国際連盟―国際機構の普遍性と地域性 [単行本]
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国際連盟―国際機構の普遍性と地域性 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2019/06/18
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国際連盟―国際機構の普遍性と地域性 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 章

    第一章 国際連盟理事会改革における「普遍」と「地域」
    はじめに
    一 国際連盟創設から一度目の理事会拡大まで
     国際連盟の創設過程
     初期総会における中小国の活発化
     1922年総会における理事会拡大の実現
    二 常任理事国増員問題の浮上
     常任理事国要求の活発化と対応の分岐
     非常任理事国増員問題との連動と「欧州問題」の前景化
    三 1926年3月理事会の紛糾
    四 連盟理事会構成問題委員会と非常任理事国増員問題
     委員会への準備過程
     委員会における議論
     決着
    おわりに

    第二章 中国問題と国際連盟――紛争の国際連盟提起と代表権問題
    はじめに
    一 北京政府期の国際連盟関与構想
     山東半島返還問題と国際連盟
     北京政府の統治能力衰退による連盟関与構想の浮上
     国際宣伝の場としての連盟総会
    二 中国内戦と代表権問題の浮上
     中国の混乱とワシントン協調の瓦解
     上海防衛軍派遣と国際連盟における中国代表権問題
    三 南京国民政府による統一と代表権問題の解消
     済南事件と国民政府の連盟理事会提訴
     連盟総会提起の可能性
     国際連盟による中国技術協力の始動
     国際連盟非加盟国の紛争としての中ソ紛争
     満洲事変
    おわりに

    第三章 アジア太平洋地域の条約秩序と国際連盟――国際連盟と多国間枠組みの競合と包摂
    はじめに
    一 ワシントン体制と国際連盟
     四カ国条約の締結
     ワシントン体制
    二 不戦条約の締結と国際連盟
     不戦条約の締結
     不戦条約による紛争調停構想と国際連盟
    三 満州事変における国際連盟と九カ国条約・不戦条約
     初動対応における管轄権の競合
     国際連盟の動揺と管轄権競合の再発――スティムソン・ドクトリン,九カ国条約委員会
    おわりに

    第四章 ラテンアメリカと国際連盟――チャコ紛争における国際連盟と地域的枠組みの競合
    はじめに
    一 1920年代のラテンアメリカと国際連盟
     国際連盟創設過程における規約第21条
     タクナ=アリカ紛争
     パナマ=コスタリカ紛争
    二 1928年12月の武力衝突
     紛争の歴史的経緯
     連盟理事会決議の実現
     国際連盟の関与の画期性に対する評価
    三 チャコ戦争開戦と管轄権競合の開始
     中立諸国委員会の先行
     国際連盟の積極化による管轄権競合の激化
    四 管轄権の国際連盟への移動とチャコ委員会
     武器禁輸措置の検討
     チャコ委員会派遣をめぐる紛糾
     チャコ委員会の蹉跌
    五 連盟規約第15条の適用と1934年11月特別総会
     武器禁輸措置の再検討   
     特別総会への移管の決定と勧告案の作成
     特別総会勧告とパラグアイ脱退
    六 地域的枠組みへの回帰――ブエノスアイレス交渉へ
     諮問委員会における普遍・地域論争
     「連盟の枠内」?
     ブエノスアイレス交渉による決着
    おわりに

    第五章 国際連盟と地域機構の関係設定の試み
    はじめに
    一 国際連盟創設直後の連盟事務局における連盟=地域機構関係の検討
     国際連盟創設過程における検討
     連盟事務局における検討
    二 1920年代の地域統合構想の進展と政府レベルにおける連盟=地域機構関係の検討
     米州,欧州地域機構構想との関係
     ブリアンのヨーロッパ連合案と国際連盟
    三 1930年代の国際連盟――パン・アメリカ会議及び連合との水平的関係公式化の試みと挫折
     パン・アメリカ連合及び会議強化案との関係
     国際連盟とパン・アメリカ連合の提携関係構築の試み
    四 国際連盟改革論における連盟=地域機構関係
     国際連盟改革論の胎動
     国際連盟の地域的分割構想と日本
     国際連盟の地域主義的再編構想
     連盟規約の原則と適用研究委員会 
    おわりに  
        
    終 章


    The League of Nations:
    Universalism and Regionalism in an International Organization
    Shunsuke OBIYA
  • 内容紹介

    国際連盟はなぜ1920年代末から非ヨーロッパ地域に大々的な介入を行うようになったのか.普遍的国際機構としての国際連盟を再検討してその活動の全体像を描き出し,戦間期国際関係史に新たな光を当てる.現代の国連と地域機構との関係にも示唆.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    帶谷 俊輔(オビヤ シュンスケ)
    1986年神奈川県生まれ。2009年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2017年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員(DC)、国立公文書館アジア歴史資料センター調査員、東京大学大学院総合文化研究科学術研究員を経て、現在、日本学術振興会特別研究員(PD)
  • 著者について

    帶谷 俊輔 (オビヤ シュンスケ)
    成蹊大学法学部准教授

国際連盟―国際機構の普遍性と地域性 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:帶谷 俊輔(著)
発行年月日:2019/06/14
ISBN-10:4130362747
ISBN-13:9784130362740
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:317ページ ※283,34P
縦:22cm
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