多文化共生社会に生きる―グローバル時代の多様性・人権・教育 [単行本]

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多文化共生社会に生きる―グローバル時代の多様性・人権・教育 [単行本]

権 五定(監修)鷲山 恭彦(監修)李 修京(編著)
価格:¥2,750(税込)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2019/05/25
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多文化共生社会に生きる―グローバル時代の多様性・人権・教育 の 商品概要

  • 目次

     まえがき[李修京]

    序章
     1 多文化共生社会の構築に向けて――課題と展望[相原次男]
     2 平和を脅かす暴力を克服して人権を守り抜く[安斎育郎]

    第1章 多文化共生社会のための人権意識
     1 国連による人権保護・伸長のための構造[鄭鎮星]
     2 共生と社会の正義を模索してきた人類の知恵から人権保障へ[李修京]
     コラム 国際社会の人権に関する動き[李修京]
     3 レイシズム――手を変え品を変え人の心に食い込む[井竿富雄]
     4 〇〇人以前に、この時代に生きる命としての尊厳[李修京]
     5 障害・遺伝性疾患のある人――生まれてこない方がよかった?[井竿富雄]
     6 「障がい者スポーツ」がなくなる日まで[渡辺雅之]
     7 男女両性が支え合う平等社会へ[李修京]
     コラム 映画『マルタのやさしい刺繍』――男女同権について考える[若林恵]
     8 地球温暖化と人権[小山田和代]
     9 原子力と基本的人権――福島第一原発事故の教訓[藤田明史]
     コラム 「安全保障」概念の解体構築[藤田明史]
     10 移民・難民の対応に見る「多文化共生」のもろさ[権五定]
     11 難民の時代に市民教育を考える[許壽美]
     コラム アメリカ合衆国で「復権」するドイツ系移民[加賀美雅弘]
     12 多文化共生社会への道のりと多文化教育[権五定]

    第2章 世界各地の多文化共生社会への眼差し
     1 過去と向き合うスイス――理想化された自画像を克服するために[若林恵]
     2 現代における紛争解決の理論的地平[清水耕介]
     コラム 戦時に逢った人たち[権五定]
     3 抵抗について考える[清水竹人]
     4 子どもは未来である――児童労働・難民・貧困・人身売買・子ども兵[李修京]
     コラム 難民キャンプで考える[後藤麗]
     5 中国における流動・留守児童の教育問題とその解決――社会からの支援を中心に[侯婷婷]
     コラム 中国における留学生事情[日下部龍太]
     6 イスラームについて知る――イメージの乖離?[小林春夫]
     コラム 「人間を食らう牛」[出口雅敏]
     7 宗教と寛容――『法華経』を中心に[植木雅俊]
     8 砂漠に吹く新しい教育の風――ダルバーリー自由ヴァルドルフ校の試み[小西公大]
     9 日本の文学と映像作品における在日コリアンの表象[ゴズマン ヒラリア/ハウフス=ブルスベルク マーレン]
     コラム 多文化社会の音楽――オーケストラの指揮者として考える[権周瑢]
     10 アロハの心とともに生きる[クエセンベリー紘子]
     コラム 「雑魚」とみなされがちな魚の利用からみた多文化[橋村修]
     11 多文化都市のトロントに生きる[レイノルズ道子]
     コラム キムチがつなぐ日本と韓国――キムチづくりのワークショップから[岡本優子]
     12 韓国における「学生人権条例」 制定をめぐる論争と学生の人権問題――文化的アイデンティティを理由とした差別の禁止の意義[金映錫]
     13 国境を越えるスポーツ文化――サッカーを中心に[李昌燁]

    第3章 日本の多文化共生社会への眼差し
     1 日本の人権教育[林尚示]
     2 外国人集住地域における多文化共生の今とこれから――ブラジルタウン群馬県大泉町を参照例として[藤原奈津子]
     コラム コンビニから日本の多文化共生を考える[佐高宏美]
     3 大学における多文化共生に向けた実践活動報告――国際交流活動、多文化共修科目、ヒューマンライブラリーを中心に[岡智之]
     コラム 首都圏に居住する中国朝鮮族の子どもの言語学習環境――東京泉(センムル)学校を中心に[蔡光華]
     4 在日の視座――地域住民として[呉文子]
     コラム コリアンとしてのアイデンティティの3つの軸[柳学洙]
     5 『星夜航行』(飯嶋和一)を読む[内田雅敏]
     6 言論・インターネットによる被害と人権[殷勇基]
     7 ヘイトスピーチ――排外主義に抗し多文化共生社会を志向するために[呉永鎬]
     8 セクシュアル・コンセント概念と啓発への提言[城渚紗]
     コラム 他者への敬意――ドラマ『おっさんずラブ』を観て[杉本加代子]
     9 基地の街・朝霞から見えてくる日本と世界[中條克俊]
     10 難民をめぐる諸問題――日本のクルド難民を中心に[吉田香]
     コラム 横断歩道を渡れない残念な歩行者たち[マニュエル・サドフスキー]
     11 多文化共生社会における日本人と宗教[藤井健志]
     12 単なる共存から、真の共生に向かって――村里に見る多文化共生[鷲山恭彦]
     13 多文化共生の観点から見るネパール人留学生の実態――福岡を事例として[柳基憲]
     14 文化接触地帯(contact zone)の教室――日本と韓国の教師の語りから[車ボウン]
     15 高齢者の終の住処と人間としての尊厳[李修京]

    第4章 多文化共生のための教育
     1 人権・人権教育と世界市民教育――国連とユネスコの活動を中心に[許宗烈]
     コラム 多文化時代の平和と人権のための歴史教育[李智媛]
     2 「教権」の危機と対応をめぐる問題――韓国の事情を中心に[朴龍祚]
     3 「教室」の中の多文化共生を考える[戸田孝子]
     4 障害学と障害文化の観点から見た障害者の人権教育[朴南洙]
     5 博物館を利用した多文化教育[鄭虎範]
     コラム 博物館の多文化教育プログラム[鄭虎範]
     6 共生をめざす音楽教育――文化の変容と創出を営む学習へ[小山英恵]
     7 漢字使用圏における多文化共生――漢字の名前をめぐって[木村守]
     8 性の多様性・性の平等を認め合う人権社会へ[李修京]

     あとがき[権五定]
  • 内容紹介

    国境を越える人の移動は増加の一途をたどり、日本もその例外ではない。本書は、多文化社会における多様性や、人権問題などの課題を事例を通して紹介し、現代社会に求められる人権意識、国内外の多様性、必要な教育について考察を促す契機を提供する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    権 五定(クォン オジョン)
    龍谷大学名誉教授。学術交流団体BOA理事長。Korea研究室顧問。教育学博士(広島大学)。韓国教員大学教授歴任。韓国社会教科教育学会顧問。全国社会科教育学会理事歴任

    鷲山 恭彦(ワシヤマ ヤスヒコ)
    公益社団法人大日本報徳社社長(第8代)、東京学芸大学名誉教授。BOA顧問。東京大学大学院(ドイツ文学・ドイツ社会思想)修了。東京学芸大学教授、学長(第10代)歴任。独立行政法人大学評価・学位授与機構の評価研究部の客員教授。著書多数

    李 修京(イ スゥギョン)
    東京学芸大学教授。社会学博士(立命館大学。歴史社会学)。KOREA研究室代表。BOA常任理事。在外韓人学会日本会長。日本社会文学会評議員・理事。日本サイバー大学客員教授。2005年度日本女性文化賞受賞。2012年度「ソウル文化Today」グローバル大賞受賞。著書多数
  • 著者について

    権 五定 (クォン オジョン)
    龍谷大学名誉教授。学術交流団体BOA理事長。Korea研究室顧問。教育学博士(広島大学)。韓国教員大学教授歴任。韓国社会教科教育学会顧問。全国社会科教育学会理事歴任。著書に『誠心交隣に生きる―負の歴史を超えて』(監修、合同フォレスト、2016)、『「多文化共生」を問い直す―グローバル化時代の可能性と限界』(編著、日本経済評論社、2014)、『暴力と非暴力』(共著、ミネルヴァ書房、2010)、『사회과교육학의 구조와 쟁점(社会科教育学の構造と争点)』(共著、2003)、『국제화시대의 인간형성(国際化時代の人間形成)』(1988)、『民主市民教育論』(共著、1987)など。

    鷲山 恭彦 (ワシヤマ ヤスヒコ)
    公益社団法人大日本報徳社社長(第8代)、東京学芸大学名誉教授。BOA顧問。東京大学大学院(ドイツ文学・ドイツ社会思想)修了。東京学芸大学教授、学長(第10代)歴任。独立行政法人大学評価・学位授与機構の評価研究部の客員教授。著書に、『文学に映る歴史意識――現代ドイツ文学考』(共栄書房、2013)、『知識基盤社会における教員養成と人間形成』(学文社、2011)、『誠心交隣に生きる――負の歴史を超えて』(監修、合同フォレスト、2016)など多数。

    李 修京 (イ スゥギョン)
    東京学芸大学教授。社会学博士(立命館大学。歴史社会学)。KOREA研究室代表。BOA常任理事。在外韓人学会日本会長。日本社会文学会評議員・理事。日本サイバー大学客員教授。2005年度日本女性文化賞受賞。2012年度「ソウル文化Today」グローバル大賞受賞。著書に、『誠心交隣に生きる――負の歴史を超えて』(編著、合同フォレスト、2016)、『グローバル社会と人権問題――人権保障と共生社会の構築に向けて』(編著、明石書店、2014)、『海を越える100年の記憶――日韓朝の過去清算と争いのない明日のために』(編著、図書新聞、2011)、『帝国の狭間に生きた日韓文学者』(緑蔭書房、2005)、『近代韓国の知識人と国際平和運動』(明石書店、2002)など多数。

多文化共生社会に生きる―グローバル時代の多様性・人権・教育 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:権 五定(監修)/鷲山 恭彦(監修)/李 修京(編著)
発行年月日:2019/05/31
ISBN-10:4750348325
ISBN-13:9784750348322
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:346ページ
縦:21cm
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