伊予松山 裁判所ものがたり【明治編】 [単行本]
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伊予松山 裁判所ものがたり【明治編】 [単行本]

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出版社:創風社出版
販売開始日: 2019/04/15
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伊予松山 裁判所ものがたり【明治編】 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    裁判所の歴史が開くあなたの知らない愛媛。裁判はドラマに満ちている。裁判のゆくえは国の運命を変え、法廷は、人生の縮図ともなる。明治の愛媛県では、どのような裁判が闘われただろうか―中央政府の近辺で起こったことだけが歴史ではない。中央の政治も経済も、全国津々浦々の人びとの営みによって支えられている。地域における法や裁判をめぐる営みもまた、新たな視角から検討されなければならないのではないか。本書はそのようなささやかな試みである。
  • 目次

    はしがき
    第一部 裁判所ものがたり
     1 プロローグ―赤レンガの裁判所庁舎
     2 明治維新後の裁判制度の変遷
     3 愛媛県裁判所から松山裁判所へ
     4 明治初期の裁判官たち
     5 裁判所庁舎の変遷
     6 天野御民
     7 代言人のはじまり
     8 愛媛の民権運動と代言人
     9 松山組合代言人の発足
     10 松山藩校明教舘―北洲舎人脈
     11 大阪組合代言人第3代会長・小島忠里
     12 岡崎高厚・河村訒・岩城之翰
     13 藤野政高
     14 岩本新蔵・吉村民也
     15 高須峰造
     16 井上 要
     17 治罪法の施行と松山始審裁判所の発足
     18 無免許代言人・栗田宏綱
     19 庄屋抜地事件(その1)
     20 庄屋抜地事件(その2)
     21 庄屋抜地事件(その3)
     22 無役地事件(その1)
     23 無役地事件(その2)
     24 無役地事件(その3)
     25 市之川鉱山事件(その1)
     26 市之川鉱山事件(その2)
     27 市之川鉱山事件(その3)
     28 もうひとつの無役地事件
     29 東予と南予の代言人たち
     30 愛媛県初代警部長・真崎秀郡
     31 裁判所構成法の施行と松山地方裁判所の発足
     32 松山地方裁判所初代所長 津田要
     33 娼妓千駒、法庭に立つ
     34 漱石と松山地裁の判事たち
     35 弁護士法の成立と松山弁護士会の発足
     36 松山弁護士会初代会長、コレラに倒る
     37 松山藩卒族積立米事件(その1)
     38 松山藩卒族積立米事件(その2)
     39 松山藩卒族積立米事件(その3)
     40 師範学校敷地事件
     41 伊予郡元二四か村共有地処分事件
     42 広島控訴院管内への管轄変更
     43 夏井保四郎の「法界時言」
     44 久万警察署疑獄事件
     45 それからの児島惟謙
     46 燧灘漁場紛議事件(その1)
     47 燧灘漁場紛議事件(その2)
     48 燧灘漁場紛議事件(その3)
     49 宇和海の大網・刺網紛議(その1)
     50 宇和海の大網・刺網紛議(その2)
     51 宇和海の大網・刺網紛議(その3)
     52 重岡薫五郎
     53 松根権六
     55 水利紛争(1)重信川・麻生対徳丸
     56 水利紛争(2)国領川・洪水堰
     57 水利紛争(3)石手川筋・草葉川
     58 水利紛争(4)洪水堰ふたたび
     59 水利紛争(5)蒼社川
     60 水利紛争(6)頓田川
     61 入会紛争(1)上灘村久保組対三島組
     62 入会紛争(2)別子銅山周辺の村々
     63 第一部のおわりに

    第二部 市之川鉱山事件の深層
     第一章 愛媛県初代警務部長・真崎秀郡とその周辺
     第二章 「西条疑獄事件」の構図
     第三章 市之川鉱山事件、書かれざる一章

    第三部 「海南新聞」の記事から考える
     第一章 夏井保四郎「法界時言」と日本人の法意識
     第二章 久万警察署疑獄事件
     第三章 “負の遺産”にどう向き合うか

    【史料】
    (1)松山組合代言人・名簿(明治一七年)
    (2)松山弁護士会・規約(明治二〇年)
    (2)松山始審裁判所所属代言人山名簿(明治二〇年)
    (3)松山弁護士会・規約(明治二六年)

    【年表】裁判所ものがたり年表
    初出一覧
    あとがき
  • 内容紹介

    中央政府の近辺で起こったことだけが歴史ではない。中央の政治も経済も、全国各地の人々の営みによって支えられている。法や裁判をめぐる営みも同様である。その視点から明治の愛媛県で闘われた裁判=庄屋抜地事件、無役地事件、市之川鉱山事件等々=を紹介、愛媛の歴史を辿る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    矢野 達雄(ヤノ タツオ)
    1949(昭和24)年愛媛県松山市に生まれる。大阪大学法学部および同大学院法学研究科で学ぶ。愛媛大学法文学部教授を経て、広島修道大学法学部教授。専攻は日本法制史、法社会学
  • 著者について

    矢野 達雄 (ヤノ タツオ)
    1949(昭和24)年:愛媛県松山市に生まれる。
    大阪大学法学部および同大学院法学研究科で学ぶ。
    愛媛大学法文学部教授を経て、現在 広島修道大学法学部教授。
    専攻 日本法制史、法社会学。

    主著
    『近代日本の労働法と国家』(1993年、成文堂)
    『法史学への旅立ち―さまざまな発想』(共編、2002年、法律文化社)
    『法社会学への誘い』(共編、2002年、法律文化社)
    『愛媛県の歴史』(共著、2003年、山川出版社)
    『近代日本法制史研究の原状と課題』(共編、2003年、弘文堂)
    『マンガからはいる法学入門』(2004年、新日本出版社)
    『法と地域と歴史と』(2004年、創風社出版)
    『近代日本における社会変動と法』(共著、2006年、晃洋書房)
    『マンガから考える法と社会』(2008年、新日本出版社)
    『庄屋抜地事件と無役地事件 -近世伊予から近代愛媛へ、土地制度と裁判-』 (2010年、創風社出版) <…

伊予松山 裁判所ものがたり【明治編】 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:創風社出版 ※出版地:松山
著者名:矢野 達雄(著)
発行年月日:2019/03/28
ISBN-10:4860372735
ISBN-13:9784860372736
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:21cm
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