医師の働き方改革 大全-医療の現場と経営の変革に効く 完全マニュアル [単行本]

医師の働き方改革 大全-医療の現場と経営の変革に効く 完全マニュアル の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ２０１９年３月の厚生労働省「医師の働き方改革検討会」報告書に準拠。これ一冊で医療機関の働き方改革をカバー！国の議論の中身から医療界の課題、関連法規、対処法まで完全解説。病院経営者や産業医、弁護士、社労士、コンサルタントら１８人が執筆。組織や業務の院内改革を進めるためのコツや実践のヒントが満載。「医師の働き方改革に関する検討会」の構成員の裴英洙氏が監修。医師のほか、他の医療従事者や介護職員の働き方改革にも対応。

• 目次

  第1章 なぜ働き方改革が必要なのか？
  　医師の働き方改革が必要な理由
  　国・行政の働き方改革の取り組み
  　一般企業における働き方改革
  　外国における働き方改革
  
  第2章 働き方改革に関する制度、厚労省検討会での議論
  　厚労省の様々な検討会や懇談会
  　医師の働き方改革に関する検討会
  　医師の時間外労働規制
  　地域医療確保暫定特例水準（（B）水準）
  　集中的技能向上水準（（C）水準）
  　勤務間インターバル・連続勤務
  　宿日直
  　応召義務
  　自己研さんの捉え方
  　医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会
  　新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会
  　上手な医療のかかり方を広めるための懇談会
  
  第3章 働き方改革を理解するための基礎知識
  　医療の継続性
  　医師不足・偏在
  　地域医療構想
  　医師需給問題
  　医師地域枠
  　救急医療の仕組み
  　女性医師の働き方の現状と課題
  　新専門医制度
  　チーム医療
  　複数主治医制
  　タスク・シフティング、タスク・シェアリング
  　同一労働同一賃金
  　看護師の特定行為研修制度
  　フィジシャンアシスタント、ナースプラクティショナー
  　フリーアクセス
  　患者側の課題
  　医師の働き方の海外事情
  　研修医を守るアメリカの法律
  
  第4章 働き方改革の労働関連法規
  　労働関連法規の基本事項
  　労務担当者が知るべき働き方改革関連法
  　36協定
  　雇用に関する法的書類
  　解雇
  　就業規則
  　労働基準監督署
  　高度プロフェッショナル制度
  　裁量労働制
  　医師の雇用管理に関する裁判例
  　診療報酬による改革推進
  　労務関連訴訟の初動対応
  
  第5章 医療機関の取り組みのポイント
  【医療機関における労務】
  　時間外労働の実態
  　勤怠管理
  　産休・育休
  　休職
  　福利厚生
  　ハラスメント
  　離職・転職対策
  　アウトソーシング
  【院内制度の整備】
  　保育所・託児所
  　時短勤務
  　復職支援
  　テレワーク
  　患者への啓発
  【院内の労働安全衛生】
  　産業医の役割など
  　医師へのケアの課題
  　医療特有の問題
  【働き方改革を進めるためのマネジメント（組織改革）】
  　医療経営人材に求められる「役割」と「視点」
  　改革の目的の明確化
  　組織構造の理解
  　リーダーシップ
  　改革人材の育成
  　会議の進め方
  　コンフリクト・マネジメント
  　チームビルディング
  　飲みニケーションのコツ
  【働き方改革を進めるためのマネジメント（業務改革）】
  　業務の手順化
  　マニュアルの作り方
  　書類整理・管理
  　報告書の作成
  　物品管理
  　環境整備・5S活動
  　当直室のマネジメント
  　オンラインコミュニケーション
  　ICT（情報通信技術）
  　地域連携
  
  第6章 働き方改革の実際
  【先行事例に見る医師の働き方改革】
  　法規定に沿った労務管理に努める
  　業務の分担・移管で医師の業務を軽減
  　総合医が院内の診療体制を効率化
  【先行事例に見る医療・介護従事者の働き方改革】
  　有給休暇の取得を促進する
  　残業時間の削減を進める
  【国による医療勤務環境の改善支援】
  
  第7章 医療機関が活用できる助成金・補助金
  　助成金や補助金の基礎知識
  　助成金・補助金の一覧
  　代表的な助成金・補助金の具体的な内容
  
  第8章 資料編
  　働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律（働き方改革関連法）
  　働き方改革実行計画
  　医師の働き方改革に関する検討会報告書
  　医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組
  　医療勤務環境改善マネジメントシステムに関する指針
  　地域における医療提供体制の確保に資する設備の特別償却制度について
  　医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会「第4次中間取りまとめ」

• 出版社からのコメント

  病医院に不可欠な医師の働き方改革について、社会的背景から関連法規、取り組みの要点、補助金の活用法まで網羅した解説書の決定版

• 内容紹介

  罰則付きの時間外労働上限規制に先手を打つ！
  労働関連法規から補助金の活用法まで網羅した解説書の決定版！
  
  医療機関にとって避けては通れない医師の働き方改革について、改革が求められる社会的背景から労働関連法規、院内での取り組みのポイント、実際の取り組み例、助成金・補助金の活用法まで幅広く解説した大全書です。これ一冊で医療機関の働き方改革をカバー。資料編として、働き方改革関連法や厚生労働省検討会の資料も収録し、国における改革議論の経緯なども確認できるようにしました。
  2018年6月の働き方改革関連法成立に伴い、2024年4月から医師に対しても罰則付きの時間外労働上限規制が適用されます。その規制のあり方を検討してきた厚労省「医師の働き方改革に関する検討会」が2019年3月末に報告書を取りまとめたのを受け、医師の働き方改革に関するあらゆる関連事項を網羅していち早く刊行します。同検討会の構成員である裴英洙氏が監修を務め、病院経営者や弁護士、社会保険労務士、人材コンサルタントなどの総勢18人の専門家が執筆を担当、専門的な見地から解説を加えました。医師の働き方改革を中心にまとめてありますが、看護職員などの他職種の働き方改革にも活用できます。
  
  ■ポイント
  ・国の議論の中身から背景にある医療界の課題、労働関連法規、取り組みのポイントまでを完全解説
  ・病院経営者や産業医、弁護士、社労士、コンサルタントなど多数の専門家が執筆を担当
  
  ■主な内容
  第1章　なぜ働き方改革が必要なのか？
  　　　 医師の働き方改革が必要な理由/国・行政の働き方改革の取り組み/一般企業における働き方改革 など
  
  第2章　働き方改革に関する制度、厚労省検討会での議論
  　　　 厚労省の様々な検討会や懇談会/医師の働き方改革に関する検討会/医師の時間外労働規制 など
  
  第3章　働き方改革を理解するための基礎知識
  　　　 医療の継続性/医師不足・偏在/地域医療構想/医師需給問題/医師地域枠/救急医療の仕組み など
  
  第4章　働き方改革の労働関連法規
  　　　 労働関連法規の基本事項/労務担当者が知るべき働き方改革関連法/36協定/雇用に関する法的書類 など
  
  第5章　医療機関の取り組みのポイント
  　　　 医療機関における労務/院内制度の整備/院内の労働安全衛生 など
  
  第6章　働き方改革の実際
  　　　 先行事例に見る医師の働き方改革/先行事例に見る医療・介護従事者の働き方改革 など
  
  第7章　医療機関が活用できる助成金・補助金
  　　　 助成金や補助金の基礎知識/助成金・補助金の一覧 など
  
  第8章　資料編
  　　　 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律（働き方改革関連法）/医師の働き方改革に関する検討会報告書 など
  

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  裴 英洙(ハイ エイシュ)
  医師、医学博士、ＭＢＡ。ハイズ株式会社代表取締役社長。１９７２年奈良県生まれ。金沢大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科で博士課程修了。外科医、病理専門医として病院で勤務した後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科（慶應ビジネス・スクール）で田中滋氏に師事し、医療経営や医療政策を学ぶ。現在は、病院経営やヘルスケアビジネスに特化した経営コンサルティング会社を経営

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