百の夜は跳ねて [単行本]

百の夜は跳ねて [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  決定的に新しい青春小説の誕生！！高度２００メートル。僕はビルの窓を拭く。光溢れる都市の秘密を記録しながら―。第１６１回芥川賞候補作。

• 出版社からのコメント

  高層ビルの窓を拭く青年と、ガラスの向こうの老婆。境界を越えた出逢いがもたらすものとは――。新時代の扉を開く、渾身の傑作長編。

• 内容紹介

  この小説は、決定的に新しい。「令和」時代の文学の扉を開く、渾身の長編小説。「格差ってのは上と下にだけあるんじゃない。同じ高さにもあるんだ」。僕は今日も、高層ビルの窓をかっぱいでいる。頭の中に響く声を聞きながら。そんな時、ふとガラスの向こうの老婆と目が合い……。現代の境界を越えた出逢いは何をもたらすのか。無機質な都市に光を灯す「生」の姿を切々と描ききった、比類なき現代小説。

百の夜は跳ねて [単行本] の商品スペック