何のための脳?-AI時代の行動選択と神経科学(学術選書<089>) [全集叢書]
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何のための脳?-AI時代の行動選択と神経科学(学術選書<089>) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2019/06/06
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何のための脳?-AI時代の行動選択と神経科学(学術選書<089>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人は生きる上で常に最適な選択を求められるが、「最適な行動」とは何だろうか?それは、想定する主体や状況によって答えが変わる、正解の無い難問である。本書は、この最適行動の選択をめぐる私たちの脳のしくみと特性を明らかにするとともに、脳の神経回路をモデルとして発達してきた人工知能の可能性とその活用において懸念される問題点について考える。社会がますます複雑化し、AIの活用が進む現代、私たちは自らの脳をどのように生かし、どう行動すべきなのだろうか。
  • 目次

    はじめに

    第1章 生命体の目的と脳
    1 生命体の目的
    2 利己的行動と利他的行動
    3 ヒトの行動を突き動かすもの

    第2章 行動選択の神経科学
    1 脳・神経系の役割
      情報伝達の担い手
      脳・神経系での情報伝達にかかわる物質
      脳の機能局在
    2 知覚と意識の神経基盤
      知覚・認知・意識
      動物の情報処理特性
      直列処理と並列処理
      気づきと発見
    3 学習と記憶―行動選択を改善するしくみ
      シナプス可塑性と三つの学習機構
      脳内報酬系と強化学習
      教師役のニューロンが存在する学習
      生まれと育ち、経験による脳のプログラムの書き換え
    4 最適な行動とは?
      何が脳内報酬をもたらすか?
      恐怖・痛みと非常時の感覚遮断
      楽観と悲観
      サイコパス
      不確実性の選択

    第3章 脳と心と人工知能(AI)
    1 人の脳が生んだ高性能情報処理装置
      AIのしくみ
      特化型AIと汎用AI
    2 AIと心
      心とは何か?
      自分と他者
      AIは心を持つか?
    3 AI活用の必然性と懸念

    第4章 個体と社会の成功・繁栄戦略
    1 社会とルール
      個体と集団の利益
      善悪を超えて
    2 社会における利害判断のむずかしさ
      各階層で出現する法則
      利害判断をする集団のレベルと利害判断で想定する期間
      組織運営
      大学について
      大学における研究
      大学における教育
      大学の社会連携
      大学業務の優先順位
    3 人類の持続的生存に向けて
      成長戦略の限界
      AIとヒトの仕事
      理性的判断が問われる時代
      マスコミとSNS
      ポピュリズムの台頭
      トップダウンとボトムアップ
      教育の役割
      多様性とはぐれ者の価値
      脳を生かす―現代社会における脳の活用

    コラム01 神経細胞の実験標本
    コラム02 大脳と小脳
    コラム03 運動学習の実験モデル
    コラム04 ディープラーニング(深層学習)と浅層学習

    おわりに
    参考文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    脳の働きの本質である「最適な行動選択」のしくみを解説し、人工知能の可能性と課題を考える。AI時代の私たちはどう行動すべきか?
  • 内容紹介

    人は生きる上で常に最適な選択を求められるが、「最適な行動」とは何だろうか?それは、想定する主体や状況によって答えが変わる、正解の無い難問である。本書は、この最適行動の選択をめぐる私たちの脳のしくみと特性を明らかにするとともに、脳の神経回路をモデルとして発達してきた人工知能の可能性とその活用について懸念される問題点について考える。社会がますます複雑化し、AIの活用が進む現代、私たちは自らの脳をどのように生かし、どう行動すべきなのだろうか?

    図書館選書
    人類を繁栄に導いた脳。その働きの本質は最適な行動の選択だが、何が「最適」かは状況によって変わる。本書は、この難問に挑む脳のしくみを解説し、人工知能の可能性と課題を考える。AI時代の私達はどう行動すべきか?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    平野 丈夫(ヒラノ トモオ)
    1955年生まれ。京都大学大学院理学研究科教授(生物科学専攻生物物理学系神経生物学分科)。理学研究科長(2017年4月から2019年3月まで)。東京大学医学博士・理学博士。東京大学理学部卒業。東京大学大学院医学系研究科第一基礎医学専攻博士課程修了。東京大学医学部助手、カルフォルニア大学ロサンゼルス校医学部研究員、群馬大学医学部講師、京都大学医学部助教授を経て現職
  • 著者について

    平野 丈夫 (ヒラノ トモオ)
    1955年生まれ。
    京都大学大学院理学研究科教授(生物科学専攻生物物理学系神経生物学分科)。理学研究科長(2017年4月から2019年3月まで)。
    東京大学医学博士・理学博士。
    東京大学理学部卒業。
    東京大学大学院医学系研究科第一基礎医学専攻博士課程修了。
    東京大学医学部助手、カルフォルニア大学ロサンゼルス校医学部研究員、群馬大学医学部講師、京都大学医学部助教授を経て現職。

    【主な著書】
    『脳と心の正体:神経生物学者の視点から』(東京化学同人、2001年)

何のための脳?-AI時代の行動選択と神経科学(学術選書<089>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:平野 丈夫(著)
発行年月日:2019/06/05
ISBN-10:4814002300
ISBN-13:9784814002306
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:145ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:240g
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