国際化のなかのスキル形成-グローバルバリューチェーンは雇用を創出するのか [単行本]
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国際化のなかのスキル形成-グローバルバリューチェーンは雇用を創出するのか [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2019/06/03
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国際化のなかのスキル形成-グローバルバリューチェーンは雇用を創出するのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本報告書は、各国が自国の人々のスキルに投資することでグローバルバリューチェーンを社会的にも経済的にも最大限に活用できることを明らかにしている。そのためには「政府全体」のアプローチを採用することが不可欠である。各国は、教育、雇用保護法制、移民政策といった、スキルに関連する一連の政策を、貿易、イノベーション政策と結びつけて開発する必要がある。本報告書は、OECD国際成人力調査(PIAAC)による「成人スキル調査」、そしてOECD付加価値貿易データベースに基づく新たな分析を収録し、また各国が先端技術産業に特化するために何を必要としているかを考察している。
  • 目次

     序文
     謝辞
     要約
     用語集
     国名コード一覧

    第1章 グローバルバリューチェーンの便益を獲得するスキル:本書の概要
     1.1 グローバルバリューチェーンは各国に機会と課題を投げかける
     1.2 グローバルバリューチェーンの発展は不確実である
     1.3 スキルへの投資は各国のグローバルバリューチェーンの便益獲得の一助となる
     1.4 OECD諸国の中で最も経済的・社会的にグローバルバリューチェーンの便益を受けていると思われる国はドイツ、韓国、ポーランドである
     1.5 グローバルバリューチェーンへの参加は、特にスキルが伴った場合に生産性を高める
     1.6 スキルはグローバルバリューチェーンが社会的成果に対して及ぼす不利益な影響に対抗する役割を担う
     1.7 スキルを通して競争力を高める
     1.8 認知スキルと学習レディネスはグローバルバリューチェーンのパフォーマンスにとって必須である
     1.9 各国は国民に強力なスキルミックスを身に付けさせる必要がある
     1.10 先端技術産業に特化するには期待されたレベルでパフォーマンスを発揮する労働者プールが必要である
     1.11 スキル特性が先端技術産業の需要に見合っている国は、チェコ、エストニア、日本、韓国、ニュージーランドである
     1.12 教育・訓練システムの質を向上させる必要がある
     1.13 教育・訓練機関と民間部門の強固な協力関係は非常に重要である
     1.14 成人の教育や訓練を促進するために様々な側面を向上する必要がある
     1.15 各国がより良い協力をすることで教育・訓練プログラムのデザインや財政を向上させる
     1.16 インフォーマルに取得したスキルや海外で取得したスキルの認知を向上させる
     1.17 スキル群を有効活用できる政策を促進する
     1.18 政府全体によるアプローチが必要である

    第2章 スキルとグローバルバリューチェーン:利害は何か?
     2.1 各国のグローバルバリューチェーンへの関わり:事実と傾向
      グローバルバリューチェーンの発展を測る
      グローバルバリューチェーンへの各国の参加
      グローバルバリューチェーンにおける各国の位置付け
     2.2 グローバルバリューチェーン、生産性、雇用、不平等
      グローバルバリューチェーンはどのように生産性を増大させるのか?
      グローバルバリューチェーンへの参加がもたらす生産性の増大への影響を評価すること
      グローバルバリューチェーンと雇用
      グローバルバリューチェーンと各国内の不平等
     2.3 グローバルバリューチェーンを最大限に活用するための条件としてのスキル
      スキルはグローバルバリューチェーンにおける各国の比較優位を決めるのに役立つ
      スキルはグローバルバリューチェーンによる生産性の伸びを達成するのに不可欠である
      スキルは国内の企業を多国籍企業と結び付けることができる
      グローバル化による雇用の脆弱化とスキルの持つ意味
      スキルとグローバルバリューチェーンが雇用の質に対して持つ意味
     2.4 要約

    第3章 グローバルな優位性を獲得するためには、どのようなスキルが必要か?
     3.1 経済行動におけるスキル
      スキルの分類法
      成人スキル調査に基づくスキル指標の構築
      各国と産業を横断するスキルパターン
     3.2 多様なスキルの必要性
      輸出実績とグローバルバリューチェーンへの参加のためのスキルの種類の多様化
      産業によって異なるスキル要件
     3.3 グローバルバリューチェーンにおける各国の産業特化の理解
      適切なスキルミックスを持つこと
      相対的スキル賦存の役割
      各国のスキル分散の役割:信頼できる労働者プールを用意すること
     3.4 特化の機会
     3.5 要約

    第4章 スキル政策はどのようにしてグローバルバリューチェーンを形成しているのか?
     4.1 グローバルバリューチェーンへの参加と特化のためのスキル開発
      強力なスキルミックスを開発するための教育・訓練政策
      学習成果をより公平にするとともに、人々のスキルをより可視化する
      高等教育機関におけるアントレプレナー教育と起業支援
      中小企業におけるスキルの強化
      教育機関と民間部門とのギャップを埋める
     4.2 スキルプールの最大限の活用とスキル要件の変化の予想
      適切なマネジメント方針を持つことでスキルを最大限に活用できる
      雇用保護法制は適応や再配置を容易にする
      スキル流動性を妨げない競業避止義務
      政策はスキル要件における変化を予測することができる
     4.3 教育・訓練、イノベーションに対する国家的な協働
      グローバルな教育・イノベーション・研究ネットワークに参加すること
      社会的リターンがますますグローバル化しているときのスキル開発への投資
      移民政策と国際競争力目標を整合させる
     4.4 オフショアリングがもたらすリスクとその意味
      解雇のリスクにさらされている労働者を支援する予防政策と対処政策のバランスを見つける
      成人教育・訓練の障壁を克服する
     4.5 要約

     監訳者あとがき
  • 内容紹介

    グローバル化の進展に伴う生産工程の国際的な分業化(グローバルバリューチェーン)は、労働者のスキルや雇用環境にどのような影響を与えるのか。OECDによる国際成人力調査(PIAAC)や付加価値貿易データを駆使して分析・評価する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    菅原 良(スガワラ リョウ)
    東北大学大学院教育情報学教育部博士後期課程修了。博士(教育情報学)。明星大学附属教育研究機関明星教育センター特任教授
  • 著者について

    菅原 良 (スガワラ リョウ)
    東北大学大学院教育情報学教育部博士後期課程修了。博士(教育情報学)。明星大学附属教育研究機関明星教育センター特任教授。主要業績:『企業研修トレーナーのためのインストラクショナルデザイン』(ダン・チョンシー著、共訳、大学教育出版、2008年)、『構成主義的な学びのデザイン』(G.W.ギャニオン、M.コレイ著、共訳、青山ライフ出版、2015年)、『若者のキャリア形成――スキルの獲得から就業力の向上、アントレプレナーシップの育成へ〈OECDスキル・アウトルック2015年版〉』(経済協力開発機構(OECD)編著、監訳、明石書店、2017年)。

    髙橋 南海子 (タカハシ ナミコ)
    筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了。博士(生涯発達科学)。明星大学附属教育研究機関明星教育センター特任准教授。主要業績:「大学生の就職活動による自己成長感の探索的検討」(共著、産業・組織心理学研究、26(2)、121-138)。

    奥原 俊 (オクハラ シュン)
    名古屋工業大学産業戦略工学専攻博士前期課程修了。修士(情報工学)。藤田医科大学医療科学部医療経営情報学科助教、名古屋工業大学コレクティブインテリジェンス研究所プロジェクト助教。主要業績:「学習リレーションシップに基づいたグループ支援手法の導入と実践」(コンピュータ&エデュケーション、37号、2014年)、『若者のキャリア形成――スキルの獲得から就業力の向上、アントレプレナーシップの育成へ〈OECDスキル・アウトルック2015年版〉』(経済協力開発機構(OECD)編著、共訳、明石書店、2017年)。

    坂本 文子 (サカモト アヤコ)
    東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻言語学専門分野博士課程修了。博士(文学)。横浜国立大学非常勤講師。主要業績:「クメール語の自動詞文の語順」(アジア・アフリカ文法研究 No. 32、アジア・アフリカ言語文化研究所、2003年)、Case-marking of O and S in Khmer(Mon-Khmer Studies No. 35、Mahidol University、2005年)、Attendant word complex in Modern Khmer(Linguistics of the Tibeto-Burman Area No. 33、Vol. 1、LaTrobe University、2010年)。

    神崎 秀嗣 (コウザキ ヒデツグ)
    京都大学大学院医学研究科分子医学系専攻博士課程修了。博士(医学)。秀明大学看護学部教授。CDA、キャリアコンサルタント。主要業績:『最新ICTを活用した私の外国語授業』(共著、丸善出版株式会社、2014年)、「コメディカルに必要なキャリア教育とリメディアル~看護師を中心に~」『キャリア形成支援の方法論と実践』菅原良、渡部昌平、松下慶太、木村拓也、神崎秀嗣 編、東北大学出版会、2017年)。『若者のキャリア形成――スキルの獲得から就業力の向上、アントレプレナーシップの育成へ〈OECDスキル・アウトルック2015年版〉』(経済協力開発機構(OECD)編著、共訳、明石書店、2017年)。

    松下 慶太 (マツシタ ケイタ)
    京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。実践女子大学人間社会学部准教授。主要業績:『デジタル・ネイティブとソーシャルメディア』(教育評論社、2012年)、『キャリア教育論』(共著、慶應義塾大学出版、2015年)、『ネット社会の諸相』(共著、学文社、2015年)『若者のキャリア形成――スキルの獲得から就業力の向上、アントレプレナーシップの育成へ〈OECDスキル・アウトルック2015年版〉』(経済協力開発機構(OECD)編著、監訳、明石書店、2017年)。

    竹内 一真 (タケウチ カズマ)
    京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(教育学)。多摩大学グローバルスタディーズ学部専任講師。主要業績:「短期日常業務型インターンシップにおける就職への効果」(Quality Education、6、2014年)、『プロフェッションの生成と世代継承』(共著、ナカニシヤ出版、2014年)、「伝統芸能の教授関係から捉える実践を通じた専門的技能の伝承」(質的心理学研究、13、2014年)。『若者のキャリア形成――スキルの獲得から就業力の向上、アントレプレナーシップの育成へ〈OECDスキル・アウトルック2015年版〉』(経済協力開発機構(OECD)編著、共訳、明石書店、2017年)。

国際化のなかのスキル形成-グローバルバリューチェーンは雇用を創出するのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:経済協力開発機構(OECD)(編著)/菅原 良(監訳)
発行年月日:2019/05/30
ISBN-10:4750348481
ISBN-13:9784750348483
判型:B5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:193ページ
縦:26cm
その他: 原書名: OECD Skills Outlook 2017:SKILLS AND GLOBAL VALUE CHAINS
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