還流する魂(マブイ)―世界のウチナーンチュ120年の物語 [単行本]
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還流する魂(マブイ)―世界のウチナーンチュ120年の物語 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/04/20
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還流する魂(マブイ)―世界のウチナーンチュ120年の物語 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    沖縄で、五年に一度開催される「世界のウチナーンチュ大会」。ハワイや南米・北米など世界各国から移民の末裔が集結する壮大な祭りである。彼らはなぜ三世や四世になっても、“ルーツの結束”にこだわるのか。戦前の沖縄では、県民の「十人にひとり」が海外移民となり、今や世界に広がるウチナーンチュは、日系人総数の十パーセントを超える。ハワイ、ボリビア、ペルー、ブラジル、キューバ、フィリピン、アメリカ本土…。黎明期から現在に至るまで、世界中の沖縄系移民の人々がたどった数奇な物語から浮かび上がる「沖縄アイデンティティー」とは?渾身の大河的ルポルタージュ。
  • 目次

    はじめに 響き合う「ウチナーンチュ・コール」
     舞い降りた直感/興奮が渦巻いた閉会式/バスク地方との共通点

    第1話 アメリカおじい――自由民権運動の挫折と海外移民
     自由民権運動から派生した移民事業/第一回ハワイ移民――海外移住への道筋/自ら新天地に挑んだ平良新助/「郷土の偉人」への視線/交差する移民史の糸

    第2話 キューバからの写真――民衆の叙事詩となった『眉屋私記』
     萬栄とツル――無名の一族の物語/メキシコへの移民の背景/メキシコからキューバへ/妹への弁明/沖縄の家族史を書く意味/上野英信が遺したもの

    第3話 アンデスを越えて――密林の孤独から生まれた戦後村計画
     ボリビア,ふたつの移民史/戦後移民が会った具志寛長/ただひとりの元シリンゲーロ/奥アマゾンの盛衰/リベラルタに残る/沖縄旧移民が見た夢

    第4話 日の丸は踏めない――ブラジル「勝ち組」老移民の帰郷
     勝ち負け抗争の背景/拒んだ“踏み絵”/マイノリティーの心理/徴兵忌避という罪の清算/「鎖国村」三家族の集団帰国/“奇矯な人々”への目

    第5話 太平洋を二往復した三線――ハワイ豚支援,陰の立役者
     嘉数亀助,約半世紀後の脚光/「後発移民」の足跡/ハワイ沖縄人たちの故郷救済運動/「勝った組」の妨害/豚支援のための奔走/決死の航海/ハワイからの礼状

    第6話 “支配”などしたくなかった――フィリピン「ダバオ国(クオ)」の追憶
     ベンゲット移民からダバオの地へ/ダバオ国の短い黄金期/残留二世たち/戦争が打ち砕いた移民社会/ある国際結婚家庭の家族史/戦時下のイロイロ市/慰霊の旅

    第7話 十家族の流転――銃剣とブルドーザーに追われて
     農民たちの徹底抗戦/インヌミヤードゥイからブラジルのコーヒー園へ/「本当は昔のことはもう忘れたいのです」/なぜ移民に踏み切ったのか/基地問題への思い/決して消え去らない記憶

    第8話 君たちはヤマトを知らない――ハワイから見た「本土復帰」
     ハワイ移民から見た沖縄の帰属問題/「親米的琉球人」/「コナの奇人」賀数箸次/ハワイの左翼系知識人,湧川清栄/沖縄独立論への複眼的視点

    第9話 アメリカの「基地の町」で――“花嫁”たちが支える県人会
     米兵花嫁と日系コミュニティ/本土系「戦争花嫁」と沖縄系「米兵花嫁」/県人会に新風吹き込む国際結婚者/海を臨む町へ/米兵花嫁から見た沖縄基地問題

    第10話 異国のなかの“祖国”――末裔たちの沖縄
     沖縄への情感を歌うアルゼンチン出身の演歌歌手/祖母手ほどきの三線で歌うペルー三世の民謡歌手/「世界のウチナーンチュの日」と“ふたりのアンドレス―/家系図を頼りに家族史をたどる/世界若者ウチナーンチュ大会/蛇行する大河のように

    おわりに 同じ空の下で――還り来るアイデンティティー
     沖縄移民のおおらかさ/移民観の違い/三つの論点/戦後の「棄民論」の広がり/移民の意識形成/つながり合う糸/新知事誕生に広がった共感/ハワイ発ホワイトハウス署名

    主要参考文献一覧
    沖縄移民史年表
  • 出版社からのコメント

    「沖縄アイデンティティー」の秘密を移民の軌跡に追い,〝もうひとつの沖縄近現代史〟を描き出す十篇の物語
  • 内容紹介

    沖縄には5年に一度、ハワイや南米・北米など世界各国から移民の末裔が集結する「世界のウチナーンチュ大会」という壮大な祭典がある。三世や四世になっても、彼らはなぜ?ルーツの結束?にこだわるのか。「沖縄アイデンティティー」の秘密を沖縄移民120年の軌跡に追い、?もうひとつの沖縄近現代史?を描き出す十篇の物語。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三山 喬(ミヤマ タカシ)
    1961年、神奈川県生まれ。東京大学経済学部卒業。朝日新聞学芸部、同社会部記者を経てフリーに。2000年から07年にかけて、ペルーを拠点として南米諸国のルポルタージュ記事を各誌に発表。帰国後もルポやドキュメントの取材・執筆で活躍中
  • 著者について

    三山 喬 (ミヤマ タカシ)
    三山 喬(みやま たかし)
    1961年,神奈川県生まれ.東京大学経済学部卒業.朝日新聞学芸部,同社会部記者を経てフリーに.2000年から07年にかけて,ペルーを拠点として南米諸国のルポルタージュ記事を各誌に発表.帰国後もルポやドキュメントの取材・執筆で活躍中.
    著書:『日本から一番遠いニッポン――南米同胞百年目の消息』(東海教育研究所)『さまよえる町――フクシマ曝心地の「心の声」を追って』(東海教育研究所)『ホームレス歌人のいた冬』(東海教育研究所,のちに文春文庫)『夢を喰らう――キネマの怪人・古海卓二』(筑摩書房)『国権と島と涙――沖縄の抗う民意を探る』(朝日新聞出版)『一寸のペンの虫――“ブンヤ崩れ”の見たメディア危機』(東海教育研究所)

還流する魂(マブイ)―世界のウチナーンチュ120年の物語 の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:三山 喬(著)
発行年月日:2019/04/18
ISBN-10:400024535X
ISBN-13:9784000245357
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:20cm
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