「やさしさ」の教育―センス・オブ・ワンダーを子どもたちに [単行本]
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「やさしさ」の教育―センス・オブ・ワンダーを子どもたちに [単行本]

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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2019/07/20
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「やさしさ」の教育―センス・オブ・ワンダーを子どもたちに の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大切なのは、見えないものを見ようとすること。例えば子どもが磁石を学ぶのは、磁石について詳しくなるためでもなければ、資質・能力を身につけるためでもありません。磁石を媒介にして、先生と子どもが仲良くなり、子ども同士が仲良くなるためです。自然のいのちとつながるとき、私たちは自己とそれを取り巻く世界を知る。
  • 目次

    はじめに 

    第1章 「やさしさ」とは何か
     1 見えないものを見るために
     2 心を込めて生き物を育てる
     3 「育てる」から「育つ」へ

    第2章 子どものセンス・オブ・ワンダー
     1 「発見ノート」に表れる子どもの感性
     2 子どもの文章の奥にあるもの
     3 仲間の中でこそ感性は磨かれる
     4 なぜ感性を磨くことが大切なのか
    (1)「意義深いなにか」
    (2)センス・オブ・ワンダーの本質
    (3)「いのち」とつながること
     
    第3章 子どもの「やさしさ」にふれる瞬間
     1 「いのち」とつながる子どもたち
     2 人間としての生き方を学ぶ 
     3 仲間と共に生きる喜び
      (1)学校を休んだNくんに届いたFAX
      (2)「いつも周りに友だちがいた」と書いたGくん
      (3)「助け合い」の世界
      (4)Tくんの発見ノート
     4 文章に投影される子どもの生き方

    第4章 「やさしさ」が育つ理科の授業
     1 日本の風土が生んだ「自然に親しむ」
     2 「自然を愛する心情」の本質
      (1)「知らない」ということの恐ろしさ
      (2)「知る」ということの価値
      (3)教師の姿から学ぶ
     3 理科の基本は「よく見る」こと
     4 感性を磨く理科の授業
     5 セレンディピティが生まれる理科の授業
      (1)「周辺」を大切にする
      (2)「やってみなければわからない」という楽しさ
      (3)セレンディピティを生み出すために
     6 地球とつながる理科の授業
      (1)氷から出てくる「もやもや」の追究
      (2)冷たい水はお湯より重いのか
      (3)深層海流の原理につながる実験

    第5章 子どもの心に添う授業づくり
     1 未来を「創造」する教師
      (1)授業に求められる「計画性」と「偶有性」
      (2)子どもの心に添うために 
      (3)「矛盾」で授業は生きる
     2 子どもの心に添う評価とは何か
      (1)子どもを「諒解」すること
      (2)どのように子どもを見るか
      (3)学力は優劣ではなく「個性」
      (4)「目に見えない力」を評価する

    第6章 日本の教育はどこに向かうか
     1 教室で何が起こっているのか
     2 「知」と「情」が一体化した教育を
     3 「学校学」のすすめ
      (1)「朝の語らい」のすすめ
      (2)「子どもへの信頼」のすすめ
      (3)「遊び心」のすすめ
      (4)「感動の追究」のすすめ
      (5)「多様性の受容」のすすめ
     4 学力調査が奪うもの
     5 「最大限の可能性を発揮する場」としての学校
      (1)マララさんのスピーチから
      (2)教育システムの矛盾
      (3)「生きる喜び」を子どもたちに

    おわりに 
  • 出版社からのコメント

    本当に大切なのは、見えないものを見ようとする「やさしさ」。子どもたちのセンス・オブ・ワンダーが輝く授業を創造する珠玉の一冊。
  • 内容紹介

    人間の成長とは、「見えないものが見えてくること」
    小学校の教員を37年間勤め、現在は早稲田大学で教員志望学生を指導している著者が、
    今改めて問い直すのは、子どもが学ぶことの意義です。何のために学校に通い、何のために学ぶのか? その目指すべき姿を、次のように表現しています。

    「誤解を恐れずに言えば、例えば子どもが磁石を学ぶのは、磁石について詳しくなるためでもなければ、資質・能力を身につけるためでもありません。磁石を媒介にして、先生と子どもが仲良くなり、子ども同士が仲良くなるためです。仲良くなるというのは、やさしくなることなのです」

    「やさしさ」とは、私たちの存在が無数のつながりによって成り立っているということに気がつくことです。すべての存在に思いを馳せ、目に見えないつながりを見ようとすること、それが本当の「やさしさ」です。
    そのつながりを体験的に、直観的に捉えることができるという意味で、子どもの頃の自然体験はきわめて重要だと言えるでしょう。自然界には、目に見える現象の奥に、目に見えない無数の関係性や変化などが潜んでいるからです。そして、子どもたちの中にある「やさしさ」を引き出すための鍵となるのが、「センス・オブ・ワンダー」なのです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    露木 和男(ツユキ カズオ)
    早稲田大学教育・総合科学学術院教授。1949年、福岡県生まれ。福岡教育大学小学校理科課程卒業後、神奈川県足柄上郡開成小学校、上大井小学校を経て、1985年より24年間、筑波大学附属小学校に勤務。現在は、小学校の教師を目指す大学生に理科の面白さ、自然観察の楽しさを伝えている。2016年度秋学期早稲田大学ティーチングアワード総長賞受賞。神奈川県自然観察指導員として、毎年、市民を対象に自然観察会を開催。野外での実験教室に特化した「早稲田こどもフィールドサイエンス」の活動として、実際に子どもたちと触れ合う機会も多い。また、全国各地に出向き、理科の出前授業や講演活動を行い、子どもたちが楽しむ理科の授業づくりを追究している

「やさしさ」の教育―センス・オブ・ワンダーを子どもたちに の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:露木 和男(著)
発行年月日:2019/07/08
ISBN-10:4491036136
ISBN-13:9784491036137
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:180ページ
縦:19cm
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