コスモスとアンチコスモス―東洋哲学のために(岩波文庫) [文庫]

コスモスとアンチコスモス―東洋哲学のために(岩波文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  東洋思想の諸伝統、多様なる哲学間に共通する根源的思惟の元型を探求して、東洋哲学の新たな領域と可能性を立ち上げる。イスラーム、禅仏教、老荘思想、華厳経を時間論、存在論、意識論の視点から読み解く。『意識と本質』『意味の深みへ』に続く井筒哲学の集大成。巻末に司馬遼太郎との生前最後の対談を併載。

• 目次

  Ⅰ　事事無礙・理理無礙――存在解体のあと
  Ⅱ　創造不断――東洋的時間意識の元型
  Ⅲ　コスモスとアンチコスモス――東洋哲学の立場から
  Ⅳ　イスマイル派「暗殺団」――アラムート城砦のミュトスと思想
  Ⅴ　禅的意識のフィールド構造
  
  後　記
  対談　二十世紀末の闇と光 （井筒俊彦／司馬遼太郎）
  解　説 （河合俊雄）
  人名索引

• 出版社からのコメント

  東洋思想の根源的思惟の元型を探り，東洋哲学の可能性を探求．末尾に司馬遼太郎との対談を併載(解説=河合俊雄).

• 内容紹介

  東洋思想の諸伝統に共通する根源的思惟の元型を探り，東洋哲学の可能性を探求する．イスラーム，禅仏教，老荘思想，華厳経を時間論，存在論，意識論として読み解く．末尾に司馬遼太郎との生前最後の対談を併載(解説=河合俊雄).

コスモスとアンチコスモス―東洋哲学のために(岩波文庫) の商品スペック