シャティーラの記憶―パレスチナ難民キャンプの70年 [単行本]
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シャティーラの記憶―パレスチナ難民キャンプの70年 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/04/26
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シャティーラの記憶―パレスチナ難民キャンプの70年 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    故郷を追われてから70年。レバノンのキャンプに暮らすパレスチナ難民の証言を通して、苦難の歴史をつむぎ出す。0.1km2のキャンプの歴史から浮かび上がるパレスチナ問題の本質。
  • 目次

    関連略年表
    本書に登場する人々

    はじめに

    第1章 ナクバ〈大厄災〉の記憶
     現代の「楽園追放」の物語/逃げ出したアラブ人部隊/ユダヤ人部隊による虐殺の証言/ユダヤ人との共存の記憶

    第2章 難民キャンプの始まり
     国境が開いていた三年間/「パレスチナ奪回」のためのキャンプ/レバノン政府からの圧力/アラブ大敗の衝撃/秘密活動への参加と弾圧

    第3章 パレスチナ革命
     解放闘争の伝説「カラメの戦い」/学校をやめて軍事キャンプへ/ミュンヘン五輪襲撃事件/栄光のサッカー・クラブ/イスラエルによる報復作戦/アラファトの国連演説

    第4章 消えた二つの難民キャンプ
     高校受験前の空爆/レバノン内戦の勃発/狙撃恐れ,命がけの水汲み/シリア軍からの離脱/タルザアタル陥落の日

    第5章 サブラ・シャティーラの虐殺
     戻らなかった「平和の使者」/夜明けとともに来た殺戮/一歳半の女児も犠牲に/夫と息子を探してさまよう

    第6章 キャンプ戦争と民衆
     「家を八回破壊された」/地下トンネルで移動/一〇〇人の戦士で防衛/宗教者と医師の役割/食料も尽きた六カ月間の包囲/キャンプに残った女性や子供たち

    第7章 内戦終結と平和の中の苦難
     平和から除外された難民たち/シリアでの七年間の拘束/イスラエルでの二年間の拘束/自治政府行きを辞退/「何のために戦ったのか」――元戦士たちの声/広範にわたる就職差別

    第8章 シリア内戦と海を渡る若者たち
     シリア内戦を逃れて/毒ガスミサイルの被害/内戦に巻き込まれた難民キャンプ/欧州への密航を繰り返す若者/トルコから密航船で海を渡る/ドイツへの密航と,失意の帰還
    第9章 若者たちの絶望と模索
     家族間の抗争で三人死亡/政治的デモへの参加と薬物依存/「男は現実から逃避する」/一三歳で薬物依存の道に/親と子供の世代の断絶

    終わりに――パレスチナ人の記憶をつむぐ
     人間のつながりが残る社会/女性たちが家族と社会を支える/パレスチナへの帰還の時を待つ/難民の経験を芸術の力へ


    参考文献
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    故郷を追われてから70年.レバノンのキャンプに暮らすパレスチナ難民の証言を通して,苦難の歴史を紡ぎ出す.
  • 内容紹介

    一九四八年のイスラエル「建国」に伴い七〇万人のパレスチナ人が故郷を追われてから七〇年。〇・一㎢に満たない敷地内で三〇〇〇人が殺された一九八二年の「サブラ・シャティーラの虐殺」で知られるレバノンのシャティーラキャンプに長年通い続ける著者が多くの証言を通して紡ぎ出す、難民たちの苦難の歴史。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川上 泰徳(カワカミ ヤスノリ)
    ジャーナリスト。1956年長崎県生まれ。大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)アラビア語科卒。1981年朝日新聞社入社。学芸部を経て、特派員として中東アフリカ総局員(カイロ)、エルサレム、バグダッド、中東アフリカ総局長を務める。編集委員兼論説委員などを経て2015年退社。エジプト・アレクサンドリアに取材拠点を置き1年の半分を中東で過ごす。中東報道で、2002年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞
  • 著者について

    川上 泰徳 (カワカミ ヤスノリ)
    川上泰徳(かわかみ やすのり)
    ジャーナリスト.1956年長崎県生まれ.大阪外国語大学(現・大阪大学外国語学部)アラビア語科卒.1981年朝日新聞社入社.学芸部を経て,特派員として中東アフリカ総局員(カイロ),エルサレム,バグダッド,中東アフリカ総局長を務める.編集委員兼論説委員などを経て2015年退社.エジプト・アレクサンドリアに取材拠点を置き1年の半分を中東で過ごす.中東報道で,2002年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞.著書に『イラク零年――朝日新聞特派員の報告』(朝日新聞社),『現地発エジプト革命――中東民主化のゆくえ』(岩波ブックレット),『イスラムを生きる人びと――伝統と「革命」のあいだで』(岩波書店),『中東の現場を歩く――激動20年の取材のディテール』(合同出版),『「イスラム国」はテロの元凶ではない――グローバル・ジハードという幻想』(集英社新書)など.

シャティーラの記憶―パレスチナ難民キャンプの70年 の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:川上 泰徳(著)
発行年月日:2019/04/24
ISBN-10:4000613383
ISBN-13:9784000613385
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:19cm
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