読む喜びをすべての人に―日本点字図書館を創った本間一夫(感動ノンフィクションシリーズ) [全集叢書]

読む喜びをすべての人に―日本点字図書館を創った本間一夫(感動ノンフィクションシリーズ) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  本間一夫は、五歳のとき、病気により視力を失いました。おさないころから本を読んでもらうことが大好きだった一夫は、成長するにつれ、自分の力で本が読みたいと願うようになります。そして十三歳のとき、入学した盲学校で、指で触れて読む文字、「点字」と出合い、衝撃を受けます。これがあれば、目の見えない人でも、自由に読書を楽しむことができる―。その一夫の思いはやがて、「日本に立派な点字図書館を創る」という大きな夢へとつながっていきました。

• 目次

  はじめに／第１章　積み木の色が……／第２章　節分の豆／第３章　本が読みたい／第４章　点字との出合い／第５章　「ぼくでなければできない仕事」／第６章　大学を目指して／第７章　かがやく学生生活／第８章　ゆれ動く心／第９章　ついに誕生！　盲人図書館／第１０章　戦火にも負けず／第１１章　苦労を乗りこえた先に／第１２章　広がる「日本点字図書館」／コラム　あなたも点字が読めるようになる①②③

• 出版社からのコメント

  大正四年に生まれ、わずか五歳で失明した本間一夫が、盲人に読書の喜びを伝えようと、国内最大の点字図書館を創るまでの人生を描く。

• 内容紹介

  五歳で失明した本間一夫さん。本の朗読を聞くのが大好きだった彼は、点字と出合い、「盲人に読書の喜びを伝えたい」と決意します。戦争や差別という苦境に負けず、国内最大の点字図書館を創立するまでの激動の人生を追います。
  
  図書館選書
  五歳で失明した本間一夫さん。本の朗読を聞くのが大好きだった彼は、点字と出会い、「盲人に読書の喜びを伝えたい」と決意します。戦争や差別という苦境に負けず、国内最大の点字図書館を創立するまでの激動の人生を追います。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  金治 直美(カナジ ナオミ)
  『さらば、猫の手』（岩崎書店）にて児童文芸新人賞を受賞

• 著者について

  金治直美 (カナジナオミ)
  金治直美
  埼玉県在住。『さらば、猫の手』（岩崎書店）にて第30回児童文芸新人賞を受賞。ノンフィクション物語に『マタギに育てられたクマ』『花粉症のない未来のために』(佼成出版社)、『知里幸恵物語』（ＰＨＰ研究所）、『私が今日も、泳ぐ理由』『クレオパトラ』『マイヤ・プリセツカヤ』(学研プラス)など。創作物語に、『ミクロ家出の夜に』（国土社）、『子リスのカリンとキッコ』(佼成出版社)、『となりの猫又ジュリ』(国土社)など。
  読書会や絵本読み語りボランティアを３０年近く継続中。

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