大麻(あさ)(生活工芸双書) [全集叢書]
    • 大麻(あさ)(生活工芸双書) [全集叢書]

    • ¥3,30099 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003129275

大麻(あさ)(生活工芸双書) [全集叢書]

倉井 耕一(ほか著)赤星 栄志(ほか著)篠〓 茂雄(ほか著)平野 哲也(ほか著)大森 芳紀(ほか著)
価格:¥3,300(税込)
ゴールドポイント:99 ゴールドポイント(3%還元)(¥99相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月1日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:農山漁村文化協会
販売開始日: 2019/05/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

大麻(あさ)(生活工芸双書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、大麻の植物としての特徴、薬物問題と大麻栽培の現状、これまでの日本での大麻利用の歴史を概観します。戦前までの日本各地で栽培・利用されていた歴史を20道県にわたって掘り起こし、栃木県の野州麻の栽培を詳述したあと、大麻の繊維、麻幹(皮を剥いだ大麻の木質部)などの利用をまとめています。忘れられようとしている、日本列島に住む人間の日常生活にかつては恩恵をもたらしていた植物資源大麻に光を当てます。
  • 目次

    もくじ
    図解 大麻を利用した出土品の見られる遺跡一覧

    1章 植物としての特徴
    ■植物としての大麻
    ●分類
    ●形状
    ●原産地と来歴
    ●品種
    ●無毒の品種「とちぎしろ」の開発
    ■日本における産業用大麻の普及のための品種問題
    ●栃木県でのアサの品種開発
    【盗難防止を目的とした品種開発
    【在来種と「とちぎしろ」のTHC含有量比較
    ●大麻取締法の運用上の問題点と対応策
    【栃木県と他地域とのアサ栽培管理の違い
    【盗難防止の法的根拠の問題点
    【THCゼロ%品種の導入問題
    ●産業用大麻栽培の展望
    アサについての記述がある農書一覧

    2章 利用の歴史
    ●「麻」と「大麻」
    ●アサの繊維としての特性
    ●麻の利用の歴史
    古代以前/古代/中世/近世/近代(明治~戦前)/現代(戦後以降)
    ●野州麻の加工品
     精麻
      下駄の鼻緒の芯縄/綱・ロープ/凧糸/漁網・釣糸/織物/横綱/神仏具・縁起物/
    その他の利用
      皮麻
      苧殻(おがら)
        建築材/懐炉灰/祭礼など
    ●その他の副産物
      オアカ(麻垢)/麻種/麻の葉/
    囲み:大麻種の播種器

    3章 各地の麻栽培 
    日本各地の大麻生産と利用―その歴史を掘り起こす
    ●日本一のアサの生産地 栃木県(野州麻)
    ●屯田兵の生活を支えたアサ栽培 北海道
    ●東北地方北部のアサ文化 青森県・岩手県
    ●現代に伝わる麻織物 宮城県
    ●農書に見る江戸時代のアサ栽培 福島県 
    ●上質な糸を生み出す岩島麻 群馬県
    ●『和漢三才図会』に登場する甲州の白苧 山梨県
    ●丈夫な糸を目指して 信州のアサ作り 長野県
    ●栃木県に次ぐアサの生産地 岐阜県
    ●良質な上布を生み出す近江のアサ 滋賀県
    ●日本海の麻織物文化 日本海沿岸の各県
    ●西日本が誇るアサの生産地 広島県・島根県
    ●日本のアサの起源か 徳島県
    ●文化財を守る大分のアサ 大分県
    ●南九州地方のアサ作り 宮崎県、鹿児島県 熊本県
    コラム:アサの播種器

    4章 麻を栽培する 
    栽培適地
    【福島県―『会津農書』の指摘、山畑、昼夜温】
    【宮崎県、長野県、熊本県―山間、風、水はけ、砂礫土】
    【栃木県―ジャリッパ・ジャリッパタ】
    ・水田 
    ・採種圃場の場合
    栃木県での栽培
     ●農業経営と生産暦
     ●土づくり
    【キノハサライ】【堆肥づくり】【金肥の購入と肥料の配合】
     ●耕起―秋起こし(ユウバリ)、春起こし(ハルカキ)
     ●播種(アサマキ)―3月下旬~4月上旬
     ●施肥(タイヒチラシ)
    ●中耕(アサカキ・アササクリ)―除草と土寄せ
    ●収穫(アサヌキ)―7月下旬~8月上旬
    ●精麻にするまで―収穫した茎から繊維を取り出す
    【湯かけ】【麻干し】【床臥せ(トコブセ)】【麻剥ぎ(アサハギ)】【麻引き(オヒキ)】
    【精麻干し】【荷造り・出荷】
    ●種子の採取―麻種(オタネ)
    コラム:描かれた麻栽培

    5章 部位別の利用法 
    大麻の茎を利用する―精麻・皮麻・麻垢・麻幹        
    精麻・皮麻―茎の靭皮繊維                
    ■糸や綱・ロープ・網など
    ●下駄鼻緒の芯縄
    ●糸や綱など
     綱つくりのようす
    ●手綱や命綱
    ●大相撲の横綱
    ○横綱をつくる
    ●神具や縁起物、弓弦、建築材、調緒ほか】
    ●凧糸
    ●畳の経糸
    ●漁網・釣り糸
    =======================
    江戸時代後期における鹿沼麻の流通
    ―在村麻商人による麻と魚肥との相互流通 
    ●麻作農村の仲買商人による産地直送
    ●九十九里浜からの魚肥の直輸送
    ●浜商人の台頭による鹿沼直取引の成立
    ●鹿沼 板荷村福田弥右衛門の行商
    =======================
    ■衣類・織物 
    【奈良晒と野州麻】
    【奈良晒の製作工程】
    【蚊帳の生地】
    ■麻紙
    ●野州麻紙工房
    【鹿沼市粟野地区と野州麻紙工房】
    【麻紙の製造】
    ○麻紙の原料
    ○紙漉きの工程
    麻幹 
    ■麻幹の利用
    【屋根材としての利用】
    【懐炉灰・花火など】
    ■懐炉灰の製造 
     原灰製造の手順 
    コラム 麻の葉のデザイン
    さくいん
    参考文献
  • 出版社からのコメント

    植物としての特性、利用の歴史、栃木県のほか屯田兵村の北海道から鹿児島まで全国20道県の大麻の歴史、栽培法、部位別の利用。
  • 内容紹介

    植物としての特性、無毒品種とちぎしろの開発、産業用大麻、利用の歴史、オガラ利用の懐炉灰、栃木県のほか屯田兵村の北海道、青森から鹿児島まで全国20道県の大麻の栽培・利用の歴史、栽培法、部位別の利用。 
  • 著者について

    倉井耕一 (クライ コウイチ )
    元栃木県農業試験場 

    赤星栄志 (アカホシ ヨシユキ)
    日本大学生物資源科学部研究員

    篠﨑茂雄 (シノザキ シゲオ)
    栃木県立博物館

    平野哲也 (ヒラノ テツヤ)
    常磐大学准教授

    大森芳紀 (オオモリヨシノリ)
    野州麻紙工房主宰

    橋本智  (ハシモト サトシ )
    栃木県立宇都宮白楊高校 

大麻(あさ)(生活工芸双書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:農山漁村文化協会
著者名:倉井 耕一(ほか著)/赤星 栄志(ほか著)/篠〓 茂雄(ほか著)/平野 哲也(ほか著)/大森 芳紀(ほか著)
発行年月日:2019/05/25
ISBN-10:4540171143
ISBN-13:9784540171147
判型:B5
対象:実用
発行形態:全集叢書
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:143ページ
縦:26cm
他の農山漁村文化協会の書籍を探す

    農山漁村文化協会 大麻(あさ)(生活工芸双書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!