異文化対応の会計課題―グローバルビジネスにおける日本企業の特徴 [単行本]

異文化対応の会計課題―グローバルビジネスにおける日本企業の特徴 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  異文化理解をキーワードに海外進出に伴う会計課題を抽出し新たな「異文化会計」構築への接近法を模索する！

• 目次

  第１章　異文化という接近法
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 日本企業の海外進出の状況
  　Ⅲ 異文化という環境
  　Ⅳ アンケート調査と個別の聞き取りから
  　Ⅴ 異文化会計のコンセプトづくり
  第２章　言語・文化・会計の相互関係に関する基礎理論
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 言語としての会計
  　Ⅲ 会計の制度性構築に対する文化的影響
  第３章　会計研究における多国籍企業立地選択論
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 外国進出戦略
  　Ⅲ アジア地域進出日本企業
  　Ⅳ 韓国KOSDAQ上場日本企業の事例
  　Ⅴ IFRSのFDI促進機能
  　Ⅵ 文化の価値次元指標とグローバルビジネス
  　Ⅶ 小括
  第４章　グローバルビジネスと財管一致の会計システム－財務会計のリンクと管理会計のリンク
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ グローバルビジネスの戦略とその展開
  　Ⅲ グローバル経営と会計問題
  　Ⅳ 財管一致の会計システムとその課題
  　Ⅴ むすび：異文化会計と財管一致
  第５章　グローバル化対応のグローバル・キャッシュ・マネジメント
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 調査の背景と対象会社
  　Ⅲ グローバル・キャッシュ・マネジメント（GCM）の概要
  　Ⅳ GCMを導入している事業会社（甲社）および金融機関（乙行）の実績と課題
  　Ⅴ わが国企業の海外子会社におけるGCMの適用状況－シンガポール子会社を中心に－
  　Ⅵ GCMに対する第三者による保証業務の提供可能性
  　Ⅶ おわりに
  第６章　ロイヤルティの経営戦略上の意義と会計・税務問題
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 日本企業におけるロイヤルティ取引の現状
  　Ⅲ 国際経営戦略の視点
  　Ⅳ 国際税務戦略の一環としてのロイヤルティとそのリスク
  　Ⅴ 収益獲得機会の拡大戦略としてのロイヤルティとその会計課題
  　Ⅵ むすびに代えて－今後の検討課題－
  第７章　海外進出子会社の会計行動から見える異文化会計
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 事例研究１（台湾）
  　Ⅲ 事例研究２（シンガポール）
  　Ⅳ むすびに代えて
  第８章　中小製造業における経営の現地化と管理会計システムの適合－株式会社西部技研の中国現地法人を事例として
  　Ⅰ はじめに
  　Ⅱ 企業のグローバル化に伴う管理会計問題：国際管理会計と日本的管理会計
  　Ⅲ 調査概要と西部技研の管理会計システム
  　Ⅳ 中国法人における管理会計システムと課題
  　Ⅴ おわりに

• 内容紹介

  企業のグローバル展開では各地のローカル文化と遭遇する。ビジネスの成功に向け、異文化との良好なコミュニケーションのための「異文化会計」を構想し、様々な論点を検討する！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  柴 健次(シバ ケンジ)
  関西大学大学院会計研究科教授、博士（商学）関西大学。１９８２年神戸商科大学大学院経営学研究科博士後期課程中退。大阪府立大学経済学部教授、関西大学商学部教授を経て、２００６年より現職

• 著者について

  柴 健次 (シバケンジ)
  関西大学大学院教授

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