科学技術の現代史－システム、リスク、イノベーション(中公新書<2547>) [新書]

科学技術の現代史－システム、リスク、イノベーション(中公新書<2547>) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  第２次世界大戦後、科学技術の力は増大する。その原動力は豊富な資金を持つ国家、特に米国だった。インターネットが生まれ、遺伝子操作が可能になり、原子力や人工衛星の利用が広がる。一方でリスクは巨大化・複雑化した。２１世紀に入り、ＡＩやバイオテクノロジーが驚異的な展開を見せ、中国や民間企業による“暴走”が懸念されるなか、世界は今後どうなっていくのか―。科学技術の“進化”の歴史と未来への展望を描く。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　現代科学技術と国家
  第１章　システムの巨大化・複雑化―東西冷戦と軍産複合体
  第２章　崩れる権威、新たな潮流―デタント後の米国社会
  第３章　産業競争力強化の時代へ―産学官連携と特許重視政策
  第４章　グローバル化とネットワーク化―冷戦終結後
  第５章　リスク・社会・エビデンス―財政再建とデータ志向
  第６章　イノベーションか、退場か―２１世紀、先進国の危機意識
  終章　予測困難な時代へ

• 出版社からのコメント

  コンピュータ、ゲノム解析、宇宙開発などは国家の莫大な資金・人材投入で進んだ。民間が参入する中、進展の軌跡と未来の可能性を描く

• 内容紹介

  第２次世界大戦後、科学技術の力は増大する。その原動力は豊富な資金を持つ国家、特に米国だった。インターネットが生まれ、遺伝子操作が可能になり、原子力や人工衛星の利用が広がる。一方でリスクは巨大化・複雑化した。21世紀に入り、ＡＩやバイオテクノロジーが驚異的な展開を見せ、中国や民間企業による”暴走”が懸念されるなか、世界は今後どうなっていくのか――。科学技術の”進化”の歴史と未来への展望を描く。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐藤 靖(サトウ ヤスシ)
  １９７２（昭和４７）年新潟県生まれ。９４年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。同年科学技術庁入庁。９９年ペンシルベニア大学大学院修士課程修了（科学史・科学社会学）。２０００年科学技術庁退職。０５年ペンシルベニア大学大学院博士課程修了（科学史・科学社会学）。同年日本学術振興会特別研究員（ＰＤ、東京大学）。０８年政策研究大学院大学助教授などを経て、１７年４月より新潟大学人文社会科学系教授。専攻、科学技術史・科学技術政策

• 著者について

  佐藤 靖 (サトウヤスシ)
  1972年新潟県生まれ。94年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。同年科学技術庁入庁。99年ペンシルベニア大学大学院修士課程修了（科学史・科学社会学）。2000年科学技術庁退職。05年ペンシルベニア大学大学院博士課程修了（科学史・科学社会学）。同年日本学術振興会特別研究員(PD、東京大学)。08年政策研究大学院大学助教授などを経て、17年4月より、新潟大学人文社会科学系教授。専攻は科学技術史・科学技術政策

科学技術の現代史－システム、リスク、イノベーション(中公新書<2547>) の商品スペック