コミュニテイ臨床論―ケア実践と課題解決ネットワークの生成 [単行本]
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コミュニテイ臨床論―ケア実践と課題解決ネットワークの生成 [単行本]

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出版社:九州大学出版会
販売開始日: 2019/07/16
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コミュニテイ臨床論―ケア実践と課題解決ネットワークの生成 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「ケア」とは?そして「つながる」とは?コミュニティ支援において重要な概念を問い直す。地域生活支援の新たな取り組みを模索している対人支援の専門家のための必読書。
  • 目次

    はじめに

    序 章 理論的構成

       第Ⅰ部 理論編

    第1章 ケア実践によるコミュニティの再組織化の基礎理論

      はじめに
      Ⅰ.世界生成としてのケア論
       1.ケアの包括性
       2.世界の生成可能性を目指すケアと期待
       3.Caring for とCaring about
       4.他者を必要とするケア
      Ⅱ.コミュニティの社会理論
          マインド,四肢構造論,そしてコミュニティの生成的定義  
       1.マインドとしてのコミュニティ
       2.コミュニティの四肢的生成構造
       3.ケア実践とコミュニティ生成
      Ⅲ.コミュニティ臨床論の構築
       1.訴え論
       2.変容論
      Ⅳ.小 括

    第2章 ケアの技法とコミュニティの生成(1)
          ケアの変容段階論  

      はじめに
      Ⅰ.コミュニティの変容段階論と技法選択
       1.変容段階論
       2.変容手順と技法選択
      Ⅱ.期待概念を取り入れた循環的質問法の再構成
       1.行為,期待そして意味構成とそれらの規則化
       2.期待の要素と介入の焦点
       3.期待の記述
       4.期待の差異化
       5.期待の構成要素の変容段階と技法選択例
      Ⅲ.小 括

    第3章 ケアの技法とコミュニティの生成(2)
          ケアの技法類型と選択法  

      はじめに
      Ⅰ.技法の類型と記号表記法
       1.類型の再構成:構成軸
       2.類型の再構成:期待
      Ⅱ.技法の記号表記法
       1.人とものの世界の相互生成としての技法選択
       2.記号表記法と技法論
       3.質問の構成軸(人ともの(io,bi))と期待の変数
       4.期待の差異化の手順と技法選択論
       5.技法選択法の考察
      Ⅲ.小 括

    第4章 コミュニティの生成力学の効果測定論

      はじめに
      Ⅰ.社会構成主義的な効果測定論
       1.期待の構造と生成力学
       2.変容段階と期待の要素
      Ⅱ.期待の要素の類型化と測定法
       1.相互作用のカテゴリーを用いた期待の類型化
       2.カテゴリー化の手順
       3.効果測定法
      Ⅲ.効果測定の適用例
       1.言語行為群とそのカテゴリー化
       2.期待の要素群とそのカテゴリー化
       3.期待の連鎖の力動性の測定
       4.力動性の効果測定
       5.量的変化
       6.ミクロレベルのコミュニティの生成力学の効果測定
      Ⅳ.小 括

       第Ⅱ部 実践編

    第5章 コミュニティ内の支配的期待規則の差異化と身体症状の変容

      はじめに
      Ⅰ.ものと人の世界における期待の変容技法論
       1.人とものの四肢的構造と力学,そしてその変容論
       2.期待の差異化の手順と技法使用法
      Ⅱ.支配的期待の規則の差異化とコミュニティの生成の実際
       1.事例の概要
       2.変容手順
       3.期待の差異化の技法とコミュニティの生成
       4.結 果
      Ⅲ.考 察

    第6章 本来的なケアのネットワーク化によるコミュニティ内の役割混乱の再構成

      はじめに
      Ⅰ.役割期待とコミュニティの生成
       1.「~として」の役割生成
       2.役割期待の相互生成過程
       3.期待の差異化の技法とコミュニティ生成
      Ⅱ.役割期待の差異化とコミュニティ・ネットワークの生成の実際
       1.事例の概要
       2.コミュニティ全体における固定的な役割期待の悪循環パターン:評定の大枠
       3.介入計画
       4.問題場面での期待の相互生成力学の評定
       5.介入の手順
       6.介入過程
       7.効果測定とコミュニティの変容
      Ⅲ.考 察

    おわりに

     用語解説・人物解説
     文 献
     索 引
  • 出版社からのコメント

    コミュニティの構成員間において、臨床の現場を越え、他者や地域に関係を広げていくことで本来的な意味でのケア強化を目指す試み。
  • 内容紹介

    今日、家族の問題解決力は著しく衰退し、地域(コミュニティ)の存続が困難になってきている。本書では、そのような現状への有効な方法としてのコミュニティづくりのモデルが提示される。

    まず基礎理論として、生成的コミュニティ論が示される。それは、従来の社会資源導入法に見られる実在的なコミュニティの定義を批判的に吟味したうえで、ハイデガーのケアの概念を基礎にして、ベイトソンの情報還流モデルと廣松渉の四肢構造論を結合させ、ケア実践を通して人とものが「~として」相互に生成される力学を理論化する枠組みである。

    さらにこの基礎的理論枠は、日常の生活場面の説明のため社会的相互作用の概念に変換される。つまり、コミュニティの生成に不可欠なケア実践は、システムの構成員間の行為の交換、そしてそれらの連結機能を有する期待という要素に変換され、それらのなかで特に期待の差異化を軸にしてコミュニティの生成力学が論じられる。

    さらに変容技法論の体系化が試みられる。北米ミラノ学派の循環的質問法を、人とものの構成軸と期待の変数を入れて再構成される。そして再構成された循環的期待の差異化により生じた、コミュニティの生成力学の効果測定も論じられる。

    これらの変容の基礎及び社会理論、技法論、および効果測定法から構成されるコミュニティ支援法の有用性が、具体的な臨床事例を用いて提示される。

    図書館選書
    コミュニティの構成員間において、臨床の現場を越えて他者や地域に関係を広げていくことで、本来的な意味でケアの強化を目指す新たなコミュニティ支援の方法論を提示する。コミュニティ支援・対人支援の専門家のための必読書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大下 由美(オオシタ ユミ)
    県立広島大学保健福祉学部人間福祉学科准教授。専門、家族支援論
  • 著者について

    大下 由美 (オオシタ ユミ)
    県立広島大学保健福祉学部人間福祉学科准教授
    専門:家族支援論
    業績:
     短期の現実構成法の効果測定、2013『家族心理学研究』(共著)
     A New Intervention Skills and Measurement Methods for Clinical Social Work Practice, 2014, JJSW(共著)
     Reconstructing Meaningful Life Worlds: A New Approach to Social Work Practice, 2011, iUniverse(共編著)
    『サポート・ネットワークの臨床論』2010、世界思想社(単著)
    『支援論の現在  保健福祉領域の視座から  』2008、世界思想社(単著)
    『ファミリー・ソーシャルワークの理論と技法  社会構成主義的観点から  』2014、九州大学出版会(共編著)
    他多数

コミュニテイ臨床論―ケア実践と課題解決ネットワークの生成 の商品スペック

商品仕様
出版社名:九州大学出版会 ※出版地:福岡
著者名:大下 由美(著)
発行年月日:2019/07/25
ISBN-10:4798502596
ISBN-13:9784798502595
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:197ページ
縦:22cm
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