ギリシア哲学30講人類の原初の思索から 下-「存在の故郷」を求めて [単行本]

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ギリシア哲学30講人類の原初の思索から 下-「存在の故郷」を求めて [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2019/04/01
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ギリシア哲学30講人類の原初の思索から 下-「存在の故郷」を求めて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ギリシア哲学の権威にしてハイデガー研究の第一人者でもある著者が、「存在の故郷」を求むべく古代ギリシアの文献を読み解き、人類にとって原初の思索・哲学を「みずみずしい姿」で蘇らせると同時に、その検討を通して西洋哲学一般、近代科学、現代の人間の思考のあり方そのものに疑問を呈する。過激にして痛快な現代文明批判の書(上下巻)。
  • 目次

     本書(下巻)に登場する主な哲学者 生没年早見表

     紀元前3・4世紀ごろのギリシアと周辺諸国地図

    第16講 ゴルギアス
     否定性の哲学
     コラム:ソピスト、ゴルギアス

    第17講 ソピスト――存在の残響――
     技術家集団、ソピストたち。
     ノモスとピュシス

    第18講 プロタゴラスvsソクラテス
     ソクラテスvsプロタゴラス
     ソクラテス的志向性

    第19講 プラトン
      イデア論
      知識論
      想起説
      分有説
      魂の不死説
      哲学は死の準備である。
      善のイデア
      弁証法
      プラトンの構想する世界構造
      洞窟の比喩
      哲人王説
      四基徳
      デミウルゴス
      プラトンの後期思想
     コラム:プラトンの生涯と著作

    第20講 アリストテレス(其の一)
     哲学者アリストテレス
     コラム:アリストテレスの生涯と著作

    第21講 アリストテレス(其の二)
     アリストテレスの学問分類
     形而上学
     (一)アリストテレスのイデア論批判
     (二)アリストテレスの存在論

    第22講 アリストテレス(其の三)
     自然学

    第23講 アリストテレス(其の四)
     倫理学
     制作術

    第24講 ヘレニズム哲学(其の一)
     ヘレニズム期展望
     徳
     (一)アンティステネスとキュニコス派
     (二)ストア哲学

    第25講 ヘレニズム哲学(其の二)
     快
     (一)キュレネ派の快楽思想
     (二)エピクロス哲学

    第26講 ヘレニズム哲学(其の三)
     知
     (一)エウクレイデスとメガラ派
     (二)ヘレニズム期における懐疑哲学

    第27講 新プラトン哲学
     (一)新プラトン主義への前奏
     (二)新プラトン哲学
     コラム:新プラトン主義の諸派

    第28講 ギリシア哲学と魂(プシュケー)

    第29講 ハイデガーと西洋形而上学(其の一)
      はじめに
      主観性の形而上学
      西洋形而上学(プラトニズム)と科学
      主観性原理によって出現した超越の巨大な構造(中世世界)
      西洋形而上学の近代における現れ(認識の哲学)
      主観性の自己意識(自覚)
      「正しさ」の哲学(真理の頽落態)
      「正しい哲学」と後期近代世界
      ヘーゲル哲学
      アートマン、ブラフマンを飲み込む
      西洋形而上学の帰結としての近代世界(ハイデガー対世界)
      存在の故郷への望郷

    第30講 ハイデガーと西洋形而上学(其の二)
      はじめに
      主観性原理の登場
      存在(ピュシス)と主観性の初期ギリシア期における抗争
      ギリシアの主観性
      ヘブライズムの神(巨大な主観性)の西洋精神史への登場
      「自然と主体の統合」というテーマについて。

     あとがき
     人名索引
  • 内容紹介

    ハイデガーの「存在の思索」に寄り添いつつ、人類にとって原初の思索・哲学を「みずみずしい姿」で復活させ、従来のギリシア哲学観に変更を求めるとともに、そこから西洋哲学一般、近代科学、人間の思考のあり方そのものに疑問を呈する、過激にして痛烈な現代文明批判の書(上下巻)。
  • 著者について

    日下部 吉信 (クサカベ ヨシノブ)
    1946年京都府生まれ。立命館大学名誉教授。1969年立命館大学文学部哲学科卒。75年同大学院文学研究科博士課程満期退学。87-88年、96-97年ケルン大学トマス研究所客員研究員。2006-07年オックスフォード大学オリエル・カレッジ客員研究員。著書に『ギリシア哲学と主観性――初期ギリシア哲学研究』(法政大学出版、2005)、『初期ギリシア哲学講義・8講(シリーズ・ギリシア哲学講義1)』(晃洋書房、2012)、編訳書に『初期ギリシア自然哲学者断片集』①②③(訳 ちくま学芸文庫 2000-01)など。

ギリシア哲学30講人類の原初の思索から 下-「存在の故郷」を求めて の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:日下部 吉信(著)
発行年月日:2019/03/31
ISBN-10:4750348155
ISBN-13:9784750348155
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:392ページ
縦:19cm
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