時代へのカウンターと陽気な夢-労働運動の昨日、今日、明日(ダルマ舎叢書 1) [単行本]
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時代へのカウンターと陽気な夢-労働運動の昨日、今日、明日(ダルマ舎叢書 1) [単行本]

小野寺 忠昭(共同編集)小畑 精武(共同編集)平山 昇(共同編集)
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出版社:社会評論社
販売開始日: 2019/05/11
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時代へのカウンターと陽気な夢-労働運動の昨日、今日、明日(ダルマ舎叢書 1) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    23人の執筆陣が自らの運動体験を省みて、明日に向かって“陽気な夢”の弾丸を撃つ!
  • 目次

    明日』ダルマ舎叢書Ⅰ
    自主生産と地域ユニオンによるコミュニティ型労働組合の形成へ。

    はじめに(抜粋)

    『時代へのカウンターと陽気な夢─労働運動の昨日、今日、明日』と題する、この冊子は一九六〇年代後半から今日に至るまで労働運動の第一線で活躍し多くの成果・教訓を残してきた平山昇さん、小野寺忠昭さん、小畑精武さんが中心となって企画・編集・出版される。

    小野寺さんは東京地評(東京地方労働組合評議会)の東京東部ブロックの担当オルグとして東京の下町、東部の七地区労の連携のもと七〇年~八〇年代まで地域共闘の代表格として活動を活性化させてきた東京東部ブロック共闘の中軸を担ってきた。小畑精武さんもまた、東部・江戸川区労協の専従オルグとして東部労働運動の中核を担い、八〇年代後半にはじめての地域ユニオンとして江戸川ユニオンを立ち上げた中心人物である。

    平山昇さんはこの時代に生活協同組合で活動し、ワーカーズコレクティブ運動や労働者生産協同組合運動を提唱し倒産争議の中で自主生産を続けていた労働組合とワーコレを結びつけた一人である。

    この三人が中心となり一九六〇年代後半から八九年総評解体、多数派の連合と全労連・全労協に三分割された労働組合運動と現在までに至る歴史の中で、各運動分野で現場の運動を担ってきた活動家の証言として「明日」に残すべきものは何かを提起しようとしたのが、この冊子である。

    各章の筆者の方々は一九六〇年代後半から現在に至る日本の労働組合の画期となる諸運動を担い中心的に活動されてきた第一線の人々で、労働組合運動としては主に総評労働運動の後半部分を担い、地域共闘や争議共闘などの分野で活躍した方々であり、編集に携わった三人のいずれかと運動の関わりを持ちその運動の拡大強化に互いに力を尽くした関係者である。この世代の活動家は主に団塊の世代と呼ばれた戦後世代であり、七〇年の安保・学園闘争、ヴェトナム反戦闘争の中で青春時代を過ごしてきた所謂、全共闘世代・ヴェトナム反戦世代である。この冊子の筆者の多くが、この時代の中で闘いを通して労働運動に惹かれ労働組合運動に飛び込んだ方々であり、各分野で新しい労働運動へ向けて成果と実績をあげてきた第一線の活動家の皆さんである。

    平賀健一郎

    目 次

    はじめに   平賀健一郎

    第一章 東京東部の労働運動

    ㈠ 総評運動と地区労運動 ・・・ 小畑精武
    ㈡ 反合闘争と自主生産闘争 ・・・ 小野寺忠昭
    ㈢ 労働者協同組合の可能性─パラマウント製靴共働社 ・・・ 平山 昇

    第二章 総評解体と闘う労働運動

    ㈠ 総評解体史分析から見えてくる日本労働運動の歴史的課題 ・・・ 川副詔三
    ㈡ 東京総行動と争議、自主生産 ・・・ 小野寺忠昭
    ㈢ 国鉄闘争と東京総行動 ・・・ 平賀健一郎
    ㈣ 国鉄闘争そしてユニオンへ ・・・ 関口広行
    ㈤ コミュニティユニオンがめざしたもの ・・・ 小畑精武
    *コラム「友愛と仁義と」 ・・・ 小野寺忠昭

    第三章 企業別労働組合から社会的労働運動へ

    ㈠現代企業別労働組合批判と「関生型労働運動」 ・・・ 要 宏輝
    ㈡ まっとうな移民政策を─労働者が労働者として移動する社会へ ・・・ 鳥井一平
    ㈢ 地域ユニオン運動の可能性─社会福祉施設の自主管理 ・・・ 嘉山将夫
    ㈣ 韓国の労働運動から学ぶこと─労働尊重社会の実現のための合同労組運動を目指して ・・・ 須永貴男

    ㈤ 介護労働運動を社会的労働運動の中軸に! ・・・ 中村 登
    ㈥ 社会的有用生産・労働の復活 ・・・ 都筑 建
    ㈦ 生協の労働組合─組合員パートさんの組織化へ ・・・ 岩元修一/大場香代
    *コラム「一労働基準監督官から見える労働問題」 ・・・ 井谷 清

    第四章 新しい労働運動の構想

    ㈠ 次は何か ・・・ 小野寺忠昭
    ㈡ 時代は〝市民運動ユニオニズム〟─労働NPO、市民運動ユニオニズムの可能性 ・・・ 小畑精武
    ㈢ 健常者と市民社会と労働力商品化を止揚して ・・・ 堀 利和
    ㈣ 新しい労働運動のいち構想 ・・・ 白石 孝
    ㈤ 労働者自主生産の可能性 ・・・ 志村光太郎
    ㈥ 社会的連帯経済と労働運動 ・・・ 平山 昇
    *コラム「減部に負けない『労働情報』」 ・・・ 水谷研次

    第五章 労働運動への提言

    ㈠ 労働力商品化の止揚と『資本論』の再読─労働運動の再生と労働力再生産の視点 ・・・ 大内秀明
    ㈡ 『資本論』の社会主義論─「労働力商品化」廃絶ということの意味 ・・・ 鎌倉孝夫
    ㈢ 関生型中小企業労働組合の「産業政策」闘争─生コン産業における中小産別労働組合と事業協同組合の共闘 ・・・ 樋口兼次
    ㈣ 関生型協同運動に期待する ・・・ 伊藤 誠

    おわりに ・・・ 平山 昇
  • 内容紹介

    自主生産と地域ユニオンによるコミュニティ型労働組合の形成へ。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野寺 忠昭(オノデラ タダアキ)
    1943年東京生まれ、元総評東京地評東部担当オルグ

    小畑 精武(オバタ ヨシタケ)
    1945年生まれ。江戸川地区労オルグ、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク初代事務局長、自治労本部オルグ

    平山 昇(ヒラヤマ ノボル)
    1949年、東京都生まれ。元たつみ生協(現パルシステム東京)職員

時代へのカウンターと陽気な夢-労働運動の昨日、今日、明日(ダルマ舎叢書 1) の商品スペック

商品仕様
出版社名:社会評論社
著者名:小野寺 忠昭(共同編集)/小畑 精武(共同編集)/平山 昇(共同編集)
発行年月日:2019/05/10
ISBN-10:4784513655
ISBN-13:9784784513659
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:359ページ
縦:21cm
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