじめに
     一 反省的判断力と政治――アレント
     二 共通の基盤なき共通感覚――ローティ
     三 コモンセンスの再構成としての政治哲学――ロールズ
     四 判断力の歩行器としての「実例」
     五 判断力の教養形成――ブランダム
    おわりに

    あとがき
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    いかなる究極の価値も真理も前提にできない現代、「政治における正しさ」をどのように語ることができるか。気鋭の研究者らが挑む!
  • 内容紹介

    いかなる究極の価値も真理も前提にできない現代において、「政治における正しさ」をどのように語ることができるだろうか。気鋭の若手研究者らが挑む!

    理想をめぐる複数の立場が拮抗するなか、それでもなお政治に「正しさ」を求めることはできるだろうか?「ポスト基礎付け主義」という理論的立場を手掛かりに、いわゆる相対主義に諦観することのない、新しい哲学、規範、そしてデモクラシーのあり方を構想する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田畑 真一(タバタ シンイチ)
    1982年生まれ。日本学術振興会特別研究員。専門は政治理論、民主主義論。博士(政治学)

    玉手 慎太郎(タマテ シンタロウ)
    1986年生まれ。東京大学大学院医学系研究科特任研究員。専門は現代政治哲学、医療倫理学。博士(経済学)

    山本 圭(ヤマモト ケイ)
    1981年生まれ。立命館大学法学部准教授。専門は現代政治理論、民主主義論。博士(学術)
  • 著者について

    田畑 真一 (タバタ シンイチ)
    田畑 真一(たばた しんいち) 
    1982年生まれ. 日本学術振興会特別研究員. 専門は政治理論, 民主主義論. 博士(政治学). 論文に「ハーバーマスにおける公共」(『思想』2019年3月号), 「代表関係の複数性――代表論における構築主義的転回の意義」(『年報政治学』2017 (I)), 「普遍性に根ざした政治文化の生成――J・ハーバーマスにおける憲法パトリオティズム論の展開」(『社会思想史研究』第38号, 2014年)ほか. 訳書に, ヤン=ヴェルナー ミュラー『憲法パトリオティズム』(共監訳, 法政大学出版局, 2017年).

    玉手 慎太郎 (タマテ シンタロウ)
    玉手 慎太郎(たまて しんたろう)

    学習院大学法学部政治学科教授。専門:倫理学・政治哲学。業績:『今を生きる思想ジョン・ロールズ:誰もが「生きづらくない社会」へ』講談社、2024年。『公衆衛生の倫理学:国家は健康にどこまで介入すべきか』筑摩書房、2022年。「人生の意味が社会の変化によって失われるとき」『現代思想』52(4)号、2024年など。


    山本 圭 (ヤマモト ケイ)
    山本 圭(やまもと けい) 
    1981年生まれ. 立命館大学法学部准教授. 専門は現代政治理論, 民主主義論. 博士(学術). 主な著作に『不審者のデモクラシー――ラクラウの政治思想』(岩波書店, 2016年), 『ポスト代表制の政治学』(共編著, ナカニシヤ出版, 2015年), 『つながりの現代思想』(共編著, 明石書店, 2018年)ほか. 訳書に, エルネスト・ラクラウ『現代革命の新たな考察』(法政大学出版局, 2014年), ヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト』(共訳, 岩波書店, 2017年), シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』(共訳, 明石書店, 2019年)ほか.

政治において正しいとはどういうことか―ポスト基礎付け主義と規範の行方 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:田畑 真一(編著)/玉手 慎太郎(編著)/山本 圭(編著)
発行年月日:2019/04/20
ISBN-10:4326302771
ISBN-13:9784326302772
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:288ページ ※281,7P
縦:22cm
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