完本 太宰と井伏―ふたつの戦後(講談社文芸文庫) [文庫]
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販売開始日: 2019/05/13
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完本 太宰と井伏―ふたつの戦後(講談社文芸文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」(「ヴィヨンの妻」)。四度の自殺未遂を経て、一度は生きることを選んだ太宰治は、戦後なぜ再び死に赴いたのか。師弟でもあった二人の文学者の対照的な姿から、今に続く「戦後」の核心を鮮やかに照射する表題作に、そこからさらに考察を深めた論考を増補した、本格文芸評論の完本。
  • 目次

    太宰と井伏 ふたつの戦後
    太宰治、底板にふれるーー『太宰と井伏』再説

    単行本あとがき
    著者から読者へ

    解説 與那覇潤

    年譜
    著書目録
  • 出版社からのコメント

    一度は生きることを選んだ太宰治はなぜ、戦後ふたたび死に赴いたのか。師弟でもあった二人の作家の対峙から、戦後の核に迫る本格評論
  • 内容紹介

    思考の力で〈世界〉と対峙し、惜しまれつつ逝った批評家、加藤典洋氏。
    「愛着深い本」と語った本書は、生前最後の文庫となった。

    文庫版あとがきと自筆年譜に、氏の最晩年の胸のうちが綴られる。
    「ようやく私は一人の「老人」になることができたと思っている。(中略)「老人」とは世を捨てることではない。「若い人」を助ける「一歩身を引いた」、「自分の分限を知った」社会的人間のことである」
    (「著者から読者へ」より)


    「人非人でもいいじゃないの。私たちは、生きていさえすればいいのよ。」(「ヴィヨンの妻」)

    四度の自殺未遂を経て、一度は生きることを選んだ太宰治は、戦後なぜ再び死に赴いたのか。
    井伏鱒二と太宰治という、師弟でもあった二人の文学者の対照的な姿から、今に続く戦後の核心を鮮やかに照射する表題作に、そこからさらに考察を深めた論考を増補した、本格文芸評論の完本。

    與那覇潤
    太宰や三島はだれもが認める「極端な人」だが、井伏のように恬淡に徹しきる人もまた別の極端なのだ。凡人たるわたしたちはひっきょう、太宰と井伏のあいだに広がる人間的な、あまりに人間的な原っぱを、ねじれながら生きていくしかないのだ。実質的に太宰論である本書にあえて附された『太宰と井伏』のタイトルを、ぼくはそうしたメッセージとして受けとる。 (解説より)

    目次
    太宰と井伏 ふたつの戦後
    太宰治、底板にふれるーー『太宰と井伏』再説
    解説 與那覇潤
    年譜
    著書目録
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 典洋(カトウ ノリヒロ)
    1948・4・1~。文芸評論家。山形県生まれ。1972年、東京大学文学部卒。国立国会図書館勤務を経て、86年、明治学院大学助教授。90年、同教授。2005年、早稲田大学教授、現在、同大学名誉教授。85年、『アメリカの影』で文芸評論家としてデビュー。97年、『言語表現法講義』で新潮学芸賞受賞。98年、『敗戦後論』で伊藤整文学賞受賞。04年、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞受賞
  • 著者について

    加藤 典洋 (カトウ ノリヒロ)
    加藤典洋(1948.4.1~)文芸評論家。山形県生まれ。1972年、東京大学文学部卒。国立国会図書館勤務を経て、86年、明治学院大学助教授。90年、同教授。2005年、早稲田大学教授、現在、同大学名誉教授。85年、『アメリカの影』で文芸評論家としてデビュー。97年、『言語表現法講義』で新潮学芸賞受賞。98年『敗戦後論』で伊藤整文学賞受賞。04年、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞受賞。主な著書に『日本風景論』『日本という身体』『戦後的思考』『言葉の降る日』『もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために』など。

完本 太宰と井伏―ふたつの戦後(講談社文芸文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:加藤 典洋(著)
発行年月日:2019/05/10
ISBN-10:406516026X
ISBN-13:9784065160268
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:266ページ
縦:16cm
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