万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典 新装版 [単行本]
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万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典 新装版 [単行本]

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出版社:新曜社
販売開始日: 2019/04/25
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万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典 新装版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『万葉集』はいかにして「国書」の王座についたか?“天皇から庶民まで”が参加し、“日本民族の原郷”といわれる『万葉集』。しかしこの歌集が「古典」となったのは、国民国家の成立を補強するためであった。新元号で脚光をあびる「万葉集」について画期的事実を解明した書。緊急重版。
  • 目次

    ◆目次
    はじめに
    第一章 天皇から庶民まで――『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系
    一 国民歌集の構造
    二 子規の再発見という通念
    三 金属活字版『万葉集』の出現
    四 一八九〇年という画期
    五 国民の全一性の表象
    第二章 千年と百年――和歌の詩歌化と国民化
    一 国民歌集の前史
    二 『新体詩抄』と和歌改良論
    三 国文学と国民文学
    四 子規のスタンス
    五 国民歌集と国民教育
    第三章 民族の原郷――国民歌集の刷新と普及
    一 民謡の発明
    二 万葉びとの創成
    三 異端者伊藤左千夫
    四 教育者の聖典――島木赤彦の万葉尊重1
    五 伝統の発達――島木赤彦の万葉尊重2
    おわりに/注/人名索引
  • 内容紹介

    私たちは「万葉集」についてどういうイメージをもつだろうか。大多数の人にとってそれは、「天皇から庶民まで」が「質朴な感動を雄渾な調べで真率に表現した」、日本民族が誇る国民歌集というものではなかろうか。著者は、万葉集についてのこの強固なステレオタイプのイメージはいかにして出来上がったかを問い、 古典が明治近代の国民国家の文化装置として成立したことを、文学史を博捜して緻密な論理で跡づける。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    品田 悦一(シナダ ヨシカズ)
    1959年群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(国語国文学)単位取得修了。上代日本文学専攻。現在、東京大学教授(大学院総合文化研究科)
  • 著者について

    品田 悦一 (シナダ ヨシカズ)
    東京大学総合文化研究科言語情報科学専攻教授

万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典 新装版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:新曜社
著者名:品田 悦一(著)
発行年月日:2019/05/10
ISBN-10:4788516349
ISBN-13:9784788516342
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:356ページ
縦:19cm
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