大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか―首都圏10校パネル調査による実証分析(MINERVA社会学叢書) [全集叢書]
    • 大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか―首都圏10校パネル調査による実証分析(MINERVA社会学叢書) [全集叢書]

    • ¥4,950149 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003144773

大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか―首都圏10校パネル調査による実証分析(MINERVA社会学叢書) [全集叢書]

価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/06/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか―首都圏10校パネル調査による実証分析(MINERVA社会学叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    現在、高校・入試・大学の三位一体改革が進行中だが、高校生の学習行動で明らかになっていることは多くなく、具体的な裏づけを欠いたままの教育政策が危惧されている。はたしていまどきの高校生はどれほどの時間を学習に割きそれは3年間でどう変わるのか、高校生にとって大学入試の存在はいかほどの重要性があり、入試改革にはどれほどの効果が見込めるのか。本書は、首都圏の進学校ならびに進学中堅校に通う高校生約3300人を対象に行ったパネル調査から、高校生の学習行動の実態を詳細に描き出す。
  • 目次

    はしがき

    序 章 なぜ,「高校生の学習行動」なのか(山村 滋・濱中淳子)
     1 改革論議の路線にみる3つの疑問
     2 謎につつまれた高校生の学習行動──先行研究のレビュー
     3 本書の構成


     第Ⅰ部 調査の概要と基礎分析

    第1章 研究方法と調査の概要(濱中淳子)
     1 既存調査からの示唆
     2 調査の概要
     3 データの整備状況
     4 質問紙調査回答者の基本属性

    第2章 学習行動の実相──高校3年間の変化を追う(濱中淳子)
     1 学習行動を議論するための3指標
     2 学習意欲はどのように変化するのか
     3 学習時間にみる「進学中堅校─進学校」の大きな距離
     4 成績の分布からみえるもの


     第Ⅱ部 学習行動を左右するもの

    第3章 大学入試は学習誘因となるか──学習時間の変化とその背景(山村 滋)
     1 四年制大学進学志望者の学習時間
     2 学習時間を左右する要因を探る
     3 学習時間増減の規定要因──パネルデータ分析
     4 大学入試の影響力と高校教育への示唆

    第4章 定期考査の位置づけ──進学中堅校の悩ましさ(山村 滋)
     1 定期考査の難しさ
     2 成績の変化の規定要因
     3 定期考査の位置づけ
     4 進学中堅校の悩ましさ

    第5章 入試方法志向の変化とそのメカニズム(山村 滋)
     1 進学中堅校生徒と進学校生徒の進路希望
     2 入試方法志向の変化
     3 何が志向の変化を生むのか
     4 推薦入試の可能性

    第6章 部活動と学習の距離をどうみるか(濱中淳子)
     1 生活時間問題としての部活動という視点
     2 部活動の参加状況とその影響
     3 部活動と学習時間との関係──「自宅裁量時間4時間」の壁
     4 部活動とテスト期間中/受験直前の学習時間との関係
     5 学習との両立を可能とする部活動のあり方

    第7章 進学中堅校「猛勉強型」の悩ましさ──友人は学習の「同志」なのか「敵」なのか(立脇洋介)
     1 中堅校猛勉強型の存在
     2 高校生にとっての友人関係の重要性
     3 学校の友人の役割
     4 友人の学習行動に対する評価
     5 友人との学習
     6 友人関係と他の人間関係との比較
     7 中堅校猛勉強型の友人関係


     第III部 首都圏高校生たちにみる「学習行動の多様性」

    第8章 女子の学習行動──その特性が示唆する課題は何か(濱中淳子)
     1 「女子」という対象への注目
     2 女子は「真面目な優等生」なのか
     3 領域をめぐる堅い選択の帰結

    第9章 進学校の多様性(濱中淳子)
     1 進学校という研究対象
     2 進学校生徒の教育環境はどれほど違うのか
     3 学習時間の伸び方と進学実績──教育環境との対応関係
     4 私たちはどこに向かっているのか──Z校のゆくえ


    終 章 高校生の学習行動の構造と大学入試・高大接続改革(山村 滋)
     1 学習行動を規定しているのは何か──結果のまとめ
     2 大学入試と学習行動の構造
     3 大学入試・高大接続改革論議における想定と現実との乖離
     4 進学中堅校への期待

    文  献
    資  料
    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    高校3年間の学習実態に関するパネル調査
    大学入試改革と教育現場との距離を埋め、実効的な高大接続改革のためのデータを示す。

    現在、高校・入試・大学の三位一体改革が進行中だが、高校生の学習行動で明らかになっていることは多くなく、具体的な裏づけを欠いたままの教育政策が危惧されている。はたしていまどきの高校生はどれほどの時間を学習に割きそれは3年間でどう変わるのか、高校生にとって大学入試の存在はいかほどの重要性があり、入試改革にはどれほどの効果が見込めるのか。本書は、首都圏の進学校ならびに進学中堅校に通う高校生約3300人を対象に行ったパネル調査から、高校生の学習行動の実態を詳細に描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山村 滋(ヤマムラ シゲル)
    1955年埼玉県生まれ。1988年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定、博士(教育学)。現在、独立行政法人大学入試センター研究開発部教授

    濱中 淳子(ハマナカ ジュンコ)
    1974年富山県生まれ。2003年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育学)。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授

    立脇 洋介(タテワキ ヨウスケ)
    1978年新潟県生まれ。2007年筑波大学大学院人間総合科学研究科心理学専攻修了、博士(心理学)。現在、九州大学アドミッションセンター准教授
  • 著者について

    山村 滋 (ヤマムラ シゲル)
    2019年6月現在
    独立行政法人大学入試センター研究開発部教授

    濱中 淳子 (ハマナカ ジュンコ)
    2025年4月現在
    早稲田大学教育・総合科学学術院教授

    立脇 洋介 (タテワキ ヨウスケ)
    2019年6月現在 九州大学アドミッションセンター准教授

大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか―首都圏10校パネル調査による実証分析(MINERVA社会学叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山村 滋(著)/濱中 淳子(著)/立脇 洋介(著)
発行年月日:2019/06/30
ISBN-10:4623086437
ISBN-13:9784623086436
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:22cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか―首都圏10校パネル調査による実証分析(MINERVA社会学叢書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!