「核の忘却」の終わり―核兵器復権の時代 [単行本]
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「核の忘却」の終わり―核兵器復権の時代 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/07/02
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「核の忘却」の終わり―核兵器復権の時代 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    かつてオバマ前米国大統領は「核なき世界」を唱え、専門家の間でも「核の忘却」が語られた。しかし近年、核兵器は復権しつつある。しかも冷戦時代とは違い、地域や相手によって異なる認識枠組みが必要だ。本書は練達の安全保障研究者が核戦略・核抑止の論理をさまざまに検証し、最後に日本に突き付けられた課題を明らかにする。核兵器を「絶対悪」と見なす者も、核兵器の役割を評価する者も、どちらも避けては通れない第一級の議論。
  • 目次

    はじめに

    序章 「核の復権」の現実[高橋杉雄・秋山信将]
     1 核をめぐる二つの知的方向性
     2 核兵器の「復権」
     3 本書の論点

    第1章 米国――核抑止戦略の再構築[高橋杉雄]
     はじめに
     1 冷戦期の核戦略をめぐる戦略的前提
     2 冷戦終結と核戦略をめぐる前提の変化
     3 プラハ演説から「核の復権」へ
     4 核兵器「復権」後の核戦略の課題
     おわりに

    第2章 ロシア――ロシア版「エスカレーション抑止」戦略をめぐって[小泉悠]
     はじめに
     1 宣言政策と運用政策
     2 「非対称戦略」としてのロシアの核ドクトリン
     3 核戦力整備の実際
     おわりに

    第3章 中国――「最小限抑止」から「確証報復」への転換[神保謙]
     はじめに――「非対称な均衡」の維持か脱却か
     1 中国の核戦力――「最小限抑止」から「確証報復」へ
     2 米中の核関係――暗黙の「戦略的安定性」の形成
     おわりに

    第4章 NATO――「核の忘却」の終焉?[戸﨑洋史]
     はじめに
     1 在欧戦術核撤去問題――1991~2012年
     2 対ロ抑止態勢の強化――2013~2016年
     3 トランプ政権とNATO――2017~2018年
     4 核態勢強化と脅威低減の課題
     おわりに

    第5章 インド・パキスタン――「抑止のための兵器」の20年[栗田真広]
     はじめに
     1 パキスタンの核戦略・核態勢
     2 インドの核戦略・核態勢
     3 「核戦争遂行」との距離
     おわりに――抑止の安定性をめぐって

    第6章 核管理とサイバーセキュリティ[土屋大洋]
     はじめに――サイバー戦場の霧
     1 サイバースペースと情報技術
     2 ハイブリッド戦争と戦略的安定性
     3 堅牢なシステムの追求

    第7章 「秩序の兵器」としての核と分裂する世界[秋山信将]
     はじめに――核と国際政治を考えるための枠組み
     1 核兵器の存在を規定する要因
     2 「秩序の兵器」としての核
     3 核兵器をめぐる新たな国際環境
     4 核と道徳性――核をめぐる世界の分断
     おわりに

    終章 日本――世界で最も厳しい安全保障環境下での核抑止[高橋杉雄]
     はじめに
     1 拡大抑止に関する日本の宣言政策
     2 北朝鮮に対する抑止
     3 中国
     おわりに

    著者紹介
  • 内容紹介

    北朝鮮の核問題は解決にいたらず、米ロ間では緊張が高まっている。いま、地域や相手にあわせた新しい核戦略論が必要とされている!

    かつてオバマ前米国大統領は核廃絶を唱え、専門家の間でも「核の忘却」が語られた。しかし近年、核兵器は復権しつつある。しかも地域や相手によって異なる認識枠組みが必要だ。本書では米中ロや欧州・南アジアそれぞれの核戦略、サイバーセキュリティと核兵器、核兵器による「世界の分裂」、そして日本にとっての核抑止を論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    秋山 信将(アキヤマ ノブマサ)
    コーネル大学公共政策修士課程修了、一橋大学より博士(法学)を取得。広島市立大学講師、日本国際問題研究所主任研究員、在ウィーン国際機関日本政府代表部公使参事官などを経て、一橋大学大学院法学研究科教授、専門は国際政治学、安全保障論

    高橋 杉雄(タカハシ スギオ)
    早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、ジョージ・ワシントン大学政治学修士課程修了。防衛省防衛研究所助手などを経て、防衛省防衛研究所政策シミュレーション室長、専門は安全保障論、日米同盟
  • 著者について

    秋山 信将 (アキヤマ ノブマサ)
    秋山 信将(あきやま のぶまさ) 
    コーネル大学公共政策修士課程修了、一橋大学より博士(法学)を取得。広島市立大学講師、日本国際問題研究所主任研究員、在ウィーン国際機関日本政府代表部公使参事官などを経て、現在:一橋大学大学院法学研究科教授、専門は国際政治学、安全保障論。主著:『核不拡散をめぐる国際政治――規範の遵守、秩序の変容』(有信堂高文社、2012年)、『NPT――核のグローバル・ガバナンス』(岩波書店、2015年、編著)、『日米安保と自衛隊(シリーズ日本の安全保障2)』(岩波書店、2015年、共著)など。

    高橋 杉雄 (タカハシ スギオ)
    高橋 杉雄(たかはし すぎお) 
    早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了、ジョージ・ワシントン大学政治学修士課程修了。防衛省防衛研究所助手などを経て、現在:防衛省防衛研究所政策シミュレーション室長、専門は安全保障論、日米同盟。主著:『日米同盟とは何か』(中央公論新社、2011年、共著)、『アジア太平洋の安全保障アーキテクチャ――地域安全保障の三層構造』(日本評論社、2011年、共著)、『アメリカの外交政策――歴史・アクター・メカニズム』(ミネルヴァ書房、2010年、共著)など。

「核の忘却」の終わり―核兵器復権の時代 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:秋山 信将(編)/高橋 杉雄(編)
発行年月日:2019/06/20
ISBN-10:4326302801
ISBN-13:9784326302802
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:22cm
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